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ブラン・ド・レギュー。エギューデュミディ展望台(Aiguille du Midi,シャモニー,フランス)の景色1【その1概要及び麓駅~中間駅~頂上駅到着まで】乗車までわずか20分並んだだけ。気温30℃のシャモニーから運行30分で標高3840mへ。

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    以前の記事でも紹介したが、今回のツアー参加者7組14名のうち、スイス展望台ツアー3回目の方に言わせると「エギューデュミディ(Aiguille du Midi)が一番やっかいだ」。

  理由としては「スイスから巡ってくるツアーは混雑を避けるため午後にエギューデュミディ展望台へ登ることが多いから」。

  シャモニーを訪れる多くのヨーロッパ人はキャンピングカーでやってきて麓に滞在し、天候が良いと一斉に展望台へ上がるとか。

  晴天の日は通常の観光客とあわせてロープウェイや展望台エレベーターが大混雑し、待ち時間2時間なんてこともあるという。

   ツアー会社としてはできるだけ他のスケジュールに影響されたくないので、午後の比較的空いている時間帯にエギュードミディへ登るように予定を組んでいる。もちろん前後の宿泊地からの交通事情もある。

最近は混雑するエギューデュミディを避け、シャモニー谷を挟んだ反対側のプレヴァン展望台を利用するツアーが多いが、今回、JTBのこのツアーを選択した理由のひとつが

エギュードミディ展望台観光が組まれていたから」。

 午後からは雲も出ることが多く、団体ツアーでたった半日滞在のシャモニー行でモンブラン山群の眺望をすべて堪能することは難しいと、前述の3回目の猛者が語る。

ちなみにその方は前2回のエギューデュミディ行はすべて雲の中だったらしい。

うち、一回はイタリア側イタリア側エルブロンネからの3連テレキャビンで国境越えという、シャモニー観光ではあこがれの部類のイベントに参加したにもかかわらず、雪模様の雲の中、ジュアン氷河上を通過したと話していました。

その方の展望台の勝率(景観を眺望できた割合)は過去、5割だというが、今回は今ところ6つの展望台どころか、全日程快晴が続き「奇跡だ」と喜んでおられました。

何回も同じようなツアーに参加するのは天候に恵まれず、希望した風景をカメラに収めることができなかったからという。

 スイスからフランスに入り、シャモニーの山々が見えてきた時にはおもわずバンザイ。

何回も紹介しているが、旅行直前の天気予報ではシルトホルン観光からシャモニーまでの旅行6日目から8日目の天気予報は雨マーク。

ところが、6月末にヨーロッパを襲った異常気象の熱波のおかげで、すべての日程で快晴~晴れになるという幸運。

かわりに、標高1,000mを越えるシャモニーでも気温30℃超え。フランスでは気温45℃を記録した場所もあるとかで、せっかくの初夏の高地観光も暑さに少々体力が奪われることに。

 さて、ランチを終えた私達はテーシュ(テッシュ)から乗車した専用バスでエギューデュミディ麓駅の駐車場へ。

駐車場でバスを降りて徒歩で5分もかからない場所にある麓駅へ向かう。

 シャモニーには思い入れがあります。

何回も繰り返しになって申し訳ないが、31年前に新婚旅行に訪れる場所候補の1つでした。
第一候補がシャモニー(フランス)、次いでツェルマット(スイス)それとマウントクック(ニュージーランド)。
当時は今と違って結婚式と新婚旅行の時期をずらすということはあまりなかったので、ヨーロッパならばスキーシーズンに入る12月以降、ニュージーランドならぱ日本の夏の時期に訪れる必要があるため、結婚式も新婚旅行にあわせて執り行うことになります。

結婚式よりも新婚旅行がメイン(笑)

いろいろと夫婦で話し合って、決めたのがツェルマットでスキー滞在し、その後家人の希望でパリに寄るというコースを組みました。
当時、生鮮食品関係のバイヤーだったため、繁忙期の12月末から1月初旬は旅行に出かけることができません。
よって、12月初旬か2月以降が候補となるわけですが、その時期にスキー場が開いていて、ある程度の滑走が可能と言う条件だと、シャモニーのバレーブランシュかツェルマットのマッターホルン寄りのテオドール氷河付近のコース。

さて、どちらにするか迷いに迷って決めたのがツェルマットだったのです。

理由は滑降コースの難易度。バレーブランシュ滑走は当時の家人の足前ではなかなかハードルが高い。より安全にスキーを楽しむにはツェルマットの方が良いかなと。

それと見たい山というか壁

グランドジョラスとマッターホルンの比較もしました。

どちらを見たいか。

マッターホルン北壁はツェルマット市街からも眺められるが、グランドジョラスのウォーカーバットレスを正面から眺めるにはレショ氷河を遡っていかなければならないなどハードルが高い。

エギューデュミディ展望台から見るグランドジョラスは北壁上部を横からしか見ることができない。
これもツェルマットを選択した理由。

今だったら、どっちも行くけど(笑)

 31年前に時期を11月末にしたのは単に旅行費が安く済むから。

当時、8日間のヨーロッパツアーはだいたい40万円から50万円。もちろんエコノミーで。

それが11月末だと帰りにパリ観光しても30万円を切る価格だったことも理由。

その差額分で買物もできるしね。

 という「迷いに迷った経験」からシャモニーには特別な思い入れがありました。

特に31年前にスキー雑誌で特集されていたシャモニー針峰群は印象に残っています。

今回、残念ながらレショ氷河からつながるメール・ド・グラス氷河さえも見ることができず、グランドジョラス北壁を正面から見たいという希望はかないませんが、とりあえず、ウォーカーピークとバットレス上部の北壁初登攀ルートは確認することができました。

