スーパーマーケットで見かける「ウルイ」はハウス内促成栽培品。

天然の「うるい」は緑葉だが、促成栽培の「雪ウルイ」は黄葉。

キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属のオオバギボウシの若芽。

名前の由来は葉の色がウリの皮に似ることから「瓜菜（うりな）」→「ウルイ」となった説が有力。

新芽の出始めはコバケイソウに似るため、時に自然毒(アルカロイド系の毒成分)による食中毒事件が発生する。

↓　コバイケイソウ(長野栂池)

　「うるい」は山菜仲間の内ではアクもなく苦み・エグミも少ない部類。
良く言えと食べやすいが、山菜を食べるというよりは普通の野菜を食すという感覚がちょっと物足りない。

ということで、茹でてぬめりを出して酢味噌で食味に変化をつけて味わう。
家人は胡麻和えが良く合うという。

当方はサラダよりも熱を加えた調理方法のウルイを嗜好する。

 我が家のウルイ。

毎年、いつ食べようかと思っているうちに成長して食用ではなく、鑑賞用になってしまう。
◇オオバギボウシ

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◆食彩品館.jp山菜図鑑

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◆食事関係

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