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阪急オアシス箕面店(リニューアル・大阪府)と宝塚山手台店(5月オープン・兵庫県)


㈱阪食 阪急オアシス箕面店

〒562-0045大阪府箕面市瀬川5-1-1
℡0120-807337
改装開店日 2010/12/07 
訪問日     2010/12/18

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 ここのところの阪食社の新店・改装店舗訪問が非常に楽しみ。
かっては“置いてるだけ”のような印象の店舗だったが、きちんと売り込みをしている。
問題はノロウィルスが猛威をふるっている最中なのに、オープンキッチン・使い捨て手袋の使用方法などの衛生的配慮不足。こういったことを見ないで賞賛する業界人が後をたたず、非常に情けなく思っています。(思っていても面と向かって書けないのだとは思うが([E:coldsweats01]))。
スーパーで働く人、スーパーを利用している人は、価格のことや商品の美味しさだけでなく、そういった衛生面の配慮にも注意して利用店を決めたり、意見を言ってもらいたいと思います。
安全・衛生は食に携わる者にとって基本中の基本です。とは、いっても、衛生事故が発生するほどの心配があるということではありません。このあたり、利用する客が判断すれば良いと思います。
それはさておき([E:happy01])、今回の記事は衛生的なことを抜きに記したいと思います。

この店は数回訪問しています。なので、入店してびっくり。食彩賓館の記憶にある箕面店とは大きく変わっていました。
配送コンテナ利用した青果売場はもちろん、入って左側に配置された米売場が良い。こういう見せ方があるのかと関心・歓心・感心。
次いで、例の青果計り売りコーナー。今までのナッツや葉菜類、ミニトマトなどの他、樽のディスプレイを使用した味噌の量り売りを導入し、ジュースバーとイス3席を設置。
良く考えている。対面コーナーなので人を貼り付けなくてはならない。ならば量り売りでコーナー化ということですな。
食彩賓館からリクエスト。先日の京都錦市場の漬物屋さんみたいな漬物量り売り、プレミアブランドの焼酎やワインの小瓶での量り売り、醤油・ソース・塩の量り売り、グローバルキッチンみたいな面白ネーミングの珈琲豆を実施してもらいたいのだが。どう?。
ついでに塩や醤油、花かつお・・・あら 昔に戻っちゃった[E:confident]
青果オープンケースを見ると「198円均一有機農産物」コーナー。ぅわぉっ![E:happy02] これは考えたな。全国初? (といっても関東以北は今年行ってないが)じゃないか。高い印象のある有機農産物を198円という買いやすい価格(でもないが、有機農産物は200円を超える売価が多い)に均一設定して提案。素晴らしい。これを見ただけでこの店に来た甲斐があった。売れるかどうかは別として([E:confident])
入口突き当たり奥は鮮魚惣菜売場(鮮魚ではなく)。天井下壁の上部を半円形の造りにしている。これは以前もそうだったかなあ。オープンキッチンでシズル感演出のために焼き場を見せている。
「お魚屋さんのうな重」を鮮魚売場で提案。これは考えたなあ。グッド。でも人手がかかって、さらに衛生管理も難しそうだ。
それにしても、「鮮度宣言。美味しく召し上がっていただくために正規価格での販売は『6時間販売』」はもういい([E:think])。これこそ、各企業でいろいろなところが実施していて、すでに差異化アピールではない。かえって陳腐な印象を受ける(失礼。本音です。食彩賓館は期待が大きい企業ほど厳しいコメントをします)。
鮮度宣言だったら「6時間(何故6時間なのか はなはだ疑問だが)超えたら売場から撤去します」だと思う。きちんとした鮮度宣言やそれに替わるネーミングがそろそろ出てこないかと期待しています。
鮮魚惣菜の隣から刺身。下に枡と石はおなじみの装飾。でも、魚屋の寿司売場には枡の中に石が入っていない。使い分けているようです。どんな目的かは不明だが。
鮮魚前の魚屋の寿司売場がある。一応、ガラス張りだが、上部はオープン。寿司の作業場がオープンっていいのかなあ。イカン。衛生面は「さておく」予定だった[E:coldsweats01]。おそらく、消防法とのかねあい(上部を閉じるとスプリンクラー設置が必要)だと思うが。
精肉の対面コーナーで飛騨牛5等級と国産ホルモン・国産タン等の品揃えを観賞。隣のオープンキッチンのミートデリも作業場奥を観賞([E:gawk])。
次いで、平台で「簡単クッキングコーナー」を発見。「若どりコロコロステーキ用味付(バジル焼)」等、レディトウクックな見映えの良い商品が提案されていたので、半額になった「カツレツ用(カレー味)」を購入。
精肉コーナー前に「カレーコーナー」設置。円形テーブルを利用した陳列や「あの店・ホテルのこだわりカレー」「おなじみレトルトカレー」などレトルト・ルー・関連品をコーナー化して、さらにスパイス類で両脇を固めている。
でもグローバルキッチンのカレーコーナーの方が面白い。面白いが、使う人の立場になると箕面店の方が良いかなという印象。でも、やっぱりグローバルキッチン(北野エース)のカレーコーナー(レトルトだけだが)に軍配があがる。
冷食平台の上の関連品もなかなか考えて凝った商品を陳列している。面白いが、そろそろリーチインケースに変更して欲しい。
店舗左側は総菜(食彩賓館は“惣菜”と区別して使っているの「ご存じですか?」)~ベーカリーとオープンキッチンが並ぶ。これは圧巻。見ごたえあり。訪問時間が遅く、調理人不在だったが、ピークタイムは相当な熱気を感じることができそうな雰囲気。遮蔽窓は設計段階での保健所側からの要望である「遮蔽窓はできるだけ高く」と「シズル感演出」のために検討したギリギリの高さ。上はオープン。客からのノロウィルス攻撃の防御力に疑問が残るが(しまった。また衛生の話になってしまった[E:weep])。
対して、左側奥のマグネ