バロー鏡島店　(岐阜市)　2013年4月25日オープン予定<大店立地届出開店予定日>で建築中風景（part5）。サンドラッグともども外観完成。いつでもオープンできます(笑)。ついでに「訪問したスーパーのことを本当に理解しているのは日々、その店で買物している人だけ」という話

01新店改装情報｜2013/03/18 posted.

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　いつものような品揃えと価格で、いつものような売場になるんでしょうね。
「食材費支出をできるだけ少なくしたい人」や｢的確な商品の選択ができるほどの商品知識を持たない人｣にとっては良い店舗(鮮度の良し悪しを含めて変なモノかせないので安心して買物ができるという意味)なんですが、いかんせん｢面白みがない｣。
要は品揃えを絞り込んで、利益確保(商品販売だけでなくその他もろもろの諸収入)のためのPB主体MDは食彩賓館好みではないということ。
最近では、ゲンキー社やザ・ビッグ社に価格的に一部、くぐられているが、そこは天下のバロー社。きちっと「余計なことはしないでただひたすら低コストで頑張る(関連記事2013/2/8ｱｵｷｽｰﾊﾟｰｱｽﾞﾊﾟｰｸ)」ことと思われます。
「品揃えに面白みがない」ということは逆にいえば「客が選ばなくとも良い」ということで、「短時間で生活に最低限必要な商品を揃えたい、しかもできるだけ低価格で」という客向きのスーパーです。
生鮮売場について、一言。定期的に近所のバロー社の店舗を利用していますが、生鮮品については岐阜県のバロー優良店ほどのレベルではありません。このあたり、バロー社の課題だと思います。

　いつも言うが「良い」とか「悪い」は客が決めることであって、個々人の判断にまかせれば良い。評論家センセイや誌・紙記者諸兄がいくら褒めても(自分にとって)アカンものはアカンし、逆に貶しても私の基準に見合って入れば当然「良いスーパー」となります。
「あの人が言うことなら」は単なるミーハーファンの思い込み。
食彩賓館はキャベツや大根を陳列して、肉もスライサー作業も経験した。刺身も造ったし店長やバイヤー、戦術・戦略担当も経験した。
なのに、現在のように「買物人」として店舗を訪問するようになってからの視点や観察眼からすると、そんな経験(売る側発想の経験則)は「屁」みたいなモンです(私にとってですよ。念のため。どっかの本部の偉いさんのことを言っているのではない)。
仕事で店を見たり、調査したり、人から話を聞いただけではわからないことがたくさんあるんですよ。ましてや机の上で学んだことや海外視察なんて他人と話する時の自慢話程度でしかない(基礎知識としては必要だと思いますが)。

　「身銭を使って、自分の生活のために買物しないと、そのスーパーの本当のことは見えてこない」ということをこの5年間で体験しました。
訪問したスーパーのことを本当に理解しているのは日々、その店で買物している人だけです。
これが結論です。
いかに｢普段買物している人々と同じように買物できるか｣をしない人が“店”を語っても相手の心には伝わらないのです。

　なので食彩賓館では「情報」「レポート」ではなく「覚書(自分のための記録)」と言っています。まだまだ修行途中。先は長い。

●<4/25予定>ﾊﾞﾛｰ鏡島店
　サンドラッグ鏡島店
岐阜県岐阜市西荘3丁目2番19　外
店舗面積　2,493㎡　駐車場　117台
大店立地記事　2012/09/06(part1記事9/6)
開店前訪問　　
2012/09/13(part2記事9/18)
開店前訪問　　
2012/12/05（part3記事12/14）
開店前訪問　　
2013/02/09(part4記事2/20)
開店前訪問　　 2013/03/16(part5記事3/18)
↓　撮影日　2013/03/16