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マックスバリュ 西日本 町坪店(兵庫県姫路市)でエコクッキング提案を見る

マックスバリュ町坪店
兵庫県姫路市町坪462-1
駐車台数  142台
営業時間 7時~24時
敷地面積 10,088㎡ 延床面積 3,200㎡
商業施設面積 2,393㎡ 
直営面積 1,823㎡
テナント ドラッグストア、クリーニング(インストア)
    理容室、健康器具販売(別棟)
・LED使用と冷凍食品陳列ケースの人感センサー導入(電力年間約55%削減)
・調光センサー(太陽光を自動感知しレジゾーンの照度を一定にする)
・店内空調機及び後方空調機のタイマー制御(温度センサーによる店内温度管理、及びタイマーによる自動停止システム採用により、年間約40%の電力削減)
開店日 2010/06/05
訪問日 2010/12/25
20101225

 姫路市のマックスバリュ西日本が2010年にオープンした店舗を12/25に2店訪問した。
今回は「町坪(ちょうのつぼ)店」の話。
上段プロフィールで紹介しているように、マックスバリュ西日本というよりはイオンとしての環境アピールをしっかり実施。すでに何回も食彩賓館で登場しているので、今回は説明割愛。且つ、他地区のマックスバリュ店舗との違いもいろいろ語っているので割愛。気になる人はこちらの企業別・テーマ別索引ページから興味のある記事を探してください。マックスバリュ西日本の記事については本日記事の最下段に表示してあります。
 
 “ビッグ”フォーマットではないマックスバリュ店舗についても、レギュラーより若干、価格帯を下げたタイプの店があります。この町坪店がそれにあたるようです。
豆腐やもやしの低価格販売など、近隣の競合店を意識した売価政策をとっているようです。
で、近隣の競合店は? マックスバリュ岡田店とマックスバリュ英賀保店(笑) 内部競合が大変なようで。

青果から鮮魚売場の間に「エコ クッキングサポート」というコーナーを設置。昨年オープンした他のマックスバリュ店舗を訪問した時は、たしか「トップバリュワンコインコーナー」があった場所。
このコーナーはホウレン草、白菜、生カキ、生サバなどの旬の商材をテーマにして、関連商品と一緒にメニュー提案用紙を添えてコーナー展開。いかにも「頭で考えて売場つくりしました」という感じの売場。作った人は満足できるが、お客様はどうなんだろう。立ち止まって見てくれるのは最初だけかもしれない。でも、食彩賓館はこういう売場好きです。面白くもない、買いたいとも思えない、お遊びPOPよりもずっと良い。ずっと良いが、メニューが思い浮かばないので、提案売場としてはイマイチ。ヤオコー南古谷店で開店時に実施していた「家族の食卓をイメージさせる生鮮各部門と日配・加工食品集合売場」ほど、メニューが伝わってこない。でも、繰り返すが、こういう提案売場好きです。
「なぜエコクッキングですか?」の問いに対しては、内容がイマイチの回答だったので、ここでは記しません。

 隣の鮮魚売場では、例の海のエコラベル商品をチラっと見る。刺身の小型パックも298円から、結構、お買い得な商品が揃っているのを確認。作業場の兄ちゃんがマスクしていないのも確認(笑)
精肉の小型パックはやっぱりマックスバリュ東海のようなコーナー化して集めた方が良いと思う。ないよりはマシだけど。
いつも気になるのが大きな「タスマニアビーフ」の看板。大きなPOPが付いているが、オープンケース上段に1フェイス。他の店も同様。売る気ないのなら止めた方が良い(キッパリ)。
200日以上の穀物肥育(ロンググレインフェッド)がどれほどの価値があるのかを知っている人にしか、その良さは伝わらないと思う。もっとも、きちんとロング・ミドル・ショートを区別して表示・販売しているスーパーは少ない。食彩賓館が知っているのはオーケーストア(ミドルグレインと表示して販売していたのを見たことがある)ともう一社、どこだったか忘れた(笑)。
昔、オージービーフが出回り始めた頃に食べたグラスフェッド(牧草肥育)や、特売などで販売されるショートグレイン(100~120日)の味しか知らない人には、国産牛並の価格のロンググレインフェッドを売るのは難しい。
食彩賓館だったらどうする? 自宅ですき焼きや焼肉・ステーキなら黒毛和牛買う(笑)。しかも部位を選ぶ。牛丼やシチューだったらオージーのショートグレイン以下を買う。価格も味も中途半端な交雑種の国産牛を買うことはほとんどない。 
ということで、販売している売場にあわせたPOPサイズにしてほしい。
ちなみに300日穀物飼育を食べた人の話だと「和牛なんかより・・・(以下割愛)」というくらい美味しいらしい。現地で食べてみたいものだ。

 惣菜売場前まできて「ワンコインコーナー」発見。ここに来たのか。
惣菜では特に面白い商品も発見できず、グロサリー売場を散策。
ワインの陳列台の傾きが面白い。やや斜め上を向いて陳列されている。コルクを湿らせるほどの傾きでもないし、何故なんだろう。
何を買おうかと思っていたら「姫路城WAON」発見。即ゲット。いい土産ができた。もちろん自分用。
●購入商品
20101225_2

●食彩賓館的印象
 (2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★★☆☆
品揃・商品★★☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★☆☆☆☆
サービス  ★★☆☆☆
リピート  ★★☆☆☆
視察向け ★★☆☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら


●資料

・イオンの資料は本当に良く出来ていると思う。特に正月食材のパンフはわかりやすくて食育にも使える。
・「洋風ワンプレートおせち」これも良い提案だと思ったら日本ハム提案でした。こちらは菅生店の方の売場つくりがしっかりしていた
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●マックスバリュ西日本に関する記事
2009/5/21「MV西日本城北店」と「書寫山 圓教寺」 
2010/1/19 MV(西日本)イオンタウン太子店(兵庫)
2010/05/12MV西日本西今宿、東加古川、三木北店
2010/05/23姫路城イオン系3社が支援&圓教寺、一乗寺
2010/08/19ザ・ビッグ神辺店(広島県福山市)
・上記以外のマックスバリュ記事は こちらの索引
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