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強羅駅箱根登山鉄道。レーティッシュ鉄道と姉妹提携。本物のレーティッシュ鉄道ベルニナ特急乗車も少し紹介

箱根観光(2019年5月11日~12日)
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2019/07/24箱根町立箱根湿生花園
2019/07/26強羅駅箱根登山鉄道

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◆スイス登山鉄道と氷河特急・ベルニナエクスプレス乗車
2019/08/09世界一の急勾配ピラトゥス鉄道
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2019/08/21グレッシャーエクスプレスの設備とお土産編
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2019/10/01ユングフラウヨッホ駅トップオブヨーロッパ
2019/10/28カートレインでアルプス越動画
2019/11/11ゴルナーグラート鉄道(スイス)動画。

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◆大井川鐡道(静岡県SL)

2019/01/21大井川鐡道SL整備工場

2019/01/28大井川鐡道トーマス号乗車

2019/01/25大井川鐡道千頭駅周辺

2019/01/28大井川鐡道南アルプスあぷとライン

◆鉄道記事

2021/03/16直交ダイヤモンドクロス(名古屋市)

2018/02/15鉄道博物館新館(埼玉県)

2016/04/28京都鉄道博物館(京都市)

2012/05/24原鉄道模型博物館(横浜市)

2011/03/11リニア・鉄道館内覧会訪問記


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  箱根登山電車の乗車は20年以上前だったと記憶。下の子のオムツが取れていなかった頃で、仕事で多忙な時期だったものの、休みを3日とって、富士サファリパークと箱根宮下温泉、そして伊豆の土肥温泉への旅でした。子ども達の初温泉と海水浴デビューで、この年から毎年、夏・冬の2回、思い出作りの家族旅行を上の子が中学生になるまで続けていました。
箱根の温泉はちょっと奮発して当時の私達の感覚としてはかなり高価な旅館に宿泊。小さな子ども達が宿の調度品を壊すんじゃないかと心配しながらの滞在でした。
その時に宿から1駅の場所で花火大会があることを知り、箱根登山電車に乗って見に行ったというのが記憶の片隅に残っています。箱根登山電車はその時以来となりますね。

 さて、強羅駅にはスイスのレーティッシュ鉄道と姉妹提携記念のオブジェとともに「サンモリッツ」の駅名看板を掲示。

姉妹鉄道提携は1979年で、箱根登山鉄道はもともと、レーティッシュ鉄道ベルニナ線をモデルにした登山鉄道で1919年に開通。最大勾配70パーミルの路線であるベルニナ線が、ラック式鉄道ではなく、通常のレールを使った粘着式鉄道で運行されていることを参考にしたようです。

今年6月のスイス旅行で「グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)」と「ベルニナ・エクスプレス(ベルニナ特急)の二つの世界遺産区間に乗車しています。
↓ グレッシャー・エクスプレスと
  ランドヴァッサー橋↓

↓ ベルニナ・エクスプレスとループ橋↓

サンモリッツ駅で箱根登山鉄道の看板を探し、記念撮影。そして、ベルニナ特急でイタリアのティラノへ行った時に駅で「ティラノ」とカタカナで書かれた箱根登山鉄道提携の看板を撮影。

 時折、スイスの観光地にちなんで「東洋のサンモリッツ(北海道ニセコひらふスキー場)」や「日本のダボス(信州菅平)というキャッチフレーズを見かけるが、逆にスイスでは「スイスの姫木平エコーバレー(アンデルマットと提携)」や「スイスの菅平」「スイスのニセコ」とか使っているのかずっと疑問に思っていました。さすがにスイスで日本のスキー場や観光地にそのような事例を見かけることはなかったものの、前述の箱根登山鉄道のカタカナ看板を見つけてちょっとニコッ。
↓ サンモリッツ(スイス)とティラノ(イタリア)の駅名看板

 この看板は1982年に姉妹鉄道提携3周年を記念して、レーティッシュ鉄道からカウベルが贈られたが、その返礼として、姉妹鉄道提携5周年記念として1984年6月にサンモリッツ、アルプ・グリュム、ティラノの3駅の駅名板がレーティッシュ鉄道へ贈られた。日本語の駅名看板はレーテッシュ側の要望によるものだったそうです。
↓ 強羅駅のカウベル

↓ 箱根登山電車車両(鉄道線)

↓ 箱根登山ケーブルカー強羅駅(鋼索線)

↓ 箱根ロープウェイ 早雲山駅

鋼索線(こうさくせん)は強羅駅標高541m)と早雲山駅(750m)を結ぶ箱根登山鉄道の鋼索鉄道(箱根ケーブルカー)。
路線距離(営業キロ):1.2km
軌間:983mm(当初は987mm)
駅数:6駅(起終点駅含む)
高低差:214m
開業は1921年12月1日で、強羅駅で箱根登山鉄道線と、早雲山駅で箱根ロープウェイに接続する。
開業時は車両、線路、機器等をスイス製を使用。戦前・戦中の一時閉鎖後、1950年に再開。
軌間が983mmになったのは1995年のスイス製車両2両運行が導入された時。

箱根登山鉄道&レーティッシュ鉄道姉妹鉄道提携35周年(スイス政府観光局ページ)

↓ 箱根登山鉄道 強羅駅