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しくマルハチ「激安、ポイント5倍」「進化する地醤油」?(滋賀県東近江市)

本日は【お知らせ】以外に、午後にもう一本アップ予定
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しくマルハチ

滋賀県東近江市東中野町4-21
℡0748-22-1100

改装開店日 2010/03/25
訪問日    2010/04/24
20100424

「激安」「ポイント5倍」などのハデな外観が目立つ店。
いつもなら通り過ぎるが、看板の端に「進化する地醤油」の文字。
店内に入ると、ディスカウント風な酒売場に混じって、特別栽培米の量り売り(玄米)や こだわり商品なども品揃え。週一回は「有機栽培・無農薬野菜」(表示ママ)の販売もされている。
コーナー化されていた醤油のラベルを見ると、製造場所がこの店の住所。
この醤油ラベルのデザインを草津サティで見たことがある。ここの醤油だったのか。

店の方が声をかけてくれたので、いつもの「質問(コレ・アレなんですか?)」をしようとするが、先方より次々と宣伝文句が飛び出てくる。
「そちらの食品は」「そちらの野菜は」「そちらの飲料は」店内の商品を紹介というか売り込み。質問魔の食彩賓館が受身に回ってしまうほど。

一段落した後に醤油の質問をすると「主人がやっているので。ホームページにいろいろありますよ」とスルーされてしまった。ご主人は観劇にいかれたそうで。

マルハチ醤油醸造元 しくマルハチ
〒527-0013 滋賀県東近江市東中野町4-21 
℡0748-22-1100

ということで、店の隣に蔵っぽい施設がある。というか、醤油醸造しているところに店舗があるといった方が良い。蔵の造りと店の造りのギャップがなかなか。
とりあえず、濃口醤油を購入しようといろいろラベルを見ると、すべてアルコールが入っている。大豆は丸大豆ではなく、脱脂加工大豆。いつもなら、「ふ~ん」で終わるが、今回は「進化」が知りたい。
何故進化するのかホームページから抜粋すると、
「マルハチ醤油は平成12年から特級仕様(T.N値:1.5以上)から特選仕様(T.N値:1.65以上)に、更に平成17年から超特選クラス(T.N値:1.815以上)に迫るT.N値:1.8近くまで上がり、もう一段上を目指しています」
ということで「進化」という表示をされているようですね。
再仕込醤油よりも濃口本醸造を好んで使うので、食彩賓館の好みということではありませんが、醤油も原材料だけで判断してはいけないということは理解できました。
(食彩賓館醤油コレクションのフォトアルバム)
・2008/07/10醤油のこと
・2008/07/13マグロ中トロ&赤身と醤油
・2008/08/13南蔵 知多半島武豊町の醤油蔵

・2009/02/07伊藤商店 傳右衛門の蔵訪問
・2009/02/27
紫峰(柴沼醤油)
・2008/03/28那智勝浦町「ふじの醤油」訪問(和歌山県)
もともと、醤油醸造所があった場所は
NPO法人  とまれ
滋賀県東近江市西中野町3-14-2
℡0748-20-0800

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醤油蔵を改造したランチとかお菓子を出すレストランがあります。

その奥に煙突が立っている。先が少し曲がっているのがわかるでしょうか。文化庁の有形文化財登録。
旧醸造所の前にはいろいろな備品があって楽しめる。
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ちょっとした寄道で、いろいろなことを知った東近江の夕。
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●資料
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