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ジャスコ京都五条店(イオンモール 京都ハナ)でデジタルサイネージ確認と京野菜購入

昨日の記事から続く
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ジャスコ京都五条店
(イオンモール京都ハナ)
京都市右京区西院追分町25-1
℡075-326-8701

訪問日 2010/06/12

京都ハナのホームページ新規orリニューアルオープン店舗案内
・2月~6月専門店を順次入替・改装そして6/18に「リニューアル 全面オープン」
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京都ハナのジャスコ京都五条店には(食彩賓館でも紹介済みだが)10台のデジタルサイネージが導入されている。めったにジャスコへ行かないので、通りがかったついでに確認してみることに。
イオンのデジタルサイネージの取組みをネット情報お拾いでおさらい。
・2008年5月ジャスコ津田沼店でデジタルサイネージ実験開始。
・2009年6月1日30店舗に“イオンチャンネル”デジタルサイネージ300台導入。2010年春までに全国250店(2500台)へ導入計画。
・認識効果が上がるのはレジ前。並んでいる時に立ち止まって見るため。
 (売場では認識効果が出ないという調査結果)
・端末の画面下部を170cmの高さに設置。
 (首を上に向けずにすむことと、前の人の頭が邪魔にならない)
・15秒CMが最適。動画・静止画・音声を組み合わせる。
・嗜好性の高いものほど効果が高い。(○ヨーグルト、×ガム)

さて、レジ前のデジタルサイネージを見ていて思ったのだが、「おおっ これは良い。買おう」となると、レジから離れてその場所まで行かないといけない。かといって全レジ前エンドにすべてのデジタルサイネージ宣伝対象商品を置くのは難しい。売場に設置しても認識効果が少ないということはわかっているので、今後、デジタルサイネージで扱うコンテンツと売場・商品との連携が課題でしょうか。
で、食彩賓館は思った。
レジに並ぶと、いち早く、デジタルサイネージ付近に設置されたバーコードスキャンがお客の購入商品を感知。それに合わせたコンテンツ(より詳しい商品説明やレシピなど)を放映する・・・・・
これだと、購入促進にはならないね。
やっぱり、レジ付近だと、サービスの周知(葬祭、音楽ギフトカード等)や、販促(5%引セールやギフトなど)、イオンのイメージアップCMなど次回の来店を促すもの中心になってしまうのはいたしかたないか。
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せっかくなので売場も見ることに。
惣菜と青果を右側に配置したダブルトラック(ダブルコンコースタイプ)。これについては以前、語っているのでそちらを参照願います。
京野菜コーナーを設置。その他京都商品をコーナー化。出店地域の産品コーナー化はどこのジャスコでもやっているので、特に目新しさはないが、京都だけにいろいろ面白そうな商品があるかなと思いチェック。遠征時のジャスコ訪問はこれが楽しみ。でも特に感想はない。

鮮魚売場を見ていたら本マグロ 中トロの刺身スライス(100g798円)がツマ無しで商品化されていた。350円バイキング(3P980円)はツマあり。本マグロのサクをスライスした時間に、ツマが無くなったのか、それとも最初からそうなのか(ツマ不使用)は不明。こういうところに興味がある食彩賓館です。
作業場が良く見えるのでいろいろ確認([E:happy01])。刺身調理室と生魚調理室は区分けされているが、扉は開きっぱなし。さらに、さすがのイオンも生食調理用エプロンと普通の作業のエプロンは区別されていないようだ。もっとも、掃除用のエプロンつけて刺身とかスライスしているスーパーもちょくちょくみかけるので、まだ刺身調理室を分けているだけマシと思う。
あと、こういった作業場を見せている店で注意したいのは、トレーや作業室内の整理整頓。食彩賓館は整理整頓のできていないスーパーは商品管理(売場・商品作り・衛生管理)もできないと判断しています。何回も書くけど「見せる」なら「見せるにふさわしい」作業場と作業を心がけてほしい。(注:この売場のことを言っているわけではなく、スーパー全体のこととして言ってます)
「おおっ」と立ち止まったのは「海のエコラベル」のコーナー。12尺弱5段で手切り品を含めて展開。以前はオープンケース最上段にちょこっとだけだったのに。久々に来ると目新しいモノを発見できる。でも紅鮭メイン。塩サバもチョコっと。本部・バイヤー受けは良いかもしれないが、お客の支持はどうなのかな? 
それ(エコラベルコーナー)よりも隣の300円均一の干物の箱売りコーナーの方がなかなか迫力あってよろしいかと。
売場奥の通路前、冷蔵平台が設置されていないかわりに、パレットの上、箱直積みで「アウトレット商品コーナー」設置。ディスカウント店で置かれていそうな商品をいくつか販売。「ノーシン」という頭痛に効きそうな韓国メーカーのラーメンを購入。
精肉では「バックリブ」コーナーが目新しい。“スペアリブ(骨付きバラ肉)”に対して“ロース側”の骨付き肉を「バックリブ」として提案。上から見ると“スペアリブ”だが、肉を横から見ると脂肉が少ないのがわかる。「タテ横タテ横」で組み合わせて並べたらわかりやすいと思うが。
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タスマニアビーフは良い商品だと思うが、国産牛(交雑種)との比較購買となるとなかなか売るのが難しい商品。飼育期間も長く、きっちり管理されているので良いと思うんだが、購入したことが1回しかない。
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●購入商品
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・「白きゅうり」。京野菜コーナーで購入。「酢の物で」という提案だったが、サラダにして食べる。なかなか良い。(「どう良いんだよ」という突っ込みが来そうな書き方が“食彩賓館流”)
・「赤ほうれん草」保存方法が表示されているのは良いアイデアと思います。サラダで食べた。シュウ酸を感じることもなく、サラダでも食べやすい。また見つけたらリピートすると思う。
・「バッグリブ」。なかなかボリュームがある。骨付きなので、購入する側にとって歩留まりが気になる。小父さん的には脂の多いスペアリブよりもこっちが良い。
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・「ユッケジャン」のカップ麺。韓流好きの妻へお土産。麺もスープもまっかっか。
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京都市が取り組んでいる「一升瓶とビール瓶回収」置場がモール内に設置されていた。たしか大黒屋でも見た。イオンモールKYOTOでは気づかなかったなあ。
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