食彩品館.jp

松阪産茶葉伊勢の和紅茶,紀宝町産マイヤーレモン入,三重県大台町産柚子チップ入り

 食彩品館.jpは特に強い国産へのこだわりはありません。何処で採れたのかという出所や何処で作ったのか、あるいは誰が管理しているのかを知った上で食したいと思っているだけです。
とはいえ、近くの産地で、あるいは自分の馴染みのある産地で採れた原材料を使っているということは非常に嬉しいと感じる普通の消費者心理も持っております。
以前、何回か購入して食彩品館.jpでも紹介済みの「和紅茶」。最近は松阪地区以外でもみかけるようになりましたね。

 おさらいのためもう一度、繰り返して特徴を紹介すると
1.松阪産(飯南・飯高)深蒸し茶葉を発酵させて使用
2.品種はお馴染みの「やぶきた」茶。輸入紅茶よりも甘みを感じるため砂糖使用が少なくてすむ。

この2点につきます。

 付け加えるならば、「芽重型」と称される芽を少なくして茎を太くさせ、茶葉を強くさせるという栽培方法を採用していること。
三重県で生産されるお茶は全国第3位の生産量を誇り、「伊勢茶」として全国に流通していますね。

 あと、香料不使用とかは、茶葉でそんなものを使ったものなんぞ購入しないので当方にとってはおまけみたいな特徴となります。もちろん“無”添加と言う説明を聞くと購入はためらいます。
<ご参考>
・食彩品館.jpにとって“無”は良くない表示と思う理由。
 無農薬栽培表示はダメ

 無添加・無化調は良くない

 発酵させるため、カフェイン量はコーヒーよりも少なく、逆にタンニン(カテキン、紅茶ポリフェノール)は普通のお茶よりも紅茶の方が多く含みます。
水出しもちょっと時間をかければできるようですが、なんといっても面白い提案としては「紀州名物の茶粥」に使う提案をされていること。これは斬新ですね。茶粥はほうじ茶を使いますが、ほうじ茶

 今回は定番レギュラー和紅茶に三重県産の果実をトッピングして風味を変えた商品を購入しました。

★伊勢の和紅茶 マイヤーレモン

松阪産茶葉を使っているのはレギュラーと同様。茶葉に三重県紀宝町産マイヤーレモンの皮で作った“レモンピール”を混ぜています。
ご存知のようにマイヤーレモンはミカン科ミカン属で「レモン類とオレンジ類(マンダリン類)の自然交配種」と言われています。自宅でも趣味として栽培していた時期があったので結構詳しい(^_^)
肌がレモンより艶やかで熟すと黄色からオレンジ色に近い濃い色に変化してきます。そして形が楕円というか少し丸みをおびる。
普通のレモンではなくマイヤーレモンを使うことで、酸味がまろやかで香りも若干の甘い香りを感じることができます。
国産であることのメリットは輸入レモンに使用されている(認められている)オルトフェニルフェノール、イマザリル、ジフェニル、チアベンダゾール、フルジオキソニル、アゾキシストロビン、ピリメタニル等の防カビ・防腐剤が使われていないこと。別に国が安全だと言っていることに「いや、そうじゃない」と目くじら立てるほど気にしていないのですが、使わなければ使わない方が良いと思われるポストハーベスト農薬です。
特に今回はマイヤーレモンピールということなので国産品であることのメリットは大きいと感じました。

★伊勢の和紅茶 柚子
松阪産茶葉に三重県大台町産柚子ピールをトッピング。マイヤーレモン同様に皮を使うということで、果実は別の商品に使い、果皮をピールにして和紅茶には皮のチップを使うということで無駄のないように使っているのが好印象。
果皮にはビタミンC が豊富で、ビタミンB1・B2、鉄分、カリウム、カルシウムも含まれています。
程良い酸味と柚子の香りが和紅茶の旨味を引き立ててくれます。

今回、購入は見送りましたが、生姜入もあります。
☆伊勢の和紅茶 ジンジャーティー
三重県産ジンジャーチップ入り
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松阪マルシェ
三重県松阪市飯南町粥見3027
℡0598-32-3732
設 立 2010年4月1日
●【販売店】三重県産特産品アンテナショップ
斎宮歴史博物館 あざふるさと
三重県多気郡明和町竹川566
℡0596-52-7295
(訪問記事2016/06/02)

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【購入場所】
●おとと 尾鷲物産