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バロー真野店(滋賀県大津市)。北陸からの鮮魚を探す。

 10日以上前の話。新店オープンからも20日以上経過、すでに既存店。
新店ウォッチャーの皆様に笑われることを承知で今頃アップ[E:happy02]
 「バロー社で琵琶湖の西側に出店した最初の店舗なので是非見たい」と思ったわけではなく、園城寺(三井寺)まで参拝したついでに近くの日吉大社へ参拝。さらにナビで見ると西教寺も近い。西教寺まで行くと、今度はナビに登録したサンデイ大津衣川店の新店マークが気になる。そうすると、サンデイ大津衣川店からバロー真野店まではほんの数キロの距離。
ということで、バロー真野店まで来てしまった。
途中、大型トラックの故障渋滞などもあり、午後の計画に支障をきたすのだが、結果的にバロー真野店訪問は楽しめたので、それはそれで良しとする。

バロー真野店
〒520-0232 
滋賀県大津市真野六丁目7番1号 
℡077-571-1700
(北欧倶楽部、リトルマジック、リラクゼーションくらぶイヤシス、ドラッグユタカ)
開店日 2010/12/02
訪問日 2010/12/11

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敷地面積 12,269.9㎡ 
 建築面積   4,101.79㎡
 延床面積  3,916.95㎡
 店舗概要  SM売場 1,694.59㎡
          共用面積   124.60㎡
         テナント 1,104.08㎡
         バックヤード   864.69㎡
         その他   128.99㎡
         合 計  3,916.95㎡
 専門店 マジック(クリーニング)、イヤシス(リラクゼーション)、
      滋賀銀行、ドラッグユタカ
 営業時間 午前10時~午後9時
        (日曜日は午前9時30分~)
 投資金額     14億円
 年間売上目標 16.5億円

