長崎屋岸和田店
〒596-0006　大阪府岸和田市春木若松町21-1　ラパーク岸和田
℡072-433-3810
改装開店日　2010/07/31
訪問日　　　　2010/10/02

ドンキホーテによる初の会員制ストア「WR岸和田店・2010/10/04WR岸和田店で日本型ﾎｰﾙｾｰﾙ」のオープンを確認がてら長崎屋の食品フロアの改装へもチョコ停(ちょこっとだけ訪問)する予定が、結局ドカ停になってしまい、後の予定が狂ってしまった｡
長崎屋で何を見ていたかというと、各売場の｢鮮度宣言｣｡さらに「コトPOP“風”な表現」をマネリング(モデリングとは違う食彩賓館造語)した表示を眺めていたから｡
MEGAドンキのような｢安値宣言｣という低価格強調表示がメイン。でも、鮮魚売場の対面コーナーで40～50cmのコブ鯛が飾られていた｡コブ鯛は金沢近江市場で見て以来｡ちょっと見直す、というよりは、もしかすると長崎屋社従業員の想いが入っているのかなとも感じた｡
関西のGMS食品売場のパワーはそりゃスゴイ｡繁盛店に行くと、とてつもないボリュームで売場作りしていたり、地元の人気商品をきっちり提案していたりするので見所が多く楽しめる｡
同じ企業であっても繁盛店でない店舗へ行くと、悲惨(?)な光景が広がる｡そういったギャップもまた楽しい。
長崎屋岸和田店はWRオープンの恩恵を受けているのかそこそこ繁盛｡
そんなことよりも｢低価格｣をアピールしている店が、｢鮮度宣言｣と「コトPOP“風”な表現」をしているのが面白い｡
M先生の指導店舗・企業と比較すると、こういったマネリング企業との違いは歴然とまでは言わないが、どうしても｢付焼刃｣的印象を受ける｡
“コトPOP・コト提案”は奥が深い｡正しい指導を受けて、企業内で切磋琢磨されて“技(コト表現・売場)”を磨きぬいた企業のPOPコメントや売場提案には惹きつけられる｡立ち止まって文章と売場作りに感心してしまう｡ついつい購入してしまう｡
対して、マネリング(真髄を知らずに、店舗調査や本など、講演会などで得た知識だけで、ただ実施状況をいびつに模写)したPOPは商品の見せ方、売場作り演出の邪魔になるだけ(おおっ　言い切った｡また敵を作ってしまった～[E:crying])｡
やるなら｢マネリング｣じゃなくて｢(心理学的意味での)モデリング｣をしないと｡完全模写ですな｡店ごと、売場ごと、商品も｡
部分的に表示などのマネリングをするから、店舗内の他の売場や装飾との調和・調整がとれなくなる｡
いや、長崎屋社のことではないですよ｡一般論です([E:happy01])　誤解なきよう｡

　「なんで　そんな偉そうなことをオマエに言われなくちゃいけないんだっ!!」と思われた方へ｡

　「休みの日に自腹で、毎週一回、朝から晩まで3年以上店舗訪問を継続して、実際に買物していると、いろいろ見えてくるものがあるんだよっ｡ちょっと言いたいだけだよっ」と小さな声で発言｡

とはいえ、確かに最近、偉そうだなあ｡自分でもそう思います｡反省はするが改心はしない｡
もっともっと、客として楽しくスーパーマーケットで買物したいだけ｡
不快な思いをかけていたら申し訳ないです｡そういった方はクレーム・嫌がらせやご自身のブログやSNS・2ﾁｬﾝﾈﾙでの非難等ではなく、密かに食彩賓館から退店してください｡アクセス数を誇るのが目的ではありません(励みにはしているが)｡
　

　こういった言い訳するのも、まだまだ自信を回復していない証拠と思っています｡
批判・非難だけでなく、ホメ殺しも笑って受け入れていた自信満々な昔が懐かしい。
｢食彩賓館｣で日頃の欲求不満を解消してはイカンなあ。

　さて、長崎屋の話に戻ります。
加工食品で確認しておきたかったのは「食味保証」。中の島ゴンドラ各カテゴリー毎にコーナー化してアピール。これ面白い提案方法だなあ。一見の価値ありです。どうやって保障するのかはすでに食彩賓館で案内済みの「レシートと2/3以上の残品があれば返金してくれる」という新サービス。「食べたことがない商品でもお試し感覚でお気軽に」ということだが、2/3以上残っている商品を持って来いと言われてもねえ。
食味保証提案商品からは、泉州らしい「水茄子カレー」を購入。「化学調味料　無添加」っていう表示に思わずクスっと。

あとは「安値宣言」と表示しながら5食ラーメンが「31%引で358円」という表示。元の価格はいったいいくらなんだ？　と　思わず計算してしまった。

●購入商品

・2本100円の500mコーラ社のペット飲料バイキングにするか迷って、こちらの1.5ﾘｯﾄﾙ入りの特売を選択｡子供へのお土産｡
・水茄子カレー｡おおっ。こういう　素晴らしい商品も品揃えしているんだ｡MEGAとの違いだなあ｡なかなか美味しい｡食彩賓館「野菜カレー部門ランキング」では京野菜カレーに次いで第2位となりました｡
・定番の伊藤園ペット飲料は98円だが、見切りの「ほうじ茶」は58円。定番のペット飲料はもう少し価格を下げてもよいかな。
・ドンキPBの「情熱価格」缶チューハイを記念購入。滅多にドンキへ行かないので。

●食彩賓館的印象(2010/09/29改訂)
　(評価ではありません)
総合　　　  ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★☆☆☆　
売場作り　★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★★☆☆☆
サービス　 ★★☆☆☆
リピート　　★★☆☆☆
視察向け　★★☆☆☆
繁盛感　　 ★★☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら
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