食彩品館.jp

イオンキミサワグラッテ沼津香貫店と【お知らせ】マックスバリュ<東海>エクスプレス下田銀座店、トーホーストア塩屋北店、(仮称)バロー栗東店、新店・改装情報3/15

☆本日オープン(情報アップ済)
・3/15マックスバリュ<東海>エクスプレス下田銀座店
 静岡県下田市3-1-4
 ℡0558-22-4720(マックスバリュEXから変更)

・3/15トーホーストア塩屋北店(神戸市)
〒655-0863 神戸市垂水区塩屋北町3 丁目6-7
℡078-755-5377 ニュースリリース
敷地面積 :561.9 ㎡(170 坪)
売場面積 :240 ㎡(73 坪)
駐車場 :8 台
月商( 見込) :22 百万円
投資金額 :約39 百万円

●3/15(プレ)→3/19へ延期 Dogwood Plaza/ ドッグウッドプラザ
 FUTAKO TAMAGAWA rise Dogwood Plaza
東京都世田谷区玉川2-23-1 ニュースリリース 
・1987年オープンし、2007年クローズ商業施設の再オープン。
・売上想定 年間約60億円
・敷地面積 約14,000㎡ 延床面積 約14,000㎡
・地上1階~8階(地下は二子玉川ライズSC)
 ・「FUTAKO=My style~私のお気に入りの二子生活」
 ・二子玉川駅西側エリア
 ・42の専門店(飲食14店、物販27店、ビューテイ1店

**************************
(この訪問記事は東北大震災前に訪問した記事です)

この記事よりも新しい記事があります
・2021/7/10改装マックスバリュ沼津香貫店
静岡県沼津市下香貫西村1472-2
℡055-932-7001
営業時間 7:00~23:30
駐車台数 100台
直営売場面積 1,774㎡
ニュース・おしらせページ
改装開店日2021/07/10
前回訪問日2011/03/05(訪問記事3/15)
記録日2021/07/07(紹介記事7/8)

===================

イオンキミサワグラッテ沼津香貫店
〒410-0822 静岡県沼津市下香貫西村1472-2
℡055-932-7001  店舗HP
開店日 2010/9/11プレ(9/17グランド) 
訪問日 2011/03/05
敷地面積 8,996㎡ 商業施設面積 1,810㎡ 
直営店舗面積 約1,008㎡  テナント面積 802㎡ 
駐車台数 119台 駐輪台数 30台 
・ショートタイムを意識した小型店 
・10分から15分で15品のお買物ができる店

 

 

 

 

 

 というようなオープン情報をアップしてから早、半年。静岡市への用事ついでに沼津まで遠征。遠いなあ沼津は。食彩賓館宅から同時間を関西方面へ向かうと、神戸市の向こうまで行ける。さらに富士市から沼津の間は渋滞があったりとなかなかしんどいドライブ。今回も何の前触れもなく突然、前の車の流れが止まるなど慌てること2回。渋滞時はハザードランプをつけて欲しいのだが、ルールを知らない人も多く、こちらが知らせようとハザードをつけても知らん振りの後続車もいたり。困ったもんだなあ。
高速道路の話ついでに、愚痴をこぼすと、後ろから来る車のスピードを気にせずに追い越し車線に飛び出てくる車や追い抜き車線をガッチリキープして走行車線に戻らないワガママドライバー、さらに時速180km近くで走るリミッター極限野郎。困ったものです。自分の身を守るために「後ろから自分より早い車が来たらさっさと道を譲る」を心がけております。「パッシングで前の車をどかせて突っ走る車の後をコバンザメのようにピッタリ着いていくと楽しい」というようなことはしておりません。ハイ。
あと、配慮してあげないといけないのはプロドライバーのトラック。いろいろな制限がついていて、90kmリミッターなどの装置的制限や速度超過など社内ルールでビッチリ縛られている方の走行には、サンデードライバーの方が気を使わないといけないのかなと思います。毎週、遠乗りしている食彩賓館から見て、プロドライバーの方は一般の方よりも流石にマナーが良いと思っています。どちらにも言い分はあるでしょうが。

なんの話だったっけ。

 そうです。イオンキミサワグラッテ沼津香貫店。名称からわかるようにP社ワークス店舗。天井の装飾とジグザクな売場と売台配置。S社→P社系列の売場に異をとなえることはしません。が、ある全国的に有名な店長が私の管轄していたある店で、同様の売場配置を見ての感想。
「店はお客様の買物の邪魔(ぶつかったり)にならないように、あるいはお年寄りが買物しやすいように配慮しなくちゃ」
という話を直接聞いて、そうだよなあと思いつつも、訪問するのはイオンキミサワグラッテのような華やかな店がいいよなあとか思いつつ、本題に入る。

