伊吹山ドライブウェイから”伊吹山山頂へ。その前に9合目付近の景色【日本百名山「伊吹山(滋賀県)」の景色その1】スカイテラス伊吹山,グンナイフウロ,コウゾリナ,ミヤマトウキ,
◆日本百名山「伊吹山(滋賀県)」の景色
・その1伊吹山ドライブウェイから伊吹山9合目付近の景色
・その2伊吹山西登山道から山頂へ。高山植物と琵琶湖の景色
・その3伊吹山山頂の景色とヨモギ餅
・その4荷揚げ専用のモノレール沿いに中央登山道から下る
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◇伊吹山ドライブウェイ
伊吹山は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがるが、一等三角点は滋賀県米原市に設置されています。
標高1,377mながら、日本海側から吹く「伊吹おろし」と呼ばれる季節風により岐阜県から愛知県に広がる濃尾平野に雪を降らせ、伊吹山自身も積雪量世界一記録である積雪量1,182mの記録保持地でもあります。
また、そういった環境条件や、約3億年前の古い時代に地層形成されたこと、石灰岩層の山であることもあり、植物の種類が多く、「イブキ・・・」と名付けられた固有種の植物も多いという特徴があります。
そして、織田信長が許可して植えられたという薬草も豊富で、その当時、海外から移植されたと想定されている外来種もあったり、植物相の豊富な山です。
そういったこともあり、「代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落、著しい植物分布の限界地」という理由で伊吹山頂草原植物群落が国の史跡名勝天然記念物の指定を2003年に受けています。
さて、その伊吹山には岐阜県関ヶ原町から標高1,260m(伊吹山の9合目付近:住所滋賀県米原市大久保)まて伊吹山ドライブウェイが開通され、今のところ、自家用車で山頂直下まで行くことができます。
かっては乗鞍や上高地も自家用車で行っていた時代を知るものにとっては大変、ありがたいことなんですが、豊富な植物相や環境を保護するためにそのうちマイカー規制があるのではと心配しています。もっとも、植物相が保護できないようならばマイカー規制を優先させる方に賛成するのですが、今のところは、散策路と植物保護場所を区分けする程度の規制が実施されています。
◇伊吹山ドライブウェイ 覚書
・昭和36年4月、工事に着工し4年の歳月をかけて昭和40年6月に完成
・昭和40年7月に全線開通
・年間6万5千台、利用客数にして約25万人
・総延長/17km 幅員/6.5m 2車線 路面/完全舗装 勾配/平均6.4%最急勾配/10%
・制限速度/30km/h(一部20km/h )
・駐車場・・12km地点(普通車で約50台収容可能)山頂(同、約600台)
・起点: 岐阜県不破郡関ヶ原町大字関ヶ原字寺谷1586
・終点: 滋賀県米原市大久保字野田山1632
□営業時間
・春季 4月第3土曜日~7月第3土曜の前日
道路 8時~20時、駐車場10時~16時
・夏季 7月第3土曜日~8月
道路 3時~21時、駐車場 9時~18時
・秋季 9月
道路 8時~20時、駐車場10時~16時
・秋季 10月~11月最終日曜日
道路 8時~19時、駐車場10時~16時
インターチェンジから関ヶ原合戦地を通り抜け、麓のドライブインゲートに到着したのは午前8時少し前。翌週(7月第3土曜日)から夏季営業時間(午前3時)ということは事前に知っていたので、営業開始時間直前に到着したが、すでに営業していて通過できました。
山頂に到着した時にはすでに車が駐車されていたり、猛禽類「オオワシ」を待ち構える人々がいたりと、結構賑わっていました。
到着後は山頂に向かって西登山道から登り、中央登山道から降りてきたのですが、その話は次回にまとめて紹介するとして、今回は9合目駐車場付近の景色とスカイテラス伊吹山での買物について。
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まずは景色。到着時は晴れていたのですが、頂上にいる間にすっかりガスがでてきて眺望がとざされていました。
やはり山は早朝に訪れないといけませんね。
◇駐車場からの景色
↓ 白山方面
◇駐車場周辺の花
駐車場の周囲をじっくりと探すと、当日、どこにも見当たらなかったグンナイフウロらしき姿を発見
・グンナイフウロ
・コウゾリナ
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・室内56席、テラス49席
・西側は全てガラス張りで琵琶湖が一望。沈む夕日も。
□トイレデータ
男子用小(8基)、大(洋式 5基)女子用21基(11基洋式・10基和式)車椅子用洋式 1基トイレットペーパー無し
※水道が引かれていないため、毎日ドラックで麓より輸送されている。
スカイテラスで購入予定だった「伊吹山お花辞典540円」は到着時にスカイテラスが営業前だったため、頂上の売店で購入。
「天空の楽園 伊吹山へ」のDVDはダイジェストを放映しているのを見ていたら、不明だった花を紹介していたので購入。
↓ 花のピーク時点の伊吹山のお花畑
↓ 当日(7月初~中旬)の天候
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◇ドライブウェイの景色
・ミヤマトウキ
・ウツギ
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・西登山道から頂上へ。そして中央登山道から下山へ続く
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・2017/07/10富士見パノラマその5(ホテイアツモリソウ)
・2017/07/04富士見パノラマその4(入笠湿原周辺)
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・2017/06/28富士見パノラマその2(日本スズラン)
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□2017年初夏の富士見高原周辺の旅
・白州塩沢温泉フォッサマグナの湯(山梨県北杜市)
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・その1「富士見パノラマリゾート概要とゴンドラ標高差」
・その2「入笠湿原と御所平。日本すずらん120万株と初夏の植物」
・その3「入笠山登山と南北中央日本アルプス~後立山連峰パノラマ」
・その4「マナスル山荘から山彦荘入笠湿原周辺散策」
・その5「入笠すずらん山野草公園でホテイアツモリとクマガイソウ」
・その6「ドイツすずらん20万株と八ヶ岳の景色」
□夏の伊吹山散策(滋賀県・岐阜県)
・その1伊吹山ドライブウェイから伊吹山9合目付近の景色
・その2伊吹山西登山道から山頂へ。高山植物と琵琶湖の景色
・その3伊吹山山頂の景色とヨモギ餅
・その4荷揚げ専用のモノレール沿いに中央登山道から下る
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