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【その15スイス氷河特急1等車乗車】世界遺産区間を含むアンデルマット駅からサンモリッツ駅間5時間乗車。沿線の風景とランドバッサー橋。撮影ポイント,マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB),レーティッシュ鉄道(RhB),,グレッシャーエクスプレス,ベルニナ特急・急行。2019年新登場の最高級エクセレンスクラスのことも。

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スイス10日間旅行2019年初夏

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 当初予定ではサンモリッツからアンデルマットまでを乗車する予定ながら、切符の手配ができなかったということで、出発1週間前にアンデルマットからサンモリッツへ逆コースで乗車することに変更。(日程とコース変更については「まとめページ」で紹介済み)
2019/07/18スイス旅行まとめページ

 氷河特急と訳される「グレッシャー・エクスプレス(Glacier Express)」ですが、文字通りだと「氷河急行」という訳になるかと思われます。ところが本家のスイスが「氷河特急」とサイトに日本語表記していいるため「氷河特急」と紹介されるようになったとか。
特急といってもスピードがスペシャルエクスプレスではなく存在が特別という意味のようで、沿線の高低差もあることもあり平均時速34km~36kmでゆっくりと進みます。また、途中でスィッチバックがあったり列車交換のための待ち合いがあったりで、距離の割には乗車時間が長い。

 さて、氷河特急の路線はスイスの人気鉄道路線の1つですが、ツェルマットとサン・モリッツの間の270kmを8時間かけて運行しています。
ちなみに東京駅と名古屋駅の新幹線営業距離が366kmで1時間50分(乗車時間1時間40分)。東海道本線を使うと東京駅から袋井駅(浜松駅より東京寄り)の営業距離が276kmで、ツェルマットとサンモリッツとほぼ同等ながら、東海道本線の乗車時間は4時間弱。氷河特急は東海道本線の速度の半分とイメージすればわかりやすいかと。

 氷河特急は2つの鉄道会社の路線を結んでいて、ツェルマットとディゼンティス間はマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)で、ディゼンティスとサン・モリッツ間はレーティッシュ鉄道(RhB)の路線になっています。

 

「氷河特急」の名はオーバーヴァルトとレアルプ間のフルカ峠のルートを走行していた1982年以前はローヌ氷河を眺めることができたということで命名。現在は15kmの新フルカトンネルができ、氷河絶景ルートが廃止(現在はフルカ山岳蒸気鉄道として復活)になったため、実際には氷河特急の名称にそぐわない路線を運行しています。
我々が乗車したのは氷河特急全路線のうち、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)側のアンデルマットからレーティッシュ鉄道(RhB)のクールを経由してアルブラ線でサンモリッツまで。
↓ 乗車区間(食彩品館.jp作成)

 

↓ 氷河特急区間標高推移(食彩品館.jp作成)

翌日にはサンモリッツから(乗車はベルニア・ディアボレッツアから)ティラノまでレーティッシュ鉄道(RhB)ベルニア線に乗車しています。
ちなみにユネスコの世界遺産路線はレーティッシュ鉄道(RhB)アルブラ鉄道トゥージスからベルニア線ティラノ駅まで。今回は世界遺産路線を二日にわけて乗車したのですが、世界遺産だけのルートを乗車したいということであれば、夏季1日1便のクールからベルニナ特急に乗車すれば1日で世界遺産ルートに乗車可能。でも乗り鉄マニアで氷河特急に乗車したいとなると、座席予約が可能であるとした場合、クールから氷河特急乗車で、サンモリッツでベルニナ特急に乗り換えるという方法も夏季ダイヤならば可能かな?。

↓ 世界遺産区間(食彩品館.jp作成)

↓ 氷河特急がアンデルマットに到着。

我々が乗車した列車906はツェルマットではなく、ブリーク始発の氷河特急としては最終便。
↓ タイムテーブル2019/5/11~10/13
乗車駅と途中駅
◇列車 906
通常始発Zermatt(ツェルマット)
    Täsch(テッシュ)
906便始発 Brig(ブリーク)  発14:10
乗車 Andermatt 着15:46、発15.54
   (アンデルマット)
停車 Disentis    着16:55  発17.11
(ディゼンティス) 鉄道会社変更駅
停車 Chur(クール)     着18:24 発18:58
   スィッチバック
停車 Thusis(トゥージス)    着19:28
停車 Tiefencastel(ティーフェンカステル)  着19:46
停車 Filisur (フィリスール)   着20.00
停車 Bergün(ベルギューン)  着20.14
停車 Samedan(サメダン)   着20:45
到着 St. Moritz(サンモリッツ) 着20:58

