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スーパーことぶき小阪店(東大阪市)で個性的なローカルスーパーを堪能。

 大阪には個性的なスーパーが多い。単独店、あるいは多くて2~3店舗を持つローカルスーパーが面白い。
何が面白いかというと生鮮の品揃えが良く、手作り感のある惣菜が並んでいる。そして、活気があり、何より安い。「品質に比してお値打ち」というのは品質の高低が判別できない人にとっては単なる「価格の高い店」になってしまうが、大阪のローカル人気店はまさしく品質に比して、“安い”。
お客さんも年配の方が多く、商品を吟味しながら購入。決して、仕事帰りに慌てて買物するような客はいない。惣菜は美味しくないと文句言われるし、高いとすぐに客が逃げてしまう。
そんな、ちょっとウルサイ客が大阪のローカルスーパーを育てているのでしょう。
今回、訪問したスーパーことぶきもそんなローカルな大阪のスーパーです。

スーパーことぶき小阪店
大阪府東大阪市御厨栄町1丁目6 – 38
℡ 06-6618-2022
開店日 2012/01/19
訪問日 2012/05/01(記事6/8)
20120501kotobuki_kosaka1220

 純鮮館カサブランカ跡地に出店。隣にはマックスバリュ小阪店を核とするイオンタウン小阪がある。
自転車での来客が多い地区ながら、店舗横に若干の駐車場を用意してくれている。ありがたい。
客は年配の方を中心に若い人もチラホラ。
店内は1970年後半から1980年代前半にタイムスリップしたかのような売場と商品作り。
いかにも大阪らしい、市場の雰囲気が各売場から漂ってきます。

刺身に注目。
312円で17品ほど品揃え。これは見事です。買いたくなる商品が多い。ちょっとした晩酌のつまみにピッタリなサイズ。312円という売価は298円税抜表示の頃の名残でしょうか。
アジやイワシなど1パック105円~150円というまさしく大衆価格で販売しているのも好感がもてる。
ただし、常温で要冷蔵品を販売しているため、客にある程度の鮮度の見極めを要求するタイプの店。
 精肉では「純和牛」という表示に注目。「交雑牛」に対比する表示名だと思うが、黒毛和種なのか、それとも他の和牛(褐毛和種・日本短角種・無角和種)なのかわかりにくい表示です。

 ところで、各売場の案内看板は「お肉屋さん」「お魚屋さん」と大変わかりやすい。しかも日本語オンリー。でもなぜか「ディリー」という表示があるのはご愛嬌。

 ということで大変、面白い買物をすることができました。
教えていただいた方に感謝申し上げます。

●購入商品
・天然鯛の姿作り598円。ナイス。一応、真鯛。
20120501_60

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◆大阪の個性的なローカルスーパー記事

●玉出(大阪)
・2010/01/29玉出 喜連店と玉出布施店(大阪府)
・2011/09/07スーパー玉出周防町店と玉出八幡店
・2012/05/10玉出粉浜店(大阪市)1円セール

●ビッグビーンズ
・2011/05/25近鉄百貨店上本町店ビッグビーンズ
・2011/05/30Food Market BIG BEANS<ビッグビーンズ>
●日之出屋(大阪)
・2009/7/15大阪遠征№3 日之出屋(堺市)
・2010/07/26フードステージ日之出屋。堺駅南口に新店
●アプロ(大阪)
2010/1/22食品館アプロ 総持寺店 (大阪府茨木市)
2010/06/03箕面市粟生(コノミヤ、アプロ、マルヤス)
・2012/03/31食品館アプロ宇治店(京都府)