カネハチ初倉店訪問記（静岡県島田市）FOODEX JAPAN 2015で当地缶詰グランプリ受賞,沼津産鯖燻製製油漬,オイルサバディーン,島田茶。栄西禅師。そして「なるほどねぇ。だったら、今、この店で購入しなくちゃ」と思うかどうか,part3

001訪問記録, 01スーパーマーケット, 01新店改装情報, 郷土・特産品, 静岡県｜2015/10/20 posted.

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　ご近所で本格的な藪蕎麦をいただいた後の話。
・本家藪蕎麦の系譜。薮蕎麦宮本（静岡県島田市）
　同社の新店です。久々の新店らしく、既存店と比べるといろいろと新たな取組にチャレンジされています。
地域の人気店らしい、地元の方々に過去より愛されてきた商品に加えて、同社の意気込みが伺える提案売場が散見。
ほぉほぉと感心しながら眺めるが購入動機までには至らず。
何が足りないのだろうか。文章・表現方法・装飾。いろいろと確認するも理由がわからない。でもわかったことは「なるほどねぇ。だったら、今、この店で購入しなくちゃ」と食彩品館.jpが感じるまでの提案表現になっていないということはわかった。
どこをどうすれば良いかは指導者やコンサルタントの方の仕事だと思うのでここでは割愛。

★購入商品
・オイルサバディーン(沼津産鯖燻製製油漬)

・鯖節の伝統工法で造ったという。3種類あるうちのガーリックを購入。本格的な味なのでツナフレーク的感覚で購入すると料理のアレンジに困るが、一言で表現すると「大人の味」。かなりクセがあります。１缶497円を高いと思うかお値打ちと思うかは購入者次第。

↓　FOODEX JAPAN 2015でグランプリしたご当地缶詰

・ミニいなり寿司

しっかりと味がついています。揚げが大きい。2個入りというのも好印象

・宮城産バチマグロ。生メバチマグロですね。価格も手頃。

・島田茶。

栄西禅師をモチーフにした島田茶キャラクター「えい茶いくん」
島田市と臨済禅の祖である栄西禅師との接点がイマイチ不明だったので珍しくネット検索。
どうやら「茶祖　栄西禅師」の像がJR金谷駅から徒歩20分ほどの島田市富士見町にあるようです。1961年(昭和36年)に日本茶輸出100年を記念してこの地に建てられたということです。島田市が茶の産地だから、その茶を日本に紹介してくれた栄西禅師を顕彰というのが理由。
　茶の歴史を振り返ると奈良時代の遣唐使までさかのぼります。中国大陸から伝えられた茶文化は平安時代には天皇・貴族等上層階級に広まり、茶栽培が畿内を中心に広がった経緯があります。
当時の用法は“唐風”で主な飲用目的は「薬用」。その唐風&薬用から庶民にまで広がる茶文化を伝えたのが1191年(建久3年)に宋から帰国した栄西禅師でした。
持ち帰った茶の種は九州～畿内を経て全国に茶栽培が広がりました。
さらに、鎌倉時代には武士階級に、室町時代～安土桃山時代には茶道が浸透し江戸時代には庶民まで拡大することになりました。
島田市の茶栽培の今があるのは栄西禅師のおかげということでのキャラクター起用だということがわかりました。

【その2】
・世界農業遺産茶草場（ちゃくさば）農法の実践地を訪ねる。その2.伝統農法が普通に継承されていることの不思議について思いを馳せる

・建仁寺参拝2007/11/07

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【以下、過去記事より抜粋】

●6/21　スーパーカネハチ初倉店
静岡県島田市阪本1462-1
℡0547-38-1331
営業時間　9：00～20：00
開店日2015/06/21
訪問日2015/04/11（part1記事4/20）
訪問日2015/06/06（part2記事6/15）
訪問日2015/09/12(part3記事10/20)