中華薬膳館ろぢん(愛知県額田郡幸田町)花ごろも1,050円。禁煙施設です。定休日変更(月曜日→火曜日)。杞枸子,クコの実,山薬,サンヤク,薯蕷,茯苓,ブクリョウ,羅漢果,薏苡仁,ヨクイニン,五穀、五果、五畜、五菜,

●食事, 実食記, 愛知県, 東海地方｜2018/03/31 posted.

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・中華薬膳館ろぢん(愛知県額田郡幸田町)
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　国道248合線岡崎市南部～幸田町付近を昼食時に通過することが多く、周辺沿道の個人運営の飲食店はほぼすべて実飲食済みながら、この店は今回が初。　
理由としては昼時に駐車場が満車になっていることが多いことと、看板と店舗外観からどのような中華料理を提供してくれる店なのか判断しかねていたから。　
他者の評価をあてにせず、自身の判断に影響を与えないために店舗訪問前の事前情報収集を控えているので、初めての店は看板・外観から、提供メニューや価格帯をある程度イメージできる店を利用しています。

　中に入ると靴を脱いで廊下から室内へ。普通の家というか自宅を改装したような印象。
キッチンは台所で食事場所は洋間2部屋分。テーブルは3～4卓。

　メニューを眺めると「薬膳」という文字と効能が書かれた中華材料を紹介されている。価格はランチ価格1,050円と1,280円の2択。

(画像はすべてクリックで拡大表示)
夜のメニューも健康に配慮した原材料選択と健康アピールが並んでいます。
客は若いグループ1組と後期中年男性夫婦に、家族連れwith祖母風同行者。すわなち満席。
「薬膳中華」は15年～20年前に中国浙江省杭州市でいただいた記憶がある。
当時の説明では「五穀、五果、五畜、五菜をバランスよく組合せ、これに生薬を加えて効能をより強化した料理」的な説明だったと記憶している。また、「薬膳料理」と言っていたら、「薬膳の“膳”は“料理”の意味だから“薬膳料理”ではなく“薬膳”です」と窘められた記憶ありマス。
　
　さて、メニュー。お昼は2種だが、花ごろも1,050円と花ゆうぜん1,575円の違いはメニュー数2品ということなので、少し迷って、「花ごろも」を選択。

◇お昼膳
・花ごろも　1,050円
1.野菜サラダ

2.肉野菜の炒め物(杞枸子:クコの実)

3.長芋の和え物(山薬:サンヤク)薯蕷(しょよ)。
4.きのこ煎り玉子(茯苓:ブクリョウ)

5.小豆ひじき(羅漢果)

6.はと麦コーンスープ(薏苡仁:ヨクイニン)

7.漬物
8.ごはん

　良いですね。特に生薬系について「何を使っているか」という表示が嬉しい。
味はいわゆる日本風中華のようなきつい味付けではなく、薬膳というだけあってなんとなく体に優しそうな味。生薬系も特にクセの強いものは使っていなくて、薬膳につきものの漢方薬臭さは感じない。薬膳になれていない人でも食べやすく調理してくれています。
ただし、この店の本当の「薬膳コース」は只今、提供中止中。

　定休日が月曜日から火曜日に変更になったので要注意。
良い店だと思います。次回は家人同行で訪れたいと思います

◇資料