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“オネスト系”ツルヤ上田中央店に行く(長野県上田市)

ツルヤ上田中央店
長野県上田市中央6-40-10
℡0268-23-8711
開店日 2010/06/15
訪問日 2010/07/10
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ツルヤ上田東店を閉店して、「上田中央店」として移転新築。
●閉店 ツルヤ上田東店
長野県上田市常田3丁目418-1
℡0268-23-8711
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中部地区の人はカネスエのレイアウトと売場配置、売場作りをイメージしてもらうと良い。壁回りの冷凍ケース(カネスエ)以外、ほぼ同じです。ただし、オネスト表示はカネスエよりも少ない。
ツルヤ、カネスエ、オーケーを食彩賓館では「オネスト系店舗」と呼んでいます。
“正直”という意味ではなく、“良く似たレイアウトと売場作りをしている”ということで。
カネスエはオーケーをうまくモデリング。競合店に負けない店を創りあげつつあると思っている。
さて、ツルヤ上田中央店。
入ると長い青果のオープンケースが続く。愛知県人には見慣れたカネスエ景色。突き当たりのマグネットが大根、キャベツ、白菜なのも同じ。きちりとした商品作り、虚飾のないPOPコメント。このあたりの“静かさ”がカネスエやオーケーとの違い。
レタスなどは下に氷を敷いている。品質管理上はどうなんだろうと思うが、冷涼感を出すには氷がイチバン。ただし、ひっきりなしに交換しないと見苦しくなる。
やたら鮮度良く見える鮮魚の丸魚は、照明が良いのか、処理(冷塩水等)が良いのか。ドリップもなく、テカテカに光っている。
刺身の単品はツマ無し。そういえば、長野のスーパーはツマを使用しない店が多い。盛合せはどこも使っているが、単品はツマ無し独身タイプ(笑)
精肉もきちっとした商品作りと陳列。見事です。
日配はPB中心に地元商材と合わせて品揃えを確認。くどくない程度にPBをメインに販売。カテゴリーによっては地元商品を下段に配置するなど、棚割も推考されているなあと勝手に想像。
見切り品をケースの端に集めて処分しているが、下記のようなPOPを掲示していた。
・売場主任が細心の注意でチェックし ほんの少し見劣りするもの、半端なものなど、決して心配のない品質の品をご奉仕いたします。
「日付の古いもの」ということではないらしい。
見ごたえのある和日配コーナーを端から端まで見せていただき、いくつかPB中心に購入。
ツルヤのPBでは漬物関係が気に入ってます。

洞穴形式になった段ボール置場とお客様のご意見看板を見て、さらにエコの取り組み看板に感心して退店。
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質の高いスーパーだと思います。
食彩賓館的印象
総合     ★★★★☆
装飾・備品★★★☆☆
品揃・商品★★★★☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★★☆☆
(惣菜とベーカリーのフードカバーに敬意を表す)
価格(当日)★★★☆☆
サービス  ★★★☆☆
リピート  ★★★☆☆
視察向け ★★★☆☆
上記の★☆の説明はこちら
●購入商品
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・やたらと安いバナナ。モヤシも低価格。「村育ちもやし(おそらくサラダコスモ)」と区別して販売。
・リンゴゼリーは土産物屋さんで見たことがある。確か、420円だったと思う。ツルヤは298円。
・当日はPBヨーグルトよりもこちらの高原ヨーグルトをメインで販売。
・CGCの「森林そだち」卵を特売していたので購入。

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・PBというよりもSBだが、裏面の販売者のところに「ツルヤ」と表示されている。農産物は「村育ちブランド」としてアピール。
・浅漬の素も、裏面の販売者の上に「ツルヤ」と書かれたシールを貼っただけ。3_20100710 
・長野名物の「塩漬けのイカ」。しっかり塩抜きしたつもりだが、それでも塩辛い。
・「すぐり」のジャム。ツルヤ自慢のジャムは品種の多さがウリ。
・ツルヤの「食べるラー油」は家族に、特に娘に好評。辛いものが苦手なのに、これは「おいしい~」と目をハートマークにして食べてます。
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・298円のスペイン産ワイン。ワールドカップで優勝したことだし、記念に購入。安いワインは購入する度に懲りているはずだが(笑)
・ベルギービールの発泡酒。低価格。
・おにぎりは低価格商品をお試し購入。
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●ツルヤに関する食彩賓館記事
・2009/6/1長野市「ツルヤ長野南店」で買物多数