 モンブラン(4,810m)?。

特に興味がありません。

ヨーロッパ大陸で一番高い山はエルブルース(ロシア,5,642m)で、モンブランはセブンサミッツ(7大陸最高峰)にも入っていない。

私にとってモンブランの価値は「西ヨーロッパで一番高い山」程度。

モンブランで興味があるのはイタリア側のモンブランに連なる山々。

グラン・カピュサン東壁,、プトレイ大岩稜,ブルイヤールの赤い岩稜等、ヴァルテル・ボナッティ(Walter Bonatti,イタリア)の登攀で有名な山々。というか岩壁と岩稜

これらを間近で見るために自分の足で行く以外の手段としては、ミディとエルブロンネ展望台往復テレキャビン乗車。

あるいは、シャモニーからモンブラントンネルでイタリア側のクールマイユールへ行き、さらにロープウェイでエルブロンネ展望台へ登る。そしてエルブロンネ展望台とエギューデュミディ間を結ぶ3連ゴンドラに乗車するコース。

残念ながら今回のツアーにはこのコースは含まれていない。
エギューデュミディ展望台まで行ってこの3連ゴンドラに乗らないなんて・・・・と少々、不満だが、これも天候が良いからせっかくなのでという贅沢な不満。

混雑といい、昼からの観光による天候変化といい、何しろ、ハードルが高いコースですがなんとか周囲の山々の景色は堪能できそう。

 さて、エギューデュミディ展望台について。

・直訳「正午の時計の針」で、シャモニーから見て正午頃に太陽が針峰の上に見えるため。

・山頂駅は標高3,777m(頂上展望台は3,840m)

・麓駅(1,035m)から標高差2740mを途中1回の乗換で到達。
・実質乗車時間は約20分程度。
・1954年にシャモニとブラン・ド・レギュー間が開通。
・1955年にブラン・ド・レギューとエギューデュミディ間が開通。
・山頂展望台は1980年まで乗り物で行く世界最高地の観光用展望台
 (現在は1980年建設の展望台としてはツェルマットの
    クラインマッターホルン・ グラッシャーパラダイス3883m)
・山頂はロープウェイ駅のある北峰とサミットテラスのある中央峰。それぞれがブリッジやトンネル、エレベーターで結ばれていて回遊しながらパノラマや資料等を楽しむことができます。

 それでは麓駅から順番に。

◇麓駅(標高1,035m)
74400 Chamonix-Mont-Blanc

□地図

・帰りに購入した記念品はいつものマグネットとキーホルダー。

珍しく家人が小物入れの記念品を購入

 午後からなので待ち時間は少ないものの、乗車まで20分程度は待ったでしょうか。予約番号が大きく表示されていて、だいたい10分おき番号が変わる。

↓ ここにも例の「ゼロユーロ紙幣販売機

 

10分もかからないで中間駅に到着。

ブラン・ド・レギュー(中間駅)
 plan de l’aiguille(標高 2,310m)

 

 ここからの景色も素晴らしい。
エギューデュミディの中央峰も良く見えます。

↓ Aiguille du Midi
    (エギュ・デュ・ミディ3,842m)

以下、 「たぶんそうだよなぁ」程度の資料。

責任持てません。転記厳禁。間違い指摘不要。

□山名と標高はpeak finderより
□日本名は( )がグーグルマップ表記、
 < >はシャモニー観光協会マップ表記

↓ 南西~南側の山

・Aiguille du Plan 3,673m
 (エギュイユ・デュ・プラン)
・Dent du Caiman 3,554m
 (ダン・デュ・カイマン)
・Aiguille du Fou 3,501m
 (エギュイユ・デュ・フー)
・Aiguille de Blaitiere 3,522m
 (エギュイユ・ド・ブレティエール)
・Aiguille de Grepon 3,482m
 (エギュイユ・デュ・グレポン)
・Les Grands Charmoz 3,445m
 (グラン・シャルモーズ)
・Blatiere 氷河
・Pelerins 氷河
・Nantillons 氷河

エギューデュミディの右側モンブラン山群

 (モンブラン山頂はここからは見えない)

・Petite Bosse 4,547m
・Pointe Bayeux 3,554m
 (ポワント・バイユー)
・Aiguille du Gouter 3,863m
 (エギュイユ・デュ・グエ)
 <エギュイ・デュ・グティー>
・Pelerins 氷河
・ボッソン氷河(Bossons)
・タコナ氷河(Taconnaz)

シャモニ谷を挟んで北側方面の山名同定

  「赤い針峰群(les aiguilles rouges)」

・Aiguille du Pourrie 2,874m
 (エギュイユ・プリー)
・Aiguille inferieure de la Floria 2,850m
 (エギュイユ・アンフェリウール・ド・ラ・フロリア)
・Aiguille de la Floria 2,888m
 (エギュイユ・ド・ラ・フロリア)
・Aiguille du Belvédère 2,955m
 (エギュイユ・デュ・ベルヴェデール)
・Aiguille du Lac Blanc 2,921m
 (エギュイユ・デュ・ラック・ブラン)
・Aiguille de la Tete Plate 2,944m
 (エギュイユ・ド・ラ・テット・プラット)
・Aiguille des Chamois 2,902m
 (エギュイユ・デ・シャモワ)
・Aiguille de I’Encrenaz 2,887m
 (エギュイユ・ド・ランクルナ)

中間駅からは標高差1,470mながら、中間支柱無し、すなわちロープで吊り上げられるように上昇。針峰群の壁が近づき、ボゾン氷河を見下ろし、そして10分程で上駅に到着。

◇エギュードミディ頂上駅(Aiguille du Midi標高 3,777m
□地図

エギューデュミディ展望台編に続く

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