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農業屋一宮千秋店 [産直 みのり]で買物して思ったこと(愛知県一宮市)。特産の玉らっきょう。

 オートバックスや業務スーパーをFC展開する「G-7ホールディングス」の野菜産直形式の店舗が「めぐみの郷」ならば、クラギの「農業屋」には「産直 みのり」。ホームセンターに併設というパターンは他にコーナン産直館上富田店(和歌山県)を訪問したことがあります。
農業屋37店中、みのり併設店舗は三重県に3店、愛知県に2店、和歌山店に1店と少ないのです。                                
「産直 みのり」は初訪問。
農業屋の中に産直販売所があるっていうのは、ちょっと見には良く出来た関連販売のような気もするが、農業屋は農業資材を購入するために訪れる方がメイン。なので、そういった人たちが野菜をわざわざ購入するのかという疑問も感じる。

 ファーマーズマーケット人気に便乗した商売を一般客相手にするよりも、セミプロ(兼業あるいは家庭菜園レベルの生産者)である農業屋のメイン顧客へのサービス事業の一環としてのファーマーズマーケットにしてはどうか。
例えば、種苗メーカーがスポンサーになって新品種の実験栽培のための資材(種だけでなく、肥料、農薬等生産資材)をプロ生産者に提供し、生産した商品を見本として売場に陳列。それを見たセミプロの人が参考にして使っている資材とかを購入して野菜を生産し、さらにそれを「産直 みのり」で販売する。
そういった方法で農業屋がファーマーズマーケット併設展開する目的をはっきりさせた方が良いと感じました。
でも、農業資材とかを購入するようには見えないタイプの方も「産直みのり」で商品を購入しているから、やはり集客効果につながっているんでしょうねぇ。

産直 みのり
農業屋一宮千秋店内
愛知県一宮市千秋町佐野字工高前30-1
℡0586-75-7870
訪問日 2012/07/21(記事)
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●購入商品
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・玉らっきょう。特産品を商品化。鳥取などの砂丘ラッキョと比べると少し固めでしっかりとした歯ごたえを楽しめる。
玉らっきょうはこんな感じ↓
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◇以下、訪問した異業態生産物併設店舗の記事
●長野県
・2010/07/14マルシェ国分
   ・ファーマーズマーケットうえだ店

●奈良県
・2010/12/14産直市場めぐみの郷
     新庄店・いかるが店

●和歌山県
・2009/08/23コーナン産直館上富田店

・2009/11/21産直市場よってって
       業務スーパー新宮店
・2010/02/12産直広場てんこもり
  (エバーグリーン宮街道店)

・2011/01/25産直市場よってって貴志川店

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