バローホームセンター可児坂戸店の建築状況を確認したついでに「10周年」という表示に惹かれてついつい入店。もう10年経ったのかと思って過去の記録 を調べてみると、オープン後にも訪店していて前回は2012年ということで、オープン以来の10年ぶりではなく4年ぶり。

　オープン時に 訪れた時は直売農産物が豊富であることと、地域の原材料を使った地元メーカーの加工食品の品揃えも良く楽しい買物ができたと記憶しています。店全体に「新 しい直売所にトライする!!」という気概みたいなものを感じました。「成功事例を横展開しただけ」的な昨今の道の駅や直売所にはない雰囲気を感じたもので す。これ昨今の食品スーパーマーケットの新店事情にも言えることですが、どこを切っても金太郎的なチェーンストア展開の危険性は時代に取り残されたときに 一気に全滅する危険を持っていることだと思っています。毎年、毎店、何がしかの進化(MDだけでなくサービスやローコスト運営を含む)をして、それを過去 出店店舗に横展開することが肝要。それができているチェーンストアだけが経常利益率5%を常に超えることができるハズ。
という評論家や誌・紙記者のような発言を食彩品館.jpがするワケないのですが・・・(笑)。
　久々のとれった広場可児店。10年前・4年前と比較して、扱う商品の地域圏がどんどん広範囲になっていることもあり、県内の直売所との差異化があまり見当たらなくなりました。これは他県の直売所にもあてはまります。
ただ、直売農産物については出荷品種が豊富になって、かっての「旬の商品ばかり並び、それ以外はほとんどJA調達商品で埋められている」ということは少なくなりました。
あまりスーパーマーケットでは販売されないような規格外商品もなくなった代わりに、見映えが良く、耳障りの良い品種名が並ぶのは悪くない景色なのですが、以前の同じ商品ばかり山積みになっている風景が懐かしいと思っています。
あとは、JAの直売所ならではの取り組みである「栽培内容の情報公開」があれば「グッジョブ」ということになるのですが・・・。

★購入商品
・レトルトカレーらしからぬ外観が面白いと思うが、本棚陳列が主流のスーパーマーケットの売場には陳列しにくい形状。B級グルメという呼称自体が好きではないのですが、ジビエを使った食材や獣関連雑貨には興味を持っている食彩品館.jpとしては見逃せない商品です。
「猪鹿庁」というネーミングがグッジョブですね。

・レッドアンデス（ネオデリシャス）
　皮が赤い「アーリーローズ」と「ソラナム・フレハ」（南米原産種）とを掛け合わせた品種。初期名称は「ネオデリシャス」だったが、現在では「レッドアンデス」あるいは「アンデスレッド」の品名で販売されている。

・みょうが。今回は家人に自家製酢漬けにしてもらって食す。旨い。

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●とれった広場可児
岐阜県可児市坂戸59
℡0574-62-6023

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