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【(食彩品館.jpにとって)重要店舗】「何を買うのをやめるのかに迷う」。ビオ・あつみエピスリー豊橋店訪問記。「スマートショップ」量り売り用の通い容器は、我が家ではゴミになりそうな予感がするものの、「桷志田三年熟成有機黑酢」を購入。その他、シャインマスカット,旬彩盛,イカの墨入塩辛,生もずく,伊良湖鮮魚,大葉塩焼きそば,みうらや製麺,東條真千子,のどぐろ味噌鍋,ヴィーガンマーク入赤富士ビール,麺屋くるる,猫好き用にゃーん麺(小笠原製麺),オーセンティカボトル,フルーツサンド,TAKATSU,漢方牛,富田の水,紙製テープ,

 なんでこんなに混んでいるんだろうと思ったが、訪問当日は祝日であることをすっかり忘れていました。

同敷地内には隣接してクリニック、その奥に喫茶店を配置。喫茶店とクリニックは休日ということながら駐車場はほぼ満車。たまに空いた駐車場があるとそこは「クリニック専用」と表示されていたりします。

たまたま駐車場へ入った時に一台空いたのでその場所へ停めることができました。
結構、奥行きがある店舗の中間部分に入口があります。駐車場側は出口のみとなっているようですね。

その入口から入ると右側が惣菜と生鮮ゾーンで、左側にドライグロッサリーゾーン。そして中央に今回訪問の注目売場である「スマートショップ」が設置されています。

ショップ内に区画化されて扉を開閉して出入するインショップがあるのですが、これは演出のための区画設置なのか、それともバラ売り・はかり売りなので衛生に配慮したのかは不明。
対応してくれる従業員が1名配置されていて、ビネガー、ナッツ、菜種油、、村上農園の豆、ハチミツや醤油、黒酢、ウスターソース、乾燥野菜等を量り売り。液体は瓶詰めしてもらえます。もちろん商品によっては自分で詰めることも可能なようです。
「ゴミ0」取り組み関連の本を入口のカウンターでアピールされていたので、そういったゴミ問題(使い捨てではない通い容器での流通)だけでなく、あつみ社自慢の推奨品を量り売りしてくれるので利用者にとってはお試し購入ができるので大変ありがたい。

特に売場で購入しょうか迷った「桷志田(かくいだ)」の三年熟成有機黑酢が100ml400円で量り売りされていたので持ち帰り用の瓶と一緒に購入。
この持ち帰り用というか通い利用のための容器はたいていゴミになることが多いので、使い捨てよりはマシといったところの印象でしかない。

価格的には200ml入りの桷志田三年熟成有機黑酢が1200円程度で販売されているので、100ml400円はお値打ち。
↓ ビオエピスリー浜松で購入


その容器は煮沸消毒してますか?」と伺ったがどうも不明な様子。煮沸消毒していない容器、しかも店頭陳列されていた容器に詰めるのはちょっと不安だったが、持ち帰って冷蔵保管してすぐに使い切れば問題ないかと思い直し、購入することに。
次からは自宅で容器を煮沸消毒して食器保管庫で適温管理しておき、それをできるだけ無菌状態で持参すれば良いだけ。

その他、量り売りで販売した商品への消費期限・賞味期限の表示、量り売り前の商品について原材料・アレルギー表示が今後の課題といったところでしょうか。

 店内奥、玄関入って右側ゾーンは惣菜売場を中央に配置して、壁側に青果・精肉・鮮魚等を配置して互いを関連付けながら、且つ補完。
中央に惣菜売場を配置することで、惣菜各コーナーへの出入りが容易で作業するには効率が良い反面、当日作業で使う原材料や消耗品(トレー容器やパッカーフィルム等)の備品在庫を作業場内におかなくてはいけないというデメリットがあります。そのような保管場所が中央作業場内に配置できないとすると、バックヤードまでの移動が非効率となることも。

ただし、客側の売場の印象としては即食商品と原材料売場がそれぞれ関連し合いながらコーナー化されているので使い勝手は良い
特に同社し惣菜販売品の原材料や調味料等も販売している推奨商品を使っているので、こだわり感をアピールすることも可能。

 店内焼きピザコーナーでスクラッチで製造していることを見せる化(注意“見える化”ではない)しているがオープン作業場なので印象はイマイチ。商品は美味しそうです。
隣接の自家製サンドイッチコーナーには同じく店内製造のフルーツサンドもある。これは次回にでも一度、お試ししたいと思う。

 生鮮ではあつみ社のこだわり商品を中心に対面にこだわったコーナーを配置。良いと思います。
精肉の生うずら肉の開きとか名古屋コーチンのせせりとか、生ハムの店内カットパックとか、買物心を揺さぶる商品多数なのは浜松店と同様。
売場前でどっかの業界紙で見たことのある業界人風年配客と店の方が名刺交換して話こんでいるのを横目に見ながら売場を通り抜ける。