 キミサワ店舗はイオンと業務提携後の新店も訪問しているので、特にイオン化に驚きはしないのだが、イメージが変わっていたのに驚く。視覚的にもそうだが、一番は品揃えと商品作りに、ヘタな表現だが「気持ち」が入っている。何処に気持ちが入っているかというとイオンに対して。いい意味での「オレたちもこれくらいヤルのだぞ」と店が語っている。
ただし、POPの表現で「ご存知ですか?」が気になる。せめて「私達がお伝えたしたいこと」くらいにしてほしい。POPで上から目線で語りかけるのはカンベンして欲しい。あまり良くない流行だと思う。(個人の感想です。いちいち異をとなえないように[E:coldsweats01])
 食彩賓館は読んでないのだが、恐らく、いろいろな業界紙・誌に取り上げられたことでしょう。二番煎じがあるとイカンと思うが、当方の気付いた印象を覚書的に記録しておく。
(決して、実は良く読んでいるが読んでいない振りして業界誌記事をパクるということはしておりません[E:catface])。ということで、どっかで聞いたなあとかいう内容も食彩賓館本人は自論だと思って書いています([E:confident])。

 外観からセルバ?と思ってしまうのは食彩賓館が素人なので。さらに店内に入ると天井を見ていてなんとなく遠鉄ストアの天井デザインと似ているなあとか不遜なことを思っていたのだが、最後に一周すると、「ああこれは(他社と)違うな」と気付く。曲線の使い方はいつものP社らしいが色の雰囲気が微妙に違う(ような気がする)。

 入ってすぐの場所、青果手前にあえて、こだわり商品(豆腐と飛騨高山ファクトリー)と季節提案(ホワイトディ売場)を配置している。店の意思を感じる。「ウチはこういう店だよ」って。

