フィリップス・コレクション展(三菱一号館美術館:東京都千代田区)アングル,コロー,ドラクロワ,クールベ,マネ,ドガ,モネ,,ゴッホ,シスレー,セザンヌ、ゴーガン,クレー,ピカソ,ブラック,他

003旅行・文化, 03関東地方, museum, 旅行記, 観光地と施設, 趣味その他｜2019/03/11 posted.

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東京へ行く機会があると、開催中の美術展や博物館の特別展示等に寄るようにしています。
特に美術が好きとか考古学に興味があるというわけではなく、また自身の見識を高めたり、自己研鑽を目的ともせず、ただ訪れて、未知なるものに触れて、自分が意外なモノやコトに感動したりすることを面白がっています。
美術館巡りは新婚旅行でフランスに行った際に観光目的でルーブルへちょこっと寄ったぐらいで、本格的な美術館巡りなどはしたことがありませんでした。
仕事では日本橋の三越等の百貨店で開催される催事の視察で美術展を訪れることはあったものの、作品に対して感心する程度で、趣味としての興味を持つには至りませんでした。
転機は2005年に愛知県美術館(名古屋市)で開催された本格的なゴッホ展。本物のもつ色彩に自分が引き込まれていく。1回目は仕事として訪れ、2回目は自身の意思で訪れました。
ゴッホの代表作である「ひまわり」「夜のカフェテラス」「種まく人」等、誰が見ても素晴らしいと思う作品に、いつもなら「ベタ」を嫌う私が感動していることに自分自身が驚いたのです。
以来、時折、美術展に出かけては新しい感動との出会いを楽しんでいます。
　今回は東京駅から近い「三菱一号館美術館」ということで、新幹線に乗る前に訪れました。

　美術展では最初に皆さんの後ろからさらっと眺めて、もう一度、自分が気になった作品を客列に並んでじっくりと鑑賞するようにしています。

今回は19世紀から20世紀までの作品75点が展示されていて、特にアングル、コロー、ドラクロワ等の19世紀の巨匠、クールベ、マネなどの印象派前、印象派のドガ、モネ,ゴッホと印象派後のセザンヌ、ゴーガン、クレー、ピカソ、ブラックの展示が目玉として紹介されていました。
「もう一度、じっくり」はマネ、ドガ、モネ、ゴッホあたりの作品になるわけですが、やっぱり「わかりやすい」「構図が好き」「自然が美しい」ということで印象派のシスレーの絵に惹かれます。これは本当に自分の嗜好なんですが、シスレーでも水と空の多い作品が好き。今回はそういう構図の作品がなかったのが残念。
それでも「すべて巨匠ばかり」というウリの言葉に納得。
良い時間を過ごせました。
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●フィリップス・コレクション展
2018年10月17日(水)～2019年2月11日(月)
※月曜、年末年始(12月31日、2019年1月1日)休館 (ただし、祝日及び振替休日、会期最終週とトークフリーデーの10月29日、11月26日、2019年1月28日は開館)
・開催時間 10:00〜18:00。
祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで。入館は各閉館の30分前まで
・場所
三菱一号館美術館(東京都千代田区)

◇資料