“辻口シェフ自筆サイン入り”2018 H Selection (アッシュセレクション2018)」チョコ。エビスビール5色。そして「桃夭(とうよう)
バレンタイン。食彩品館.jpにとっては昔からあまり縁のない日である。
今年も家人と娘からいただいたのだが、家人はともかく娘はいつも当方の嗜好に合わせて趣向をこらして商品選択をしてくれる。
一昨年~昨年はローリングストーンズ銘柄のチョコということで、まさしく嗜好ドンズバな選択。
今年は辻口シェフ本人が売場にいらしたとかで、サイン入りチョコを贈ってくれた。“サイン入り”というのが嬉しい(=^_^=)
●2018 H Selection (アッシュセレクション2018)
4ピースの一番安いタイプながら、後期中年男性が一人で食べるとすれば適量。
「美味しい」の一言。
・2016/10/17マリアージュ ドゥ ファリーヌ(アクアイグニス)
★・201611/02コンフィチュール アッシュ(アクアイグニス)
・2016/10/14サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ(アクアイグニス)
・2016/10/12温泉棟片岡温泉で購入した商品
・2016/10/11アクアイグニスの温泉棟・宿泊棟について
・2016/05/06アクアイグニス多気(三重県)イオンタウン多気part2
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今まではバレンタインにチョコ、誕生日はエビスビール(食彩品館.jpの嗜好)というのがパターンだったが、今回はチョコにビールが付いてきた。尚且つ、色とりどりのエビスビールが12本。
大事に、1日1缶だけ味わいながら飲む。美味しいねぇ。娘から貰うものはなんでも美味しいけど(=^_^=)。
娘が嫁いでしまったのです。
高校生の頃に習った中国の古代詩で今でも覚えている漢詩があります。「四言古詩」で覚えやすく、シンプルな内容ながら、その句形と押韻に美しさがあり、結構、気に入ってました。
「桃の夭夭(ようよう)たる」で始まる、嫁ぐ娘の幸せを祈る庶民の祝婚歌なのですが、この詩に影響を受けて娘が生まれた時に桃の苗木を植えています。
娘が小学校に上がるまでに立派な実をつけてくれましたが、味は・・・・。日当たりも良くなかったし、手入れは袋掛けをするぐらいなので出荷品のような味はありませんでした。
↓ 2001年撮影
こりゃ売れないなあと思っていたら、我が家の桃(娘)は思いのほか早く売れてしまって・・・。
「詩経」より「桃夭(とうよう)」
桃之夭夭 灼灼其華
(桃の夭夭たる 灼灼たり其華)
之子于帰 宜其室家
(之の子于き帰ぐ 其の室家に宜しからん)
桃之夭夭 有蕡其実
(桃の夭夭たる 蕡たる有り其の実)
之子于帰 宜其家室
(之の子于き帰ぐ其の家室に宜しからん)
桃之夭夭 其葉蓁蓁
(桃の夭夭たる 其の葉蓁蓁たり)
之子于帰 宜其家人
(之の子于き帰ぐ其の家人に宜しからん)
<自己訳>
桃の木は若く、花は美しい。
この娘は嫁ぎ、その家にふさわしい嫁になるだろう
桃の木は若く、その実は大きい
この娘は嫁ぎ、その家にふさわしい嫁になるだろう
桃の木は若く、その葉は茂っている
この娘は嫁ぎ、その家の人に喜ばれる嫁になるだろう
嫁ぎ先に早く馴染んで末永く幸せになって欲しいという親の想いがわかる時が来ることを高校生の食彩品館.jpは知る由もなく・・・・。
嫁に行ったら、行ったで寂しいし、ずっと家におられても心配だし。男親は辛いなあ。
皆におめでとうと言われるが・・・・・
同級生の知人に「どうだった?」と聞いたら「ウチなんかもう孫が結婚する年齢だぞ。忘れた」と言われてしまった。
「桃の夭夭(ようよう)たる 灼灼(しゃくしゃく)たり其(その)華(はな)」。
苗木が育ち、花が咲き、そして大きな実をつけ、葉が多いに茂る。娘の成長と月日の経過を花・実・葉に例えて、且つ、親の心情。
しみじみ良い漢詩だと思います。
末永く仲良く暮らして欲しい。