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すっかり誤解していました。やはり、自分の足と眼でしっかりと現地現物確認しなくちゃいけません。今回も痛感しました。 前回、杏林堂の新店 予定地を訪れた時に「野草広場」という店があることに気付いたのですが、時間的に余裕がなく、当日は未訪問。帰宅後、気になったのでググる(注:ちゃんと Googleで検索しましたよ。念のため)と、「野草広場」のトップページが現れ、最上段に「無農薬野菜/自然食品販売所」と表示されているのを見て、 「な~んだ。そういうレベルの店か」と勝手に解釈してそれ以上の調査はしませんでした。 食彩品館.jpは表示に少しこだわりがあり、特に“無”を使う用語にはよくない印象を持っています。その中でも“無農薬”はイチバン誤解を消費者に与える用語と思っていることもあり、その言葉をトップに使っている当店に対する興味が急速に失せたのでした。 ご存知のように“無農薬”は生産者側は生産手段のことを言っているのですが、消費者側は商品の品質保障(すなわち農薬が一切、生産物に存在しない)のことを言っていると誤解してしまう怖れがあるとして、農水省がガイドラインで表示をわざわざ禁止している用語です。 思想として、あえて“無農薬”と使っている方もいらっしゃいますが、食彩品館.jpとしては“無農薬”と表示している時点でその場を離れることにしています。
今回も杏林堂の新店の様子を確認して、Uターンしようとしたのですが、何か惹きつけるものを感じ、どうにも気になってとうとう店に入ってしまいました。
店内に入るとすぐに「無農薬」と表示された看板が目にはいるのですが、商品にはきちんとした有機JASや特別栽培の表示をされていることに気付きました。 尚且つ、品種も多く、生活者としての利用にも対応できるレベルの品揃えをされています。 加工食品はこういった健康志向の店にありがちなメーカーの商品が並んでいて、特にこの店ならではの発見はありませんでした。 発見はないものの、しっかりとした品揃えには少し感心。 「へぇ~」と感心しながら売場を見た後に、書籍販売のコーナーで立ち止まる。入店時に書籍コーナーがあることには気付いていたものの、こういう健康志向の店にありがちな書籍ばかりだと思ってしっかり見ていなかったのです。 書籍コーナーを見るとその店の出自がある程度わかってしまうので、先入観無しで店の品揃えを確認したかったのがその理由です。 驚きました。書籍棚には「新泉社/野草社」の書籍が多数、陳列されていたのです。 売場で驚いた発見としては今年、イチバンではないでしょうか。詳しい理由は割愛するとして、 風媒社(名古屋市)との関連で社名を知っていました。 この店と新泉社/野草社との関係が知りたくなったのです。 理由はすぐにわかりました。 野草広場の前の道路下に「野草こども診療所 小児科・アレルギー科」があり、その病院は子供のアレルギー体質を漢方薬を中心に治療する病院で、この「野草広場」はアレルギーを持つ子供とその家族のための店という位置づけを持っていることを知りました。
そして、野草こども診療所と野草社のこともわかり、書籍棚の新泉社/野草社の品揃えの理由もわかりました。
志のある出版社として、つとに有名な新泉社/野草社の関係する店舗だったことがわかり、畏れ入ったというのはこういう態度かという姿でスゴスゴと退散。
もう一度、言います。現地現物で現実を確認するのが肝要です。
******************************************** ★購入商品 ・丸島醤油。
食彩品館.jpとしては数少なくなった「これは試したことがない」というのが購入理由。まだ未食。
・one too many mornings(磐田市)のパン。
パン・ド・カンパーニュという名前のパンは北海道産小麦とライ麦粉、そして自然海塩と天然酵母というシンプルでナイスな表示。 実はパンよりも店名に惹かれたのです。おそらくですが、店名の由来はBob Dylan の歌だと勝手に解釈。 歌はアルバムThe Times They Are A-Changin’の中の一曲なんですが、当方の嗜好としてはローリングサンダーレビューのライブアルバム”Hard Rain”のライブ版の印象が強い。 ボ ブディランをリアルタイムに聴いていた時代なので余計に心に残っています。ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジでストリートミュージシャンをしていたと ころをボブディランにスカウトされたというScarlet Rivera (スカーレットリヴェラ)の演奏するヴァイオリンの音色と、ローリングサンダーレビューのバンド「Guam:グアム」とボブのラフで荒っぽい演奏に痺れた ものです。レコードは書庫のどっかに仕舞ってあると思いますが、CDは未購入。アルバムの中の“idiot wind”は、Bob Dylanのライブ演奏としては、The Bandとの復活ライブでの“Like A Rolling Stone”と並んでツートップのお気に入り。
「い つもの朝に」という邦題がついていますが、歌詞に何回か登場する♪For I’m one too many mornings and a thousand miles behind♪ 直訳すると「私はあまりに多くの朝と、そして1000マイルの距離をあとにしてきた」の邦題が「いつもの朝に」というのも言いえて妙の感がありますね。 「いつもの朝に」という意味のパン屋さんだと思いますが、いつもの朝に至るまでの1000マイルの距離にも思いを馳せる。
●one too many mornings 磐田市豊田西之島259 ℡0538-84-6457
======================================= ●野草広場 静岡県袋井市可睡の杜4−1 ℡0538-48-8002
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食彩品館.jp_2015年11月03日紹介,ヤオコー稲城南山店・アクロスプラザ千葉ニュータウン西,ザ・ビッグ土井店,Aコープ関東安中店,サークルK浜松初生町店,ライフ菱江店,クラフトハートトーカイ武豊店,カインズ宇都宮平出店,MEGA ドン・キホーテ神栖店,エムアイプラザ筑紫野,トップバリュ養殖ブリ,他 -PREV POST <
食彩品館.jp_2015年11月04日紹介,マツゲン大和郡山店,マックスバリュ(仮称)オリックス貸店舗,マルハチ武庫之荘店,セブンイレブン名古屋金山駅西店・松阪田村町北店,クスリのアオキ瀬戸北山薬局,ジョイフル扶桑高木店,ファミリーマート泰志築地店・博多美野島一丁目店・博多駅南三丁目店,ローソンSポートストア日の出店・銀座四丁目昭和通店・小松川三丁目店・那覇崇元寺通店,セブンイレブン千代田鍛冶町2丁目店・港区南青山3丁目店・ハートインビエラ玉造店・ハートインJR川西池田駅北口店・ハートインJR神戸駅中央口店,他 -NEXT POST >