青果では巨峰とシャインマスカットをお値打ち価格で販売していたのが目に付く。ここは奮発してシャインマスカット1房1280円を購入。ちょっと色が薄めで粒も贈答品ほどのサイズではないが美味。
鮮魚では伊良湖の鮮魚を楽しみにしていたが入荷時間の案内がなかったので当日水揚げ商品は見当たらず。
いつもの店内製造の酢の物だけでなく、対面売場で真たらレモンオリーブオイルや秋鮭バター醤油、秋鮭レモンオリープオイル等、家庭で作るには手間がかかりそうなメニューを簡便商品として販売しているのは他のあつみ社店舗同様に好印象。

 続いて、グロッサリーゾーンに移動。
豊橋市の料理道具専門店TAKATSUの食器を通路側カド地のエンドで展開。メインエンドで関連商品を展開する意思の強さを感じる。関連商品を「ついで買い」あるいは「もう一品」という提案ではなく、料理をさらに美味しくするための道具提案、しかも地元豊橋市の逸品をカド地エンドでメイン商品として提案するという心意気に感心
冷凍食品コーナーにはスープストックトウキョウコーナーや推奨商品が目白押し。オーガニックポークもありました。

 高質志向店でよく見かける商品から見たことのない地域の逸品までいろいろと取り揃えていることに感心。楽しいですねぇ。こういう店は。
エゾシカ、熊肉等のジビエ缶詰に混じって「漢方牛(木の屋石巻水産)」の缶詰。漢方牛は生後20カ月目から14種類の漢方をブレンドした飼料を食べさせて育てた牛で、赤身が美味しく、脂の融点も23.9℃と低いのが特徴。
調達の力もそうですが、こだわり商品の売場管理力も高いと想像。品質管理やロス管理ができる店だからこそ、こういった商品の品揃えが可能かと推測。

 醤油の南蔵(武豊町)の3種は品揃えされているのに、同じ武豊町の傳右衛門がんこ溜はなぜ品揃えされていないのだろうかとか、いろいろと想像しながら売場を見ていると「富田の水(和歌山県)」発見。久々に見かけたがこの商品が販売されている理由というか物語も知りたい。
とみたのみず南紀富田の水。ナギサビール

熊野古道ちかつゆ(和歌山県)購入

そういった「物語」のある商品が多数ある店です。

いつものように「何を買うのか」ではなく、

何を買うのをやめるのか

に迷うナイスな見せですね。
非日常商品を日常に取り入れて欲しい。店舗の推奨品を日常商品として使って欲しいという意欲に満ちた好印象店舗でした。

 一部のオープンキッチン風作業場以外は。

商品や環境問題等にこだわりを持つ企業や店舗は他のスーパーの見本となるように、作業場・売場・商品管理についても高度に食品衛生・安全衛性を担保していただきたくことを希望しています。

 レジ精算後、サッカー台で袋詰めをしていたら、セロテープではなく紙製テープであることに気付く。ふむ。やるなぁ。

 2階サロンDEカフェはイートインではなく、注文しないといけないカフェの様子。

★購入商品
・三年熟成黒酢をオーセンティカボトルに詰めてもらう。

・シャインマスカット1房 1280円
 巨峰の方が大粒で美味しそうだったが、やっぱりこっちの方が魅力的。
青果売場の従業員のフランクな接客か気になった。お互い見知らぬ間柄。言葉遣いは丁寧に。
フレンドリーとフランクは違う。慇懃無礼にならない程度の言葉遣いは大人のたしなみだと思う。

・刺身盛り合わせ「旬彩盛 498円」。たこ焼きに使われる舟型器入り
 カツオ、真鯛、アジ、イカの酢の物と野菜入り
 モチモチ感が残る生カツオはグッドだが、ゴマトッビングはイマイチ。

・伊良湖港 太刀魚298円
 当日水揚げ品には及ばないものの、まだキラキラしているタチウオ。

・生もずく(塩抜き)
・いか塩辛。青森産するめいか、食塩、味噌、清酒、唐辛子。
 これだけの原材料で良くこれだけの味に仕上げるということに感心。

・ピカチカ食品館 大葉塩焼きそば298円
 豊橋あるいは豊川産でしょうか。大葉入り。これは美味しい。麺の具合も良い。

・みうらや製麺 つけ麺 たれ付 全粒粉入り。無着色表示だがカラメル色素は使用。

・のどぐろ味噌鍋(TOJO MACHIKO,東條真千子,宝福一)

・赤富士。有機農法Fuji Beer(日本ビール沼津製造)
ヴィーガンマーク

・麺屋くるる(旭川製麺製造)あさりとバジル
・にゃーん麺(小笠原製麺製造)

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・7/20ビオ・あつみエピスリー豊橋店
愛知県豊橋市三ノ輪町本興寺2-12
℡0532-69-5544
営業時間: 10:00〜19:00
開店日2019/07/20
紹介記事2019/07/20(紹介記事7/20)
訪問日2019/09/16(訪問記事9/20)

・おしゃべりマルシェ
・ピカチカおかず横丁
・贅沢ビオスィーツ
・ビオグロッサリー
・スマートショップ
・サロンDEカフェ

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