●覚書
<青果>
・P社ワークスの店としては珍しく「VEGETABLE」表示。
・入って右壁側の地場産品コーナー「しずおか夢逸品市場」には生産者名入りのバーコード野菜もあるが、近隣出荷されただけの通常品も混じる。いわゆる“なんちゃって生産者直売コーナー”と地場加工食品集合売場。背面の色使いがうまい。デザイン担当の勝利。
・「青と赤の野菜」栄養と栽培方法の両方に配慮をアピール。
・リンゴの「糖酸バランス」表はわかりやすいが、食彩賓館が売場担当者として、客から「で?」と聞かれたらどう答えようかと考えた。「試食品の味を基準に想定してください」と回答するか。
『目安表』としては非常に良いと思う。精肉の「畜種別部位別一人前の量目 目安表」と同じ程度にありがたい。
・売場と売場のつなぎ位置や冷蔵多段ケースの間に、部門外の関連品をテーマでくくってコーナー配置。そしてメニュー提案やもう一品提案しているのは、いつもいうように「頭で考えた売場」。おそらく今回のアイデアは現場型発想の人ではないと思う。スーパーで働いたことのある人は自分の担当する売場が分散することを嫌う傾向にあるので、現場は嫌がるが(もちろん自分で率先して実行する人も多くいる)、偉い人や評論家のセンセイとか業界誌の人はこういった「頭で考えた売場」が好き。もちろん、食彩賓館もこういった売場が好き。さらに言うと、現場でいた時も、各売場から「オレが管理するから」と売場チーフに断って、いろいろ集めては自己満足売場を作っていました([E:catface])。お客さんが喜ぶかどうかは別として、上司は喜んでましたよ([E:wink])。でも、データで分析すると何故か「効果あり」となるので、こういった「頭で考えた売場」もお客さんにも喜んでいただけると勝手に思っています。
・手書きPOPはコメント内容が簡潔。でも「ご存知ですか?」はもう一度繰り返すが勘弁してほしい。
<精肉>
・キミサワ社他店でもみかけるが、独特のパック商品陳列方法。面白い。エアカーテンはさえぎっていないので温度管理は大丈夫と思う。
・カナダ産牛肉を下段販売。他のイオンでは見ていないなあ。
・「ヘルシーセレクション」グリーンマーク商品とかをコーナー化。
<鮮魚>
・鮮魚の寿司は確かに「鮮魚の寿司」という印象。“なんちゃって鮮魚の寿司”的ネタもあるが。
・鮮魚売場前で講釈を垂れて・・・いや、商品に詳しいお客さんがいろいろとパートさんに商品説明。パートさんのうなづきが上手いので、さらに詳しく自論を展開。そばで聞いていて思わず笑ってしまったが。あれ? この話は自分自身のブログへの当てこすり?(自爆)
<惣菜>
・鉄板焼きかなあ。やっぱ今回の“ウリ”の一つは。「肉入りソース焼きそば」「鉄板焼きうどん」「ホルモン入り焼きうどん」「キャベツたっぷり豚(トン)ぺい焼き」「手作りお好み焼き<イカ・豚>」等々。どれを買おうか迷うくらい多く取り揃えている。「特製お好み焼き粉から練りこんで仕上げたので、ふっくらとした食感が自慢です」。なかなか見事です。
・大量の焼き鳥が売場に並んでいる。こんなにボリュームがある(陳列数量が多いという意味で)焼き鳥売場は見たことない。一度に焼き上げて売れるのを待つタイプ。ジャストインタイムではないようだ([E:happy01])。
・「和すうぃーつ」。コーナー名称が気に入った。
・「豆腐の健康そうざい」コーナー。見映えするなあ。こういうコーナーがあると。
・「花咲では全品店内手造り、店内加工をしております」←“手作り”ではなく「手造り」。相当大きな商品を製造しているのかと思わず作業場を見てしまった([E:catface])。
<米飯>
・「イベリコ豚重」の商品名に“ベジョータ”と入っている。グッジョブ。
・「あしたか牛の牛すき重」他、「当店特製」弁当は具材の配置が上手い。旨いかどうかは知らないが、トレーの柄に負けないくらいカラフルに組み合わせている。価格がちょっと気持ち程度高めなのが気になる。
<寿司>
・「大人の軍艦」「大人のいなり」。伊豆産ワサビを使用した商品作りがなかなか好印象。
<和日配>
・「静岡地産地消の会」静岡産の野菜を使った漬物。静岡産以外は「国産」と表示し、静岡産は「静岡産」と区別して表示。地元産コーナーは練り製品売場にも設置。
・「信州飯田 稲垣来三郎匠」コーナーで「ねぎだれ」発見。これがそうかと手にとって裏の原材料を見ると「グルタミン酸Na、増粘多糖類」という表示。棚に戻す。
<ドライ食品>
・「こだわり逸品」コーナーをエンドに設置。ただし、最下段は通常の特売品。
・レトルトカレーコーナーは静岡産のものだけでなく、全国各地の地場産品を原料に使ったものをメインに集めていて、さらに「東海地区」「近畿地区」というように区分して陳列。「ふくカレー、じゃこ天カレー、京野菜カレー、牡蠣カレー、松阪うしビーフカレー、沖縄ソーキカレー、トマトカレー、水茄子カレー、たこカレー」などに混じって、地元の「わさびカレー、いわしカレー、まぐろカレー、夢幻豚カレー」なども品揃え。北野エースでも見たことのない珍しいものもある。同様に生ラーメンも全国の有名店の冠商品をコーナー化。こちらもカレー同様に目の保養には丁度良い。
・その他同じ沼津のA社店舗ほどではないが、こだわり商品をいろいろ取り揃えてます。
結局、1時間以上、滞在してしまった。

●購入商品

・「公募で集まっていただいたお客様とグラッテ従業員で作った「コーヒー友の会」がトミヤコーヒー沼津工場さんにご協力いただいき「キミサワグラッテオリジナルコーヒー」を作りました」という表示のあとに「ゴー○ドブレン○」に負けないくらいおいしいコーヒーができました」と続く。
インスタントなの? と思わず勘違い。498円と398円の二種。
・まぐろカレー。驚くほど“生臭い”のです。この匂いを“香り”と感じる人にお勧め。各種エキスが効いてます。
・おこのみ焼きは見映えが良い。美味しいかどうかは食べた人次第。
●食彩賓館的印象
 (評価ではありません)
総合     ★★★★☆
装飾・備品★★★★☆
品揃・商品★★★☆☆ 
売場作り ★★★☆☆
品質・衛生管理★★★☆☆
価格(当日)★★☆☆☆
サービス  ★★★☆☆
リピート  ★★☆☆☆
視察向け ★★★☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら
***************