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前日に稚内から礼文島入りしたのですが、当日の予定は午前中に礼文島観光、フェリー移動後、午後に利尻島の観光を予定。実際に訪れてみると礼文島の観光は「天気さえよければ」という前提はあるものの半日ではもったいない場所だと思いました。
今回はスコトン岬～レブンアツモリソウ群生地～スカイ岬～桃台、猫岩とバスで移動。天候も良く、自分の足でゆっくりと巡ればさらに多くの高嶺の花に出会えることができることが良くわかりました。
でも、それはあくまでも「天候が良ければ」というのが条件です。雨はもちろん風が強く吹いて曇っていれば今回のようなバス移動でもかなり厳しい旅となることを、実際に最終日に体験しました。

当日はせっかくの天候なので宿泊先周辺の散策に早朝より出かけました。ちょうど近くに「久種湖」があり、遊歩道が整備されていて季節の花も時期的に早いのですが、いくつか見ることができるという情報を事前に下調べしていました。
前日にホテルの若いスタッフに確認していた情報では「整備されていなくて草がボーボー」ということでしたが、実際には遊歩道はきちんと整備されていて軽装でも快適に散策することができました。

　まずはキャンプ地から湖に添って水芭蕉群生地まで向かいます。
キャンプ場入口に「シャク」の畑がありました。実際に栽培しているのか自然に生えているのか不明ながら、礼文島内では普通にあちこちで見かけました。

□シャク(杓)
・セリ科シャク属の多年草
・高さは80-140cm
・葉は細かく裂けて花期は5-6月。
・北海道、本州、四国、九州、琉球の山地の湿った場所で生育
・花が咲く前の茎と葉は山菜として食用。根も「ヤマニンジン」として食用になる。
・毒草の「ムラサキケマン」に似るが、シャクは芳香がするので臭いも要確認。

　キャンプ場は整備されていて当日も若者がテントを2張り。そして湖の西側沿いを約1.7Km、40分近く歩くとミズバショウ群生地に着きます。
途中、ノビネチドリ、ハクサンチドリ、キジムシロ(?)、スミレ、バケイソウ、マイズルソウを発見しては記念撮影。
↓　ノビネチドリ

↓　ハクサンチドリ

↓　ハクサンチドリの白花

↓　ツボスミレ

↓　バイケイソウ

↓　マイズルソウ

↓　クルマバソウ

↓　クルマバツクバネソウ

↓　ツマトリソウ

↓　ホウチャクソウ

↓　オオバナのエンレイソウ

↓　キジムシロ(?)

↓　こちらはレブンアツモリソウ群生地のキジムシロ。上の久種湖の花はキジムシロのような違うような。

↓　イワベンケイ(雄花)

↓　特定できなかった花

※間違っていても正しくても、あるいは特定できない花の名前等の指摘や情報提供は不要です。

↓　カタツムリ

木道の場所を目指して歩くのですが、途中、探鳥ボードがあったのでちょっと立ち寄り。

鳥は湖ではなく、岸辺にいました。ベニマシコ。本州では冬鳥で北海道では夏鳥。

　
さらに木道を目指して進むとようやくミズバショウの葉が見えてきました。

ここが目的地。何があるかというと・・・・・。クロユリです。この場所まで行けば確実に見ることができることを事前に調査済み。

家人が最初に見つけました。一度見つけるとあちこちで発見できます。嬉しい。

　
さて、目的のクロユリも見ることができたのでホテルへ引き返します。朝食の時間まであと一時間程あるということで、探鳥ボード付近から杜の丘方面に寄り道することに。

少し登ると歩道沿いにミヤマオダマキが咲いています。
↓　ミヤマオダマキ

 
↓　ハクサンチドリでしょうか? レアな白花

丘の上からの景色を堪能。ダケカンバ、イタヤカエデ、ナナカマドの新緑に見惚れました。

↓　利尻岳(利尻島　標高1,721m)

↓　礼文岳(礼文島　標高490m)

↓　船泊の海岸方面(北緯45度30分16秒付近)

　
近くでツツドリ、遠くからはカッコウの鳴き声を聞きながら道をくだる。

 40分近くかけてクロユリを見に行き、寄り道したので往復2時間の散策をしたのですが、宿に帰ると「クロユリならホテルのすぐ横に群生地がある」と教えていただいたのでした。ううっ。

 
でも久種湖ではアップで撮影できたので良しとする。

結局、朝の散歩の予定が、2時間のトレッキングもどきになってしまいました。その分、礼文島の花を堪能することができたので満足満足。

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朝食後、ホテルの方から「ホテイアツモリソウ」を見ることができるという話があり、700円を支払ってオプションツアーに参加。
↓　ホテイアツモリソウ

↓　ノビネチドリ

 
「これだけで700円は・・・」という声もチラホラあったが、食彩品館.jp的にはプライスレスな喜び。この後、レブンアツモリソウ群生地訪問をしたのでダブルアツモリソウを見ることができました。

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◆北海道礼文島と利尻島に一泊する旅2016年6月記事
・その1　念願の食品館あいざわさん訪問記2016/06/08
・その2　ｾｲｺｰﾏｰﾄ利尻店・稚内駅前店訪問記2016/06/09
・その3宗谷岬からサハリン,間宮林蔵,最北端2016/06/10
・その4ｹﾞｽﾄﾊｳｽ　ｱﾙﾒﾘｱ(稚内市)宗谷黒牛ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞ2016/06/13
・その5礼文島観光。ﾎﾃﾙ周辺と北限の夕陽2016/06/15
・その6礼文島ﾌﾟﾁﾎﾃﾙｺﾘﾝｼｱﾝの夕食と朝食2016/06/17
・その7礼文島久種湖散策(クロユリ、他)2016/06/20

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◆北海道遠征に関する記事
(2014/3/11～3/13)
・JR札幌駅周辺の商業施設風景
・札幌三井JPﾋﾞﾙﾃﾞｨﾝｸﾞ
・三越札幌北館改装工事
・大通交流拠点地下広場
・明治安田生命札幌大通ﾋﾞﾙ
・旧北海道庁～時計台～ﾃﾚﾋﾞ塔
・藻岩山へ登る
・北海道大学エルムの森散策
・ｲｵﾝ札幌桑園SC訪問記
・六花亭ｲｵﾝ札幌桑園店訪問
・ﾂﾙﾊﾄﾞﾗｯｸﾞ桑園店訪問記
・北海道どさんこﾌﾟﾗｻﾞ札幌店
・丸井今井札幌本店訪問記
・ｾﾌﾞﾝｲﾚﾌﾞﾝ北海道ST大通店訪問
・ｺｰﾌﾟ札幌琴似24軒店訪問記
・ｾｲｺｰﾏｰﾄぎょれん店訪問記
◇北海道札幌で食事
・らーめん一粒庵(札幌市中央区)
・紀州寿し(札幌市北区)
・こうひいはうす(札幌市中央区)
・ﾏﾙｻﾝ三上商店(札幌市)で毛蟹
・ﾏﾙﾊのｶﾙﾋﾞ丼(札幌市北区)
・ｶﾙﾋﾞｰﾌﾟﾗｽ新千歳空港店訪問記
・釧路ふく亭ｲｵﾝ札幌桑園店

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◇資料集

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