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阪急オアシス尼崎潮江店で話題のレトルトカレー(阪急百貨店大食堂復刻版)とか、ワイン紙ボトル、そして巻き寿司ロボット

 ココエのオープン時にチョコ停しているものの、資料として残していない為、売場がどうなっていたのかを覚えていない。よって、どこがどう変わったのかは不明・不知。
指定駐車場がどこにあるのかわからず、付近を一周してしまった。やっと見つけた駐車場だが、買物が終わって戻ろうとすると今度は入口がわからないということで、結構、手間取った訪問でした。

阪急オアシス尼崎潮江店<リニューアル>
〒661-0976尼崎市潮江1-16-1
℡0120-200607
改装開店日 2011/04/09
訪問日   2011/05/14

記事 2011/04/09 
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 阪神デイリーマートにも阪食(阪急オアシス運営会社)が入っているので、どうやって住み分けするのか興味があったが、尼崎潮江店は昨今の阪食店舗と同様にシズル感をライブ販売でアピールするためのオープンキッチン、あるいはセミオープンキッチンを設置。この件について、食彩賓館としては「もう好きにして」状態だが、しつこく言います。「良くないと思う」。
なぜ良くないか? 気にくわないからです([E:coldsweats01])。
飲食店はオープンキッチンがあたりまえなのにスーパーのオープンキッチンは何故いけないのか? と思った方。それは飲食店そのものが飲食するための場所であって、それ以外の目的では使用しないからです。衛生管理において、“買物の場”のスーパーと“飲食の場”の飲食店では、衛生管理方法が違うと思っています。なので、保健所もスーパーはスーパー向けの衛生指導をされている。もっとも、この“指導”は法的なものと、保健所の指導される方の個人的な願望も入ることがあって、指導を受ける側はどこまで受け入れなければ良いのか、良くわからないケースがある。特に、売場と作業場の仕切りについては、店内への出入がフルオープンではない限り希望的な要望のため、昨今、「ライブ販売ブーム」により、どんどん売場との仕切りがとっぱらわれています。特に関西はこの傾向が強く、“あの”イトーヨーカドーさえ、あべの店で取り入れてしまっている。保健所は白旗を上げているようですが、食彩賓館は何時まででも黒旗(「アカンと思う」)を上げていきたいと思っています。
とはいっても、従来からオープンキッチンで営業している鮮魚店までそうなのかというと、食彩賓館としてはそのあたりが優柔([E:confident])。個人店は個人の責任において、従来の形態で商売されているので、特に気にはなりません。食彩賓館が気にしているのは「高質」と名乗ったり、店内に「衛生に配慮しています」というようなアピールをしている企業に対してのみです。なので、「高質」という看板と「衛生に配慮」という掲示を取れば、文句はありません。さらに、食彩賓館が買物したいと思わないような店がゲリラ販売しょうと一切、構いません。構うのは「食彩賓館が買物したいと思う店」のみです。買物客として発言しています。

 という、いつもの熱い発言をした後は、淡々と覚書。
・直売所風の売場演出のために白木売台を一部使用。ただし、あくまで演出用。
・トマトのB等級の12玉サイズをお買い得品として販売。こういった商品を扱うというのはグッドだと思います。昔の阪食では取扱いしなかった等級とサイズだと思います(想像)。
・「枝付トマト」。面白い商品だが、2個つなぎになっているため、熟度の異なるものが組み合わせされているものもある。これは買う側が熟度の見極めができないと、過熟したものや追熟が必要なものを購入してしまう怖れあり。面白い商品ではあるが。
・惣菜コーナーの弁当を見ていて、少し気になったので売場の人に確認。「この弁当の中に詰められているおかずは店内で調理したものですか?」。答えはナイショ([E:coldsweats01])
・精肉売場でフルオープンになった作業場前でしばし見学。精肉担当はなかなかの技術者であることがわかる。ナイスです。先日、改装オープンした阪急オアシス 桃山台店で紹介されていた「熟成牛肉」は見当たらなかった。
・和牛のブロック肉は1万円近いものを数塊、提案している。恐るべし。尼崎。
・今、業界で注目されている阪食の「ハーフデリコーナー」の商品作りを確認。カツ系は3枚で「カレーカツレツ」「香草カツレツ」。ソテー系も3枚で「トマト&バジル」「バジル」。生姜焼き系は「野菜炒め」「西京焼き」など。さらに鶏肉でも「ねぎ塩焼き」など。どこでもやっていることだけど阪食がやるとやっぱり「魅せる商品作り」になるから不思議。
・鮮魚の寿司では「売台のマスの中の造花」と「巻き寿司機」に注目。特に巻き寿司機は良くできていなあといつも思っています。最近はいろいろと調節できるので、人が巻くよりもシャリの固さが「良い加減」になる。
・鮮魚売場でも「本格派ハーフデリ」コーナー設置。「さかな屋の香味ガーリック漬」等。なんで精肉のハーフデリと合体させないのか不思議。売場作りが原料発想なんだろうなあ。
・壁側の塩干売場は面白い。品揃えではなく見せ方が。これはデザイナーの勝利。
・鮮魚の売場作業場はハーフオープンキッチン。天井まで仕切りをするとスプリンクラーを設置しなくちゃいけないけど、仕切りがないと保健所のご指導が気になるということで、間をとって「せめて目の高さ以上(保健所希望)」の仕切りを設置。(以上、食彩賓館の勝手な推測です[E:coldsweats01])
・グロサリーでは趣味である「基礎調味料の品揃え確認」。グッドです。エンド下段の隅を使って高価なオリープオイルを販売。コメントに「手作り用ドレッシングに」。上手。
・タマゴは常温販売なんですね。

