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ハイマート新舞子店で 地場産 ボイルワタリガニ298円とアマダイ300円、常滑牛乳購入。(愛知県知多半島ローカルスーパーの旅)

●ハイマート新舞子店
愛知県知多市新舞子大口206−4‎
℡0569-42-1120
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 愛知県には大きな半島が二つあり、一般的な地図で見ると左側(名古屋側)の半島が「知多半島」で、右側(豊橋市側)が「渥美半島」です。
という、今更な説明から始めたのはちょっとした理由があります。
先日、ある紀行番組を見ていて、鹿児島県の薩摩半島と大隈半島は左右どちらか思い出せなかったのです。青森県の下北半島と津軽半島なんかもそうですね。昔、地理の時間にサボっていたというわけではないのですが、とっさに左右を聞かれると「どっちだったかな」と迷ってしまうことがあります。
青森県のように、まぐろ産地の大間が下北半島にあるという趣味的な知識や、下北半島は持ち易い(バカリズム的解釈)と覚えていればすぐに答えがでるが、桜島と陸続きの半島は? と聞かれたら、どっちだったかなとなってしまう。その前に左右の半島が区別つかないほど馴染みがない。1~2回行った場所でもその程度なので、これがまったく未訪問の場所だとさらにわからなくなる。
ということで、書き出しの半島名の紹介をした次第([E:wink])。

 時々、スーパーマーケットのホームページを見ていて、地図が詳細すぎてどこにあるのか検討もつかなかったりすることが多々あります。食彩賓館で地図をつける場合は大・中・詳細区域の地図を一覧でつけ、日本のどの位置にあるのか、県のどの位置にあるのか、高速インターと鉄道駅やランドマークなども合わせて位置の概要を伝えるようにしています。
「だいたい、あの辺にあるな」が解れば良い。もっと詳しく知りたければ住所を入力して地図ソフトで確認すれば良いのです。
それと近隣にどんな競合店があるのかも大事。
その地域でどんな競合・すみわけがされているのかを事前に知ることはスーパーマーケット訪問のための大事な基礎資料になります。
なので、食彩賓館では話題店だけでなく、周囲の店舗もチェックするのです。

 愛知県のある程度の規模のスーパーマーケットは全店訪問しているのですが、時々、ホームページを持たない未訪問の個人店を偶然発見することがあります。
例えば、今回のハイマート新舞子店もそのような店舗の一つ。
セントレア空港のある常滑市から名古屋方面へ高速道路を使わずに国道155線を北上すると、常滑市から知多市へ入った場所に「新舞子」があります。
当日(10/27)たまたま、その場所を通過していたらスーパーマーケットの駐車場が見えたのです。今まで、何十回もこの場所を通過しているハズなのに気がつかなかった。あるいは時間の関係でスルーしたのかも知れませんし、スルーしたのを覚えていないだけかも知れません。
これまた、たまたまなんですが、当日のスケジュールがいつもよりタイトではなく、なんとなく寄り道訪問するかと、短い信号待ちの時間に決めて駐車場へ車を入れたのです。

 外観から想像した通り、ローカル色たっぷりな「地域生活者対応店舗」でした。
当日の訪問時に店内で働いている方はすべて女性。私と同年代と思われる方がレジに一人。もう一人は青果の荷だし。昔懐かしい魚屋スタイルの厚手ビニール前掛けをした年配の女性が一人。お客も近隣の年配の方が多い。
お互い顔なじみ同士なのか、にこやかに応対されているのが好印象。
ホンワカしてますな。グッドです。
食彩賓館が店で買物していて、「ヤダナア」と思うのは、何かに追われるように青ざめた顔で悲壮感たっぷりに作業する人や、質問時に「この人、クレーマーかしら」という怪訝な顔をする店員さん、そして、臨場感を演出するために作業場の窓をとっぱらって大声で「安い・美味い・買え」をアピールする男性社員。
質問をしても「安い・美味い」としか答えず、その理由を説明できない派遣試食販売員なんかもそうです。
それと、自己満足的な説明は加えてあるが、大事な情報が入っていない「どうだっ!!オイラ商品のコトや裏側の事情をよく知っているだろう。なので買いなさい。これ買わないとホント損するよ」的売り込みPOP。
まだ、ある。一体、誰が取るんだろうかと思うような場所に商品を陳列した売場。

 とりあえず、余計なモノはありません。逆に必要なものは必要最低限表示してあります。
こういう店は一見さんにとっては少々ツライが食彩賓館のようなタイプにとっては大変ありがたい。まったりとした雰囲気の中で自由に商品を見て触って確認できる。何が良いかと言うと店員さんが近くにいない([E:happy01])

  ざっと壁周りを一周して即、退場となる予定が、鮮魚前で足が止まった。そうだ、海に近いことを忘れていた。
「地場」と表示された鮮魚が多い。もちろん丸魚メインに品揃えされていて、時々、オッという商品も混じる。例えば25~30cmのカサゴが一匹、トレーに入って並んでいたり、アマダイが低価格で販売されていたり。
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中でも、地場産ボイルワタリガニが298円。同じ種類のトレーに入ったタイワンガザミは「カニ」としか表示されていません。
ボイルしたワタリガニを購入することはまず、ないのですが、今回は298円のワタリガニがどんな感じなのか実食したくて購入。他にも500円~700円までいろいろとあるが、やはり重さが違う。特に700円のビッグサイズが魅力的でした。
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どうしょうかと迷ったが、結局、298円(笑)。
一応、内子も入ってミソもそこそこ。身もまあまあ。コストパフォーマンスバッチリでした。

★購入商品
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・「真鯛」と表示されているが見るからに「アマダイ」です。300円はお値打ち。でも腹だし100円、その他200円の加工賃が別途必要ということで、持ち帰って自分で開く。味は北陸方面のものと比べると少し物足りない。
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↓ 地元 常滑牛乳
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●資料
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●関連
・ハイマート樽水店(ママチェーン)
愛知県常滑市樽水町3丁目291
℡0569-35-2170
訪問日 2009/01/17(外観)
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・ハイマート日長台店
愛知県知多市新舞子字沢渡21-1
℡0562-55-0470