店内は地場商品の直送野菜とJA調達野菜が陳列され、今の時期は葉物を中心に地場野菜が出荷されています。果物はイチゴだけなので少し寂しい印象。
このような直売所のJA調達野菜は通常、市場調達商品(つまり普通のスーパーと同じ)、直売所間転送商品、協同組合間協同商品(他の地域のJAからの転送品)に分かれます。
つまり普通のスーパーで購入するのと変わらない商品を混ぜてというか、よくよく見ないとわからないように区分して、地元出荷商品の時期的品枯れ感をカパーしています。
当然ですが、市場流通品であろうと、直送野菜であろうと鮮度良く品質に見合った価格であれば問題はありません。とはいえ、せっかくの直売所訪問なので地場(販売している市区町村内)で収穫されたものが良い。
そこで、今回の訪問の目的はズバリ生たけのこです。
幸田から吉良町は愛知県西三河地域では昔から良質な生たけのこが出荷されていました。竹林を畑のように土作りしたり、施肥したりしての管理が行き届いているのをバイヤー時代に確認した記憶があります。
今回はそれに期待して、すぐに生たけのこ直売コーナーをチェック。
ありました。ボイル商品と生の併売。皮むきボイルたけのこはきっちりと冷却しながら販売。
商品を一見する限り、残念ながら朝堀りらしきたけのこは見当たりません。念のため売場の方に確認しましたが「たぶん前日堀だと思われます」という回答でした。
それでは次のステップ。穂先が地表から出る寸前の竹の子を見つけたい。見分けるのは簡単です。穂先が青くなってないもの、つまり茶色の穂先を見つければ良いだけ。
地元の方らしき年配の男性の方が売場で商品を見ていたのでこちらから声をかけて交流。いろいろと情報収集してから購入。
ちょっと育ちすぎている感はあるものの、穂先の土色チェックして根元の粒粒の色も確認。赤い粒が少なく、尚且つ色が鮮明なものを選択。

 本来ならばすぐに持ち帰って調理したいところだが、所要を済ませてから自宅に戻り調理開始。
泥を落として、皮を数枚めくって穂先を斜めに落として根元の赤い粒もそぎ落とす。そして、たけのこの中心部分に皮の厚みだけ立てに包丁を入れる。
後はアク抜き用の米ヌカを入れて大鍋で落し蓋をして煮る。
串でつついて柔らかさを確認した後は鍋から出してそのまま冷まします。
冷めたら皮をむいて出来上がり。
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姫ウラシマ草。
サトイモ科テンナンショウ属のウラシマソウの矮性種。矮性種だが浦島草同様に釣り糸を垂れる。

 
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「うんね～」一体なんだろうかとお試し購入。家で調べたらすぐにわかりましはた。

ツメタガイです。タマガイ科ツメタガイ属 ツメタガイ 。三重県南部では「ばんちょう」でお馴染み。先日、浜名湖で購入してきたばかり。アサリを食べてしまう憎まれ者ですが味は美味。
↓　浜名湖のツメタガイ
・2015/01/27 弁天島浜小屋(静岡県浜松市)

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