 保健所の指導は、利用する消費者が食中毒の健康被害にならないようにいろいろと配慮した内容になっています。オープンキッチンで怖いのは冬場のノロウィルスの感染。夏場は売場と作業場の温度。特に精肉や鮮魚の作業場が売場と同じ程度の温度になってしまうというのが怖い。それをスプリンクラーを設置しなくちゃいけないからという理由で・・・。
なにしろ保健所の指導はきちんと従わないと「微妙な判断」の時にバッサリと・・・(以下自粛)
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●購入商品
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・こちらも話題の「阪急百貨店大食堂の復刻レトルトカレー」。流行りモンなので購入してみた。食彩賓館の味の嗜好について、誰も知りたくないと思うので、どうたらこうたらは語りませんが(笑)、確かに美味しい。ただし、「500円だったら、CoCo壱でも良い」と思ってしまう不届き者がいるかも知れない。
・巻き寿司機で巻いたシャリの具合と朝食を兼ねて、普段買わない鉄火巻を購入。出来たてを所望したが、「すぐに切れない」とかで、売場に1パックだけ残っていたこちらを購入。たしかに上手く巻いてあるが、ヘタでもヒトが巻いたものの方が好きな食彩賓館です。でもホントにいい感じに巻いてある。
・「One glass」100mlの紙fパック入りワイン。デザインが面白い。スーパーでも時々見かけるが、購入は初。でも、こういった商品を好きな人って私の知り合いには、いそうにないな([E:coldsweats01])。
・「うまもん」という会社の広島菜。広島遠征以来、広島菜のファン。裏側の原材料表示がシンプルなのがグッド。

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●食彩賓館的印象
 (評価ではありません)
総合     ★★★★☆
装飾・備品★★★☆☆
(センスは良いです)
品揃・商品★★★★☆ 
売場作り ★★★☆☆
品質・衛生管理☆☆☆☆☆
(オープンキッチンのため)
価格(当日)★★☆☆☆
サービス  ★★★☆☆
リピート  ★★★☆☆
視察向け ★★★★☆
繁盛感   ★★★☆☆
上記の★☆の説明はこちら

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●阪食が運営する店舗についての記事

●阪食・阪急オアシス・ニッショー
・2007/12/9  阪急オアシス清和台(兵庫)
・2009/3/19神戸三宮(いかり)から阪急西宮へ(兵庫)
・2009/3/20西宮阪急と阪急ディリーマート(兵庫)
・2009/4/28阪急オアシス伏見店(京都)
・2009/8/17阪急オアシス御影店8/5オープン (兵庫)
・2010/1/25パワープライスから変更阪急オアシス総持寺店
・2010/06/04阪急オアシス山科店で「臨場感演出売場」確認
・2010/07/29阪急ファミリーマート住吉店
・2010/11/30阪急オアシス南千里店、三協菜鮮果
2010/12/23阪急オアシス箕面店と宝塚山手台店
2011/03/29阪急オアシス淡路店でミートデリ購入
●阪急百貨店
・2009/3/20西宮阪急と阪急ディリーマート(兵庫)
・2010/09/17博多阪急・JRシテイの風景(福岡市博多駅)
・style=”FONT-FAMILY: ‘MS Pゴシック’; FONT-SIZE: 9pt; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA; mso-bidi-font-size: 10.0pt”>2011/02/17阪急大井町ガーデン情報(阪急百貨店大井食品館)
●阪神
・2009/10/29 COCOEあまがさき「阪神ディリーマート」
2011/05/16阪神百貨店うめだ本店(大阪市)