あいそ家　東郷店(愛知県)サガミチェーン。「駿河湾産生桜えび(解凍)しらすミニ丼御膳」。表示のことについて意見。

趣味その他｜2013/04/01 posted.

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あいそ家　東郷店
愛知郡東郷町春木字清水ヶ根4086-29
℡0561-38-3227

　たまたま昼時に近くを通過したので寄ってみた。たしか夜の居酒屋へは行った記憶があるが、昼食は初。ということで覚書として記録しておく。

　サガミチェーンのうち、「あいそ家」は10店舗。愛知県9店、三重県1店。
レギュラータイプの「サガミ」よりもリーズナブルな価格設定になっている。
「サガミ」といえば味噌煮込みうどんと蕎麦。当然、「あいそ家」も同品がメインながら「カレーうどん」にも力を入れているという。
「春の旬彩フェア」ということで提案されていた「駿河湾産生桜えびとしらすミニ丼御膳950円(税込997円)」を選択。メニューを良く見ると「味噌汁をミニ麺に変更プラス80円(税込84円)」となっている。

注文を取りにきた女性に、まずはメニュー内容の確認。
・「生桜えびは冷凍品？」
　→いいえ違います
・ミニ麺を「カレーうどんに変更は可能？」
　→「可能です」
この質問に答えるために、フロア担当の方が厨房へ聞きに戻ったりしていろいろとご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

　出された品を見てまず思ったのが「やっぱり桜海老は解凍品」。
当たり前ですが、生の桜海老の流通は鮮度落ちが早い関係で急速冷凍したものが主流。一応、念のため確認したのだけど「冷凍？」と聞いたのがいかんかったかも知れない。本来は「解凍？」と聞くのが筋だが、生桜海老は自然解凍なので入荷商品を見ていないと普通の人には冷凍品かどうかわからない。よって気を使って「冷凍？」と聞いたのが拙かった。
この価格で、しかもレギュラーよりも低価格帯を販売する「あいそ屋」で『活』を食べれるとは思わないが、ちょっとガッカリ。
外食産業でもこういった桜海老やしらすなど時期のものをウリとしてメインに扱う時には原産地表示と養殖・解凍などの表示をした方が良いと思います。
(今回は桜えびは「駿河産」と表示されていました)
もう一つ残念なのはメニューの税抜と税込価格の並列表示。しかも税抜価格を赤字でアピール。
これも外食産業全体でいえることだがメニューへの表示はレジで支払う金額のみでお願いしたい。どうしても税抜価格を表示したい場合は税抜価格のフォントを小さくして黒字で目立たないようにするなど、客への配慮が必要。
外税価格をアピールすることで値頃価格を消費者にアピールしたい気持ちは理解できますが、そういった姑息な表示は良くないと思います。

　さて、味。カレーうどんは名古屋・尾張的な濃い味です。先日食した豊橋カレーうどんの勢川とはまた違う印象。カレーうどんといっても地域間・企業間で差があるのは当たり前ですが、食彩賓館は勢川(豊橋)の方が好みでした。
メインの桜えびとしらすについては特に感想はありません。旬の素材の本来の味を堪能したい人は産地(静岡県由比漁港等)へ行って『活』を食べさせてくれる店を探せば良いだけのことてす。
普通の生桜海老とこれまた普通のしらすを普通にいただきました。もちろんカレーうどんを食べる前に(笑)
価格相応の料理だと思います。

　さて、支払い。御膳価格＋80円(ミニ麺に変更)だと思っていたら、なんと、「御膳価格+カレーうどんハーフの単品価格」になっていた。
注文時に念のため確認したのになぁ。
(この後の交渉の件は割愛)

★追記
・実は、後日、静岡へ冷凍していない生の桜エビを食べたくなって遠征しました。どのスーパーでも普通に冷凍していない生の桜エビを購入することができます。
↓　購入した生桜エビ(非冷凍の新物です)