氷河特急 
St. Moritz – Andermatt乗車料金(2019年6月乗車時のHP表示価格)1等が147.80CHF(2等84CHF)
St. Moritz – Zermattfは1等268CHF(2等152CHF)
座席(短距離区間/長距離区間CHF)
繁忙期6/16〜9/16:CHF 33/43
通常期3/30〜6/15、9/17〜10/14:CHF 23/33
閑散期12/10〜3/29:CHF 13/23
・日替わりランチ (CHF 30)
・ランチコースメニュー (CHF 43)

 

 車内は横並び3列で、テープルを挟んで4人掛けと2人掛けにわかれます。個人で予約する時には人数に応じてテーブルを挟んで予約しておかないと同行者と背中合わせになってしまいます。
↓ 1等車座席例

 天気が良いと暑いと聞いていたが、同行女性の方々は外と同じように帽子を目深に被り、日焼け防止のストールをまとっていました。我が家人はまったくお構いなしで普段のスタイルのまま。さすが大物です。
さらに空調の調子が良くないようで、車内の暑さは直射日光と合わせてかなり上昇。6月末なのにヨーロッパは異常気象の熱波に覆われてしまっていて、かなり苦痛。翌日のベルニナ線の普通列車の方が写真撮影も窓を開けられるし快適と思ってしまうほど。
また、座席は同行7チームでくじ引きだったため我々は4人掛けテーブルに着席。進行方向に対して背中向きで、且つ、アンデルマットからクールまでの景色は反対側の2人掛けの方が好適。
↓ アンデルマットから上部方面を眺める
 (これから行く方向)

↓ 氷河特急最高地点のオーバーアルプ峠付近とウーリ湖

↓ 高山植物や雑草の花も美しい

↓ クール駅。電気自動車がホームを走る

↑ 自転車利用のための置き場所も用意
↓ ゴッタルド・パノラマ・エクスプレス(クール駅)

↓ 先頭車両入れ替え

 クールからはスィッチバックで進行方向正面で、ランドバッサー橋は好位置で撮影することができました。逆(サンモリッツ→クールorツェルマット方面乗車)だとトンネルから出てきた後に後方に向けて撮影となるので難しいかも。それよりもランドバッサー橋通過を見過ごすかもしれませんね。イヤホンでしっかりとアナウンスを確認しないと。 家人は窓が開けられる2等車に移動してランドバッサー橋を綺麗に撮影してました。iphoneで。私はパノラマ車の窓の反射に苦労しながらもなんとか撮影。
↓ ランドバッサー橋

↓ 世界遺産路線の風景(トゥージスからサンモリッツ)

 今回は乗車できませんでしたが、我々が乗車した一等車よりも上の最上クラスである「エクセレンスクラス」のこともちょっと調べてみました。2019年3月新登場です。
Excellence Class from 02.03.2019 on 902, 903 & 923

 列車が限られていますが、座席が窓側に1席づつで、横並び2席のみということで大変、快適かと。1等車は36席のところ、1両に20席のみ。
他人と一緒のテープル着席にならないので新婚旅行向けですね。でも、席を上手に予約しないと、2人が背中合わせになってしまうのは他のクラスの座席指定と同様。
・A five-course menu and the Glacier Bar for an aperitif
 CHF 420.
 通常の3コースランチと違って5コースとちょっと贅沢で座席予約混みで420スイスフラン。日本円で46,000円弱(1CHF/107.8円として)。

さらに1等の乗車券も必要なので5万円オーバー。
2019年の時刻表は下記のとおり。
・The Excellence Class operates from 02. March till 13. October 2019 on the trains PE 902, PE 903 & PE 923
☆St. Moritz 発 09.15→Zermatt 着 17.10
☆Zermatt 発 08.52→St. Moritz着16.38
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<参考2人分>※食事費用除く
・アンデルマット→サンモリッツ
1等車座席指定料金
 2 x Seat Reservation CHF 43.00
1等車乗車料金
 2 x Traveller CHF 147.80
合計 PRICE CHF 381.60
   (約41,100円/2人)

2等車 RESERVATION
  2 x Seat Reservation CHF 43.00
2等車 TRAVELLERS
  2 x Traveller CHF 84.00
合計 PRICE CHF 254.00
   (約27,400円/2人)

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◇サンモリッツ到着


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※内容については当方の体験と調査記録ですが、思い違いや間違いもあります。必ず、ご自身で調べなおすことをお勧めいたします。もし違っていてもスルーしてください。また、内容転記(コピペ)はおやめくださいませ。
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◇資料

 

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