 琵琶湖大橋東岸にはバローピエリ店(守山市9/19撤退・食彩賓館記事2009/9/21)があったのだか、閉店して、対岸の琵琶湖大橋西岸に新店としてオープン。ピエリはNSC(ショッピングモールの規模についての食彩賓館記事はこちら)と呼ぶに相応しい規模(mallと自称しているが食彩賓館的にはNSC)だったが、真野店はドラッグユタカとの出店。バロー社はNSCやモールといった大規模施設の核店舗としてよりも、ドラッグストアやアパレル専門店との出店が良く似合う。
真野店も得意な500坪タイプ。
ただし、近隣には飲食、アパレル、ディスカウント、アミューズメントと揃っていて、「後付NSC」としての機能は持っている。
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ネックはイズミヤスーパーセンターや平和堂アルプラザなどの大型店に近いこと。
店舗南部方面から琵琶湖大橋西岸を通過してバロー真野店に向かうと、平和堂やイズミヤを越えて来店してもらわなければならない。
逆に北部から来ると、店舗へ右折入場不可になっている(もっとも店舗北側の信号で右折すればよいのだが)。
そういった恵まれているとは思えない競合・道路環境ながら、結構、集客しているのはさすがバロー社。
  さて、店内。いつものバロー社の風景が広がります。「毎日が特売日」の表示も。
青果売場の一角で「おいしが うれしが」というシールが貼付された地場野菜コーナーを設置しているが、生産者持込商品ではない様子。最近、強化しているのか、しっかりと地場野菜コーナーをアピールしている。
その他野菜は主力商品中心にいつもの低価格販売。これだけ毎日続けられるというのはなんとも大変な努力だと思います。元青果担当として頭が下がります。
 さて、目当ての鮮魚売場。最近、バロー社の鮮魚売場はなかなか面白い。店によって当たり外れがあるというよりは、担当者の意志や地域的な事情(海に近い等)があるようで、行ってみないとわからない。この「行ってみないとわからない」というのは普通の買い物客にとってはありがたくないのだが、食彩賓館にとっては大変楽しみ。
鮮魚売場で「氷見 ブリ」と表示された大きなハッポースチロールケースを見た時は「うひょ~」と、思わずスキップ。売場の方に確認すると、案内された場所は養殖のブリコーナー。
残念ながら氷見産のブリは予約しないとアカンらしい。ケースだけかと少しガッカリ。
氷見産寒ブリはないものの、その他北陸の魚の品揃えが結構良い。とはいっても、関西で多く見かける「鮮魚の強いスーパー」という雰囲気ではない。バロー社としては、もっというと食彩賓館が普段使いしている自宅近所のバロー社店舗よりは、という印象です。
ちょっと気になるのが、鮮魚オープンケース平台の陳列ライン。「このラインより上に商品を置かないでください」というメーカーが配慮した表示よりも高く、というか、わざわざパックを立てて、冷風の噴出し口を背もたれにして陳列。この店の担当の方のクセのようです。(この方法、食彩賓館では“コーヨー式”と呼んでいます)
 精肉売場の和牛は、以前のように無理して近江牛を販売することなく、バロー社お得意の飛騨牛。その方が良いと思います。新店オープン時以外に飛騨牛を購入できるほどお小遣いの余裕はない。よってスルー。
豚肉半額セールを実施していたが、半額前の元の価格はバロー社定番価格。こういった半額セールは「普段販売している価格から」というのがルール。バロー社の国産豚肩ロースは普段こんなに高かったかなあ? と、ちょっと首をひねったが、購入しない客は文句のいう資格なし。ということで、こちらもスルー。
 スルースルーしていたら購入品無しで惣菜売場まで来てしまった。昼食用の助六寿司<ハーフ>とコロッケを購入。本日の昼食は176円也。
しかし、出入り口のゲートは見苦しいな。嫌いです。この件は以前の記事にアップしたので割愛。
●購入商品
・48円のPBペットウーロン茶を購入し、レジに行こうとしたら、お~いお茶濃い味だけを低価格で販売。競合店対抗価格だろうか。特に表示してなかったので理由は不明。最近、お~いお茶レギュラーを含めて、他店でも70円代の特売が目立つ。
・コロッケは久々に購入。冷めているがこの価格での販売継続は立派。でも、以前は野菜コロッケだと思ったが、コーン主体のコロッケに変わっている。味のちぬやの商品だと思うが、POPの品名は「ポテトコロッケ」。たしか藤枝店出店の時くらいから変わったように思っている。勘違いかも知れないが。
バラ売り商品は、ショーカードにもアレルギー表記するようになった。原材料まで表記していただくと嬉しい。さらに原料の原産国表示もしていただけると非常に嬉しいのだが。
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レジ通過。
バロー社のレジチェッカー担当は、なかなか達者な人([E:happy01])が多いのだが、新店に行くと、不慣れな為か、皆さんレジ待ち中に空中を睨んでいる(ように見える)ことがある。
今回、通過したレジのチェッカーさんは、「このようにしてください」と教えられた通りの見事な接客対応でした。基本的な作業だけでなく、きちんと笑顔をそえてお出迎え&お見送り挨拶ができて、金銭の受取&受渡しにも品がある。さらに読み上げも丁寧。おもわず「(名札を見て)○○さんイイですねぇ」と誉めたら、「ありがとうございます」とニッコリわらって答えてくれた。でも、後で考えると食彩賓館が接客のことを誉めたつもりなのに、聞きようによっては違うことを誉めたと勘違いされていないかと、ちょっと心配になる。
笑顔の作り方から判断して、おそらく、新店と同時にチェッカーになった人だと思うが、このまま慣れてダメになってしまうのか、それとも洗練されてくるのか、大事な時期。見本になるようなチェッカーが近くにいると伸びると思う。
腕の良い職人肌の生鮮担当も大事だが、こういったナイスなレジ担当がいてくれた方が店長としては助かる。
・・・・・派遣社員じゃないよね? ([E:coldsweats01])

●バロー社の記事
 (リンクは こちらのページにあります)