食彩品館.jp

玉出玉造店 訪問記 夜の売場と翌日早朝6時の売場確認。そして「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞」受賞の「玉出特製コロッケサンド」を実食

 

 最新店(と言っても2月16日オープンだが)の勝山店へ行く前に宿泊先の近くの玉出玉造店を訪問。24時間運営の店舗の状況を観察し、ついでに気になる「大賞作品」を実食した訪問記。

玉出玉造店 
大阪市東成区中道3丁目2-12
℡06-6975-2130
24時間営業
訪問日 2013/04/28 午後20時
訪問日 2013/04/30 午前6時
20130429tamade_tamatukuri

 宿泊先へ到着したのが19時45分。造店だからというわけではないが、“たまたま”宿泊先の近くにあったので、そのネオンの灯りに誘われて晩御飯のおかずを求めて店舗内へ。
最近の傾向として出張・私的旅行を問わず、一人の時の夕食は外食せずに宿泊先で近隣のスーパーマーケットで購入した商品とその近隣で製造された地ビールを飲みながらゆっくりと食事を摂るのがマイブーム。(ご参考記事)
理由はスーパーの商品、特に惣菜は実食してナンボ。見た目が良くとも、一食のボリューム感や食味を確認しないと実力がわかりません。
さらに、最近は宿泊先へモバイルパソコンを持ち込み、当日撮影した画像整理や食彩賓館記事のための情報収集等々をしているので夜の街へフラフラなんてしている暇はない(笑)。
当日もそういった理由で夕食を購入するために、光洋の新店であるJR森ノ宮店の近くにホテルを予約したのです。

 夕食はKOHYO JR森ノ宮店で購入することに決めていたので、様子見程度の気持ちで入ったのですが、あいかわらず玉出の迫力はスゴイ。
何が凄いって装飾が([E:happy02])。外観は昼間よりも夜の方が映える。でも、昨年夏の節電推奨期間も24時間こんなかんじだったのかなあ。ある意味、信念というか、なんとなく凄味や迫力を感じる企業です。

 24時間スーパーなので夜20時といえどもそこそこ商品は残っています。ついつい試してみたくなる商品もあるのですが、そこはグッと我慢。明日の朝食用に購入予定の商品と例の「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞」受賞の「玉出特製コロッケサンド」を探す。
20130429_11

ありました。フムフムと外観を眺める。見た目は良い。価格も手頃。なかなか良いんじゃないでしょうかというのが第一印象。
賞味期限が翌日の朝10時になっている。惣菜は基本的に当日製造、当日売切りが基本。大丈夫なんだろうかという心配はあるが、何か玉出社なりの食品衛生に関する担保があってのことだと思います。食彩賓館がとやかく言うことではない。
とりあえず現状確認だけで退店。

 翌日早朝。少し雨の気配があったため、大阪城を眺めながらの散歩はあきらめて朝食の手配へ件の玉出玉造店へ。
夜間は普段、「入口」と表示されているドアを閉め切って、「出口」と表示された扉から出入りするようです。午前6時に入口ドアを開放します。
前日の夜の商品量を見ているので、夜間に売れている量がある程度わかります。夜食に利用する人も結構居るのか、惣菜商品も少なくなっていた。
朝6時なのに従業員が各部門に一名。年配の方が多いが皆さん半額値引きシールを商品に次々と貼っている。
惣菜や刺身の消費期限が翌日午前10時になっていたのは24時間営業と、その後の売り尽くしに対応するため。
客も良く知っていて、この時間帯(午前6時)の割に客数が多い。半額シールが貼られると次々に売れていく。
近隣の方々の生活を支えているなあと少し感心。食品衛生のことはともかく([E:catface])。
一部、10℃以下の温度で管理すべき商品を常温で販売するなど、ワイルド感はありますが、まあそれはそれで・・・・([E:coldsweats01])

 そういった中で、他の商品よりも少し多く残っている「玉出特製コロッケサンド」を購入。しかも半額。なんとなく嬉しい。嬉しいが、玉子をつかったサラダの実質消費期限が気になる。でもせっかくなので宿泊先へ戻ってから実食した。
20130429_8
Photo

 表示を確認するため、パッケージをひっくり返したら原材料が一部のみしか表示されていなかった。別の場所で製造された商品だけど・・・。「調味料(アミノ酸)」は表示されている。アレルギー物質も一応表示。
20130429_12

20130429_14

表示は「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞」の審査対象外なんですね。
実食の感想としては「コロッケとサラダが口の中で混じり合う食感が良いことと、コロッケの油っぽさをサラダが緩和させるため、大人でも食べやすい」「ただし、1個ならば良いが、2個もこの商品を食べると少しくどく感じる」
この商品が大賞となった理由としては、審査の時に少し試食する分には一番の特長である「食感の良さ」を堪能できることか。もちろん価格的なお買い得感もあるでしょうし、その他の理由もあるのかもしれません。
気になるのは「原材料表示」の不備とコロッケという「温かいモノ」と、サラダという「冷やさなければいけないモノ」をどうやって現場(センター)で製造しているのかという心配。
とはいえ、良くできた商品だと思います。なかなか真似できないと思います。勇気(「温かいモノ」と「冷やさなければいけないモノ」のマッチング)がなければ。
もっとも、弁当でも同じことか。時々、ご飯が温かいまま販売している店もあるし。
20130429_13

◇ご参考「大量調理施設衛生管理マニュアル※。原材料及び調理済み食品の温度管理より抜粋」

加熱調理後、食品を冷却する場合には、病原菌の発育至適温度帯(約20℃~50℃)の時間を可能な限り短くするため、冷却機を用いたり、清潔な場所で衛生
的な容器に小分けするなどして、30分以内に中心温度を20℃付近(又は60分以内に中心温度を10℃付近)まで下げるよう工夫すること。この場合、冷却
開始時刻、冷却終了時刻を記録すること。~
※大量調理施設衛生管理マニュアルが適用されるのは「同一メニューを1回300食以上又は1日750食以上を提供する調理施設」です。
===================
●関連記事
スーパーマーケット惣菜・弁当大賞 ミニ地産地消弁当

===============
◇フライフィッシュに関する記事
★印は訪問記
★・2010/01/29玉出喜連店と玉出布施店訪問記

★・2011/09/07スーパー玉出周防町店と玉出八幡店

2012/05/10玉出粉浜店(大阪市)1円セール


★・2013/05/09玉出玉造店訪問記


★・2013/05/09玉出勝山店(大阪市)訪問記


2022/04/27F.F.マルシェ芦屋(兵庫県)