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日本初の金隠し,朝倉象棋のルール,酔象,太子。福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館。特別公開展「越前朝倉物語,一乗谷にまつわる物語と伝説」。越美北線一乗谷駅,キハ120形,

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一乗谷(福井市)2019年12月散策記事
一乗谷朝倉氏遺跡その1朝倉義景と朝倉館
一乗谷朝倉氏遺跡その2復原町並み
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
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 一乗谷城下町散策を終え、一乗谷朝倉氏遺跡資料館へ。
駐車場も無料ということで大変、ありがたい。

入場料は100円。復原町並みとの共通入場券(250円)を購入しているため、単独で購入するより70円お得。
家人が「(資料館入場は)結局30円だよねぇ」と喜んでいる。

 

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
福井県福井市安波賀町4-10
℡0776-41-2301
開館時間9:00~17:00
 (ただし、入館は16:30まで)
常設展示: 一般 100円、団体 80円
その他割引制度あり
◇業務内容
・朝倉氏遺跡に関する資料(以下「資料」という)の収集、保管及び展示
・朝倉氏遺跡に関する調査および研究
・朝倉氏遺跡に関する講演会、研究会等の開催
資料の利用に対する助言および指導

 業務内容の最後の「資料の利用に対する助言および指導」はちょっと上から目線。
「ご案内」とすべきではないかと思うが、そこは他県人なのであまり突っ込まないことにする。

 常設展示品は一乗谷から出土した陶磁器類、石製品、木製品、金属製品などの他、地形図模型もある。
この地形図模型は一乗谷全体を把握するのに好都合。

ブラタモリ(NHK2019年2月2日放映)でタモリ氏が歩いた場所も表示している。

福井県の観光案内でもブラタモリ足跡が紹介されていたが、立体的なこちらの模型の方がわかりやすい。

ちなみに私は放映を見ていない

 常設展示の中にはタモリ氏が感動したとかの「日本初の金隠し」もあり、重要文化財を含めての展示品やその説明をしっかりと読んでいると結構、時間がかかる。
資料好きの家族は、展示室前に掲示されている年表や案内資料をじっくりと読んでいて、私が常設展コーナーと企画展コーナーすべてを見終わった頃にようやく最初の常設展示コーナーに入ってきた。
結局、私もそれに付き合い、常設展示と特別企画展示を2回眺めることに。

一乗谷と朝倉家、及び明智光秀その他、織田軍団との関係については以前の記事で紹介しているので詳細は割愛する。
・一乗谷朝倉氏遺跡その1朝倉義景と朝倉館

 資料館で知ったことについて発掘品以外には、朝倉氏の菩提寺である心月寺や英林寺が我が家と同じ曹洞宗ということを知ったのが成果。

福井には曹洞宗大本山永平寺もあるし、武家といえば禅宗系ながら、たいていは臨済宗のためちょっと嬉しい気分。

ただ、朝倉一族や家臣は臨済・浄土・天台・日蓮・法華各宗派に帰依していて、宗教を通じて庶民の安堵へも心配りしていたことがわかります。

戦国時代に「庶民の仏教」と敵対した織田家が天下を取ることができず、仏教と上手に付き合った徳川家が天下を取ることができたのは興味深い。

当方としては、戦国の戦いや経済的な発展のための施策による評価よりも、戦国時代とはいえ、各地の大事な文化財を多数焼き払い、且つ、一般民衆を含めて戦後に多数処刑したことから織田信長に対してはあまり印象良く思っていません。もちろん、戦国時代の武将全体に対する印象も同様。
岐阜駅の金色の信長像を見る度に(以下、自粛)・・・・。

 元将棋部でボードゲーム(盤上遊戯)部だった同行家族が熱心に見ていたのは「朝倉象棋」。

1973年に一乗谷朝倉氏遺跡で174枚の将棋駒が出土し、その中に「酔象」の駒が発見され、福井県の将棋連盟が「朝倉象棋」と命名して普及活動。
2010年には文化庁が地域伝統文化総合活性化事業に選定という経緯。

 将棋との違いは、まず、駒数で、将棋40枚に対して、朝倉象棋は「酔象」2枚を足して42枚で対局。

最初の駒の位置は互いに王将の1つ前、飛車と角の中央。

「酔象」が敵陣に進入すると他の駒のように「酔象」となり「太子」に。
「太子」になると駒の進行が王将と同じく縦横斜全方向に1コマ動くことが可能。「酔象」のままだと真後ろに動けません。

要注意な点としては
・「酔象」は持ち駒としては使えない
・「酔象」から「太子」になると王将と同じ位置付けとなり、対戦相手は一方を取り、且つもう一方を詰ませる必要がある。
・「太子」にならないで「酔象」のままだと王将を詰ませば負け
・相入玉(互いの王将が敵陣に入る)になった場合は不明。

福井県将棋連盟考案の「朝倉象棋」ルールは少し異なり、相入玉(互いの王将が敵陣に入る)になった場合、次の手で相手が相入玉の駒を取らないと、相手が負けるというルールを採用。ただし、その時、相手が取ったら勝負は継続。
以上、詳細は不明ながら当方が調べたところによると上記のようです。

いつものように思い違いもあるので要注意。

また、ご意見・ご指摘はこれまたいつものように不要です。

 当方が感心したのは出土品の駒に、駒名の幹事だけでなく、進行方向の矢印が表示されていたこと。

これは面白い。初心者でも当時、漢字や文字を読めなかった人でもゲームができる。
現代でも利用できる工夫ですね。
進行可能方向に対して、駒に黒点をつけて、成り駒になったら裏面に赤点を表示すれば、互いに初心者でも違反を看過することがなく、ルールを「見える化」することができますね。
ついでに禁じ手なんかは基盤の隅にでも表示してもらいましょうか。

 訪れることにより知ることができる幸せ。

 旅はいろいろなことを発見できます。

◇資料

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福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館

特別公開展「越前朝倉物語~一乗谷にまつわる物語と伝説~」
期間 2019年12月19日~2020年4月21日
◇展示物
熊谷稲荷縁起絵巻[台東区指定文化財](浅草寺蔵)、阿弥陀如来立像[福井市指定文化財](最勝寺蔵)、朝倉始末記、堀江正統記、朝倉義景供養五輪塔(当館蔵)、安波賀春日神社参詣図、春日神社由来書(安波賀春日神社蔵)、朝倉義景ゆかりの薙刀、不動明王立像(心月寺蔵)、他
・会期中の休館日:12月29日~1月2日、1月15日、2月19日、2月20日、3月18日
・新春特別講座「明智光秀と斎藤道三」
  令和2年1月19日(日)午後2時~午後3時30分(申込不要)
・ふるさとの日公開講座「朝倉氏の物語と伝説」
  令和2年2月9日(日)午後2時~午後3時30分(申込不要)
・講座「越前朝倉氏の子孫伝承」
  令和2年3月15日(日)午後2時~午後3時30分(申込不要)

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 資料館前にはJR越美北線(九頭竜線)一乗谷駅
福井県福井市安波賀中島町11字円田1-3
鉄分の濃い我が家にとっては嬉しい偶然。早速、車に戻って望遠レンズで撮影。

無人駅で1日平均乗車人員は「14名(2017年)」。
1960年国鉄により開駅,1987年民営分割化により西日本旅客鉄道の駅となる。
当方の「あれはキハ120形か?」との問いに答えられる程の鉄分含有者は我が家にはない。

↓ キハ120形

◇地図

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