X

大のや三之町本店(岐阜県高山市)四年醤油(たまり),生びき醤油,

 (2020年4月7日東京都緊急事態宣言前の訪問記事です)
===================

 

岐阜高山観光記事

2020/04/27高山うさぎ舎「うぼぼ」
2020/04/23大のや三之町本店(高山市)
2020/04/21宮川園(飛騨高山)抹茶ソフト
2020/04/17二四三屋本町店,陣屋だんご店
2020/04/11手打ちそば・うどん飛騨
2020/04/09「残念な特急」JR高山駅
2020/04/07国史跡高山陣屋(高山市)
2020/04/03新穂高ローブウェイリニューアル
2020/04/01ホテル穂高食事と買物
2020/03/30ホテル高山宿泊記温泉編
2020/03/28まさごそば(高山市)

========================

  高山市の観光スポットである古い町並みの三之町にある醸造品販売所。
この店は販売店で、工場は久々野にある。
販売商品は主として赤味噌、糀味噌、四年醤油、一年醤油・生びき醤油、白酒、甘酒、モロミ味噌等。

この店にくると必ず、購入したくなる商品として、まずは赤味噌(豆味噌)であるが、愛知県には八丁味噌があり、どうしても興味の対象から除いてしまう。
ということで、醤油

 醤油の種類は5種類あり、濃口、淡口、再仕込、白、そして溜(たまり)。
以下、醤油説明は何回も書いているので割愛(笑)。
(この件に関しては、キッコーマン千葉野田工場訪問記やその他醤油関連記事を参照されたし)

2015/12/19キッコーマン野田工場ものしりしょうゆ館見学記

 売場で目立つ醤油は3品。「一年醤油」「四年醤油」「生びき醤油」。
購入したのは前回同様に以下2品。

購入商品


四年醤油

 

 原料は大豆米、大麦、塩、小麦、酒精。
約4年熟成味噌から抽出した「元だまり」をさらに半年熟成した「たまり醤油」が「四年醤油」。小麦を使っているのが愛知県の老舗醸造元との違い。
濃口や淡口に比べて使う水の量が少なく、さらに長期熟成のため大豆の風味や香り、そして旨味を最も感じる。
そのまま刺身に使うが、魚種によってはたまりの味に負けてしまうものもあるので、こだわる人は魚種に応じて醤油を換える。
もちろん、普通の料理にも使うことができる。
醸造元によっては癖のあるたまりもあるが、こちらは比較的、癖が少ない。その分、個性としては物足りないが、製品としては上々。

生びき醤油

 原料は挽き割り小麦、挽き割り大豆、米、塩、水、酒精 。
溜味噌を搾ったものを「圧搾溜り」と称し、諸味から自然に分離されるものが「生びき醤油」。
 モロミを約2年間熟成し、1ヶ月以上圧搾させて元醤油を抽出。
その元醤油を何回か濾過して、さらに半年熟成。

◇資料

==================
大のや三之町本店
 岐阜県高山市上三之町13番地
℡0577-32-0480
営業時間 8:30~18:00(1月・2月は17:30まで)
休日 元旦のみ

◇地図

**********************:
●大のや支店本町店
岐阜県高山市本町2丁目74
℡0577-32-1636

◇地図

********************
●大のや醸造久々野センター
岐阜県高山市久々野町柳島848番地 

shokusai: