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コードバン購入するために長野県へ【その1 小黒川PAアルプスカーフ,ALPS-CALF,コードバン購入】長野県伊那市

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 コードバン(cordovan)は、農耕用馬の臀部から採れる皮革(wikiより)。
近年は農耕馬の減少から、食用の大型の馬から採取されることも多いと聞いています。今回購入したコードバンの馬の原産地は主としてヨーロッパ方面。使命を終えた大型農耕馬や食用として処理された大型馬から副産物としてとれた皮を利用しています。

  7月末の長野行でたまたま寄った中央高速小黒川PA(上り)には「本格皮革製品 アネックス館」というコーナーが売店の一角にありました。

●小黒川PA(上り) 権兵衛茶屋20150730 (8)
◇地図 20150901宮内産業ALPS CALF(飯田市)

 最近、趣味としてはまっている革のクラフト用の素材やコードバンのバッグ、靴などが多数陳列されています。
ご存知の方も多いと思いますがコードバンの小物でさえ、街でみかける価格は食彩品館.jpにとっては、とんでもない価格で高嶺の花。そのコードバンを使用したバッグや小物が結構な価格とはいえ市販のものと比較して割合、お値打ちな売価で提供されています。
PA近所の革製品製造店の出店かと思っていたのですが、貴重なコードバンの原材料をふんだんに使っているということに興味を持ちました。
その中で信じられないくらいの低単価のコードバン素材を見つけて購入したのですが、まず疑問としては
1.これは本当にコードバンなのか
2.何故安いのか
ということに尽きます。

★小黒川PAのコードバン 宮内産業 アルプスカーフ-1 (1)

 革の価格というのは1ds(デシ)単位で表示されることが多いのですが、私が利用している店の牛革のデシ単価(販売価)は以下の通り。
<サイズ表記>
※1ds(デシ)=10㎝×10㎝のサイズ。
※半裁=1頭分の革(丸革)を半分にしたサイズ。成牛クラスで長さ2~3m、幅は1m以上が目安。半裁のデシは200~300デシ。の大きさによりサイズは異なる。また革の厚さも1mm~3mm等異なります。
 半裁イメージ図↓

◇半裁サイズイメージ図

ヌメ革(無地)
※ヌメ革=植物タンニンでなめした革。
・タンロー(加工なし) 130円~172円/ds
 (半裁クラスのネット売買は80円/ds~)
・サドル(撥水加工)  145円~243円
 (半裁クラスのネット売買は80円/ds~)
A4サイズ(21cm×30cm)だと1280円~2,000円くらいでしょうか。
半裁でネット購入するとかなり単価が安くなることがわかります。
Mサイズの半裁は200~240デシで約18,000円程度。
Lサイズの半裁は241~280デシで約21,000円程度。
ただし、サイズが大きいことと、端切れが多くなってしまうことから、食彩品館.jpの場合、少々単価が高くとも自分の目で選択可能な県内ショップで購入することが多いのです。

 それでは馬革の価格はというと、

コードバン(メガネ半分) 710円~/ds
 約20デシ=15,000円~
コードバン メガネ 740円~ /ds
 約50デシ=約37,000円~
ヌメ(バット判) 210円/単価
 約60デシ=12,000円

 コードバンヌメ革の数倍~10倍の価格で販売されています。
ちなみに皮は上半身が「ホースハイド」として廉価な革製品の原料となり、下半身が貴重なコードバン精製の原料となります。
下半身を「ヌメ」と呼び、さらにここから革の表皮を削り、馬ヌメ革の中にあるコードバン層と言われる個所まで削りだし等で精製したものを、その形状から「メガネ」と呼んでいます。コードバンは繊維の配列密度が牛革の3倍から5倍と非常に密度が高いことが特徴。
つまり、1頭からとれるコードバンはお尻の部分のほんの少し、皮全体の約10%程度ということになります。

↓ 馬ヌメからメガネを取りだす(コードバン層まで削りだす)

◇馬ハッドからメガネへ

 ↓ メガネからコードバン層を切り取る。2枚とれます。

◇メガネ コードバンから

 ↓ 次回の記事で紹介予定ですが、コードバンとして販売されているクラフト用の革はこんな感じです。↓

★コードバン20150901宮内産業ALPS CALF(飯田市) -2

 ↑ 30㎝の金尺を目安にサイズを想像してみてください。

 今回、購入したのはメガネの半分サイズ程度です。約18~20デシですが、価格は上記紹介価格の●分の1程度。あんまり安いので価格は紹介しません(笑)。

 このコードバンからiphone6Plusケースと二つ折サイフを作りました。いずれも表面のみがコードバンで、内側はヌメ革です。

↓ もったいないのでコードバンの端っこを使いました

 □iphoneケースへ小黒川PAのコードバン 宮内産業 アルプスカーフ-1 (2)

↓ サイフの外革部分も裁断して使用。

□サイフへ小黒川PAのコードバン 宮内産業 アルプスカーフ-1 (2)

 ↑ 1ケ月程、使っているとこんな色に変化。

相当、ワケアリなコードバンと思われますが、1ヶ月も使いこんだり磨いたりしていたら色も見事に変化。尚且つ、手触りから重量感まで“さすがコードバン”を実感できました。

 そうなると次はカバンが作りたくなったのです。まずは材料の調達調査から始めます。流通業界歴35年、そのうち、調達関係はバイヤー&責任者として15年位やってました。専門は食品ながら、今回の対象が革とはいえ馬なのでなんとかなるでしょう。
仕事の伝手は使わず、個人の情報収集だけで調査したのですが・・・。

 以下、続く。
コードバン(のお尻の革)を求めて長野県飯田市へ買い出しに(その2)
 我が家の2個のランドセルのことを含めて世紀の発見を語る

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