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フレスポ高山(岐阜県高山市)11月1日オープン当日訪問記。駿河屋「エブリ」訪問記(part7)。そして駿河屋全店訪問「アスモ店・古川店・ピュア店・本町店」

フレスポ飛驒高山 
岐阜県高山市天満町1 丁目5-8
(飛騨産業様工場跡地)
敷地面積 23,440 ㎡
延床面積 9,715 ㎡
店舗数 11 店舗
駐車場   373 台
想定来場者数 180 万人/年間
想定売上高 45 億円/年
総事業費 30 億円
開店日        2012/11/01
計画紹介記事     2012/01/17(part1記事)
大店立地届出記事 2012/02/02(part2記事)
地鎮祭記事      2012/04/14(part3記事)
すでにアップ済告知 2012/04/18(part4記事)
前回記事        2012/10/26(part5記事)
開店紹介記事    2012/10/31(part6記事)
開店後訪問日    2012/11/01(part7記事)
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 NSC(ネバフッドショッピングセンター)というのは単に御近所にいくつか適当に店を並べて、「いろいろ便利でっせ~。1回駐車で何店でも巡れまっせ~。」ということではないっ!!。と食彩賓館は常に言ってます。
互いが機能し合って、さらに相乗効果があって初めて「NSC」。
機能し合うための業種(業態ではない)の組み合わせに配慮し、客が「私の生活にピッタリ」と感じてくれる商品が各店に並べられている。
さらに統一感のある外観装飾も必要。
今回、訪れたフレスポ高山がそういったNSCと呼ぶにふさわしいのかどうかはともかく、外観だけは統一してあるだけ「まだマシ」といった印象です。
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アルペンとスーパーマーケットのエブリが同一建物というのがイマイチ納得できないが([E:gawk])
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各店の配置もなんとなくよくわからない。おそらく、テナントリーシング(わォ! カタカナだぁ~[E:happy02])のプロがいろいろと考えて各店の思惑や要望を調整した結果なんだろうけど。
雨が土砂降りになったので機嫌が悪くなって言っているわけではないが、せっかく和風な建物で統一したのだからAコープの直売所や特産物販売所を一軒くらい入れて欲しかったなあ。観光客としては([E:wink])
ということで、関係者が聞いたら気分を害することを平気で書いてますが、食彩賓館は素人なので、業界の事情とかはよく分かりません。よって笑って許してチョ。

 さて、エブリへ突入。
もっと、「地場地場(食彩賓館造語:ジバシバと読む。地域密着型で地元民好みの商品・価格帯をよく知っているスーパー)」したイメージを想像していたんですが、ちょっと拍子抜け。普通のスーパーでした。価格はこれが地元価格なんでしょうかというほど極端に安いものもあればそこそこな物もある。
たしかに特売商品の価格は安い。近隣のバロー高山南店が「競合店の価格に対抗しました」と表示したPOPを掲示していたが、バロー社の価格をキチッと下回っていました。お茶と弁当とコロッケ以外は([E:confident])
装飾はシンプル。壁面上部の売場名称は日本語のみ。当たり前だ。外国語で表現する必要はない。来店客は見た目的には日本人ばかり。

 青果のオープンケースを見ていると面白い商品がチラホラ。流行りの「蒸し野菜セット」などのインストアカット野菜が198円で均一価格なのがグッド。
野菜オープンケースの隣に「ちょっと便利な調理器具コーナー」的なものを設置していたのがほほえましい。
青果平台は黒コンテナを使った平積みタイプ。低価格イメージを演出しているが一応、メニューとカラーコントロールを意識。なんとなく80年代の売場を思い出し懐かしくなった。

 鮮魚でも自家製(店内加工の意味で使っているようだ)のレディトゥクック的な商品もチラホラ。価格的にも求めやすく設定してあって、関西の私鉄系某高質スーパーのようなハイ価(食彩賓館造語: ハイカラだけど価格が高め)ではない。グッジョブ。
表示は時々、あらまぁと思うことがあるが、せめて刺身の単品は「産地・天然・養殖・解凍」の表示はして欲しい。
ということで、シンプルな表示の生マグロを購入した。
先日、「窓をフルオープンにして大声で安い、旨い、買えとだけ叫ぶ売り込み」と書いたが、実例を見てしまった。接客は悪くありません。声を出すことが生鮮マンの基本というのは今も変わっていないようです。私もそうでした。
でも、客となった今では「客が近くにいる時はもう少し静かにして欲しいなぁ」と思うようになったのです。ヨロシク。

 精肉もそこそこナイスな商品が並んでいました。そして寿司売場では丁寧な商品作りをされていて、ちょっと感心。生ネタを中心に穂ジソやベニタテなんぞを使ってイメージアップ。
惣菜も手作り感のある商品がそこそこな価格で並んでいましたよ。

 加工食品は地元や駿河屋社のPBを探して徘徊。数品見つけましたが、買い物は次回の訪問時にまとめてすることに(笑)
ちょっとしたこだわり商品も品ぞろえされていたり、へぇ~コレも置いてあるのかという商品もチラホラあって、よく勉強しているという印象もあったことを付け加えておく。
けっして悪い店という印象ではありません。刺身の表示以外は。

 全体の印象としては「よく頑張っている」ですが、ちょっと間延びしている印象も感じました。たとえば、主通路幅は駿河屋さん独自の基準があってあの間隔にしたのかなあ。歩きやすくて、買物カートを必ず使う食彩賓館にとってはありがたいのですが。
おそらく、300坪の売場でこのMDだったら、印象が変わるのかも知れません。

●購入商品
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・蒸し野菜セット198円、問題の本まぐろ刺身は表示に注目。国産鶏モモ肉が100g49円と最近では最安のオープン価格。納豆は緑色がPB。試供品はあづま食品さんが提供してくれた。ありがとうございます。
・せっかく高山まで来たので赤カブの漬物。「にっこり グーちゃん」。

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・ベーカリーは専門店。「高山店限定」と表示されたサンドイッチの中身は赤カブの漬物とポテト。すっぱい味を若干、感じるのとカブの食感がなかなかよろしい。

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駿河屋社の店舗をすべて訪問してきました。印象と感想は割愛。 

●フレッシュフーズ駿河屋 古川店
飛騨市古川町幸栄町8番18
℡0577-73-6878
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●フレッシュフーズ駿河屋アスモ店
岐阜県高山市岡本町2-45-1
℡0577-34-7288
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●フレッシュフーズ駿河屋本町店
岐阜県高山市本町2-13
℡0577-33-5058
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●フレッシュフーズ駿河屋ピュア店
岐阜県高山市西之一色町3-1135
℡0577-35-5028
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●フレッシュフーズ駿河屋八軒町店(閉店)
岐阜県高山市八軒町3-38
℡0577-33-8138
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