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ザ・ビッグ湖西店MV東海でザ・ビッグ“業態”について一言(静岡県湖西市)

 

ザ・ビッグ湖西店MV東海
静岡県湖西市鷲津字分川3085
 (イオンタウン湖西SC内)
℡053-574-0260 ニュースリリース
敷地面積 40,663㎡(SC全体)
商業施設面積 12,434㎡(SC全体)
直営面積 2,872㎡
駐車台数 600台
開店日 2011/09/16
訪問日 2011/11/09
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 ディスカウントストアのメガマートからディスカウントスーパーのザ・ビッグへ改装と思ったらマックスバリュを改装してのザ・ビッグでした。
ザ・ビッグをもってディスカウントストアとするのには異存はないが、ザ・ビッグを「業態」と呼称されるとひっかるものがある。食彩賓館では「(食料品が中心の)ディスカウントストア)」「食品スーパーマーケット」「総合スーパーマーケット」などの、セルフで、食料品を中心とした日常品を販売する店は一括で「スーパーマーケット業態」としています。対面販売が中心の百貨店は別業態。
ディスカウントストアというとすぐに思い浮かべるのはスーパーセンター展開以前のウォルマート。日本でいうとメガマートがそういったタイプ。生鮮品を扱っていても、オーケーストアやトライアルなどはどちらかというと食品スーパーというよりはディスカウントストアと呼んだ方がふさわしい。でも、ベイシアはどうかというと、SSMでいいんじゃないの。EDLP売価政策を採用した食品スーパーマーケット。

なので、ザ・ビッグもマックスバリュも同じ業態。ところが、マックスバリュのニュースリリースを読むと「ザ・ビッグ業態」と表現しているから話がややこしい。
店舗ブランドや売場サイズなどで社内的に区分しているフォーマットを“業態”としているのが原因。
業界紙・誌は企業のニュースリリースを元に記事を作るからしかたないとして、素人さんまで真似して「業態転換・業態変更」とやるから、食彩賓館がムキになる(笑)。
 マックスバリュ東海社にお願いしたい。
「業態」を使うのはやめて、「ザ・ビッグ フォーマット」とか「形態」くらいにして欲しい(笑)。wikiまで業態・ブランド・フォーマットが混同使用されてます。

 そんなどっちでもいい話が最初に出る時は・・・。

 さて、気を取り直して、ザ・ビッグ湖西店。浜松市からは近いが愛知県からは遠い。距離的な話ではなく時間的な話。高速のインターから離れていると、ついつい訪問しづらくなる。
場所は「湖西」というくらいなので浜名湖の西。何回かこの店にも来たことがありますが、買物をするのは何年ぶりでしょうか。
訪問自体はイオン直営(イオンリテール)からマックスバリュ東海へ移管された2009年9月以来なので、2年ぶり。
ザ・ビッグとしては何店舗目か忘れたが、マックスバリュ西日本社、マックスバリュ中部社、イオンリテール社、マックスバリュ東海社の各ザ・ビッグを見てきました。
最初の西日本社のザ・ビッグとスーパーセンターを改装してオープンさせた野洲店には度肝を抜かれたが、だんだん店数が増え、規模が縮小した店舗訪問は当方の感動も減少。特にザ・ビッグエクスプレスは新店であっても訪問する気力がだんだん失せてくる。
店の方からは「だったら来るなっ」と叱られそうだが、訪問すると何かしら楽しいことも発見できるため、ついつい(笑)

 ブランド名称の「ザ・ビッグ」は同じだけど、各社、若干の差異があります。
いつも食彩賓館が言うような「そこまで(下げなくても良い)価格」「ここまで(だったらこの地域の人は購入してくれる)価格」だけでなく、品揃えや惣菜・刺身などの商品作りについても、それぞれ特徴があって楽しい。
197円弁当は本当に良くやるよなあ。感心してしまう。シノブフーズ社製造時の材料原価が売価の50〜70%程度として、店側の荒利益率は15%~20%程度じゃないかと推測。一個残したら大幅に利益が減少してしまう。政策商品とはいえ、高荒利益部門の惣菜としては厳しい。
それでもやると決めたらやるのがイオン流。立派なモンです。

 先日のザ・ビッグ養老店訪問で発見した「あやしい(怪しいではなく妖しい)ペット飲料」は見かけませんでした。気づかなかっただけかもしれません。
気づいた低価格商品をいくつか購入。それぞれ「わけありの理由」が表示されています。
 鮮魚で地場魚のコーナーがありました。小さなグレやコアジ、その他雑魚などの小魚を袋に数尾入れて販売。

●購入商品
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・「激安特価」と表示された乾麺はPBのベストプライス。37円。
・季節が終了した冷製うどんは37円。
・季節限定のチップスは「メーカー在庫をまとめて仕入れました」で57円。

「そこまで価格」の商品が多いのもザ・ビッグの特徴です。

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●資料
Photo
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