“ボランタリーチェーン”ヤマザキYショップハピア店(ヤマダフード,愛知県刈谷市)製造のお惣菜が気になって購入した話。フランチャイズとボランタリーの違い。低価格で適正量目の手作り総菜。購入はグリーンセンター安城北部。
ヤマザキショップ(Yショップ)は、山崎製パンがボランタリーチェーン本部として中小小売店様の活性化を支援。
同じ山崎製パンでもコンビニ形態の「「ディリーヤマザキ」はフランチャイズチェーン。
「ボランタリーチェーン」とは任意連鎖店・自発的連鎖店、すなわち多くの中小店舗が組織化し、連携して調達や物流などを共同化すること。日本での第一号は「資生堂」。
有名なところでは、小規模小売店が結成した全日食チェーン、スーパーマーケットが結成したシジシージャパンやセルコチェーン。身近なところの愛知県ではナフコチェーンがかっては隆盛していました。
卸が主体となって結成した国分グローサーズチェーンもあります。
対して「フランチャイズチェーン」はフランチャイ“ザー”(本部)とフランチャイ“ジー”(加盟店)が契約により、“ザー”の商号・商標使用、開発商品の提供、運営ノウハウの提供といったサポートを受け、“ジー”はこれに対して対価(ロイヤルティー)を支払うことで成り立つ。
海外ではケンタッキーフライドチキンが世界初とされ、日本では不二家やダスキンが1960年代に事業展開したのが初とされている。
現在ではコンビニや飲食店、ドラッグストア、電気店など幅広く展開されいるのは皆さん、ご存知の通り。ヤマダ電機や業務スーパーもフランチャイズチェーン。
ガッチガチな契約によって強固に組織化されたフランチャイズチェーンに対して、ボランタリーチェーンは小売り側の独立性もある程度、認められていて、「ゆるやかな連帯組織」といったところでしょうか。
さて、本題。
JAのグリーンセンターで商品を見ていたら、結構低価格な割に商品作りが丁寧で、「地場野菜使用」とか「味のこだわり」とかをアピールしている惣菜商品を発見。
製造者が「ヤマザキショップハピア店」と表示されている。
社名は「ヤマダフード」。
消費期限の設定期間や詰め量目、提供単価などいろいろと面白いので、訪問する度にあれこれ購入、画像保管しているうちに結構な商品リストとなってきたのでまとめて公開。
↓ 鯵の南蛮漬 300円
※2度加工で骨まで柔らかくしている(らしい)。POP表示より。
↓ 冬瓜の煮物 272円(100g120円)
「産直野菜とお惣菜屋さんのコラボ」
※早生とうがんはあいちの伝統野菜
↓ 高野豆腐 274円(100g155円)
↓ じゃがいもの揚げ煮 231円(100g143円)
↓ 肉じゃが 263円(100g170円)
↓ きゅうりと鶏肉の酢の物 273円(100g219円)
↓ ツナ大根 229円(100g136円)
↓ どて煮 243円(100g205円)
↓ 手作り玉子焼き230円
↓ シャケ弁 500円
鮭とナスが絶品。コロッケも美味い。
↓ 2食弁当(きしめん)五目390円
↓ 冷そば 190円
↓ 冷麦 190円
↓ 天ぷら冷そば 250円
↓ 冷やし中華 370円
↓ あんサンド(山崎パン使用) 130円
↓ うずらフライ3本250円
↓ 海老かつ3個350円。1個だけ中身を見せている
↓ 野菜コロッケ 3個180円
↓ カニコロッケ 4個220円
↓ たっぷりコーン4個280円
↓ メンチカツ 1個158円
↓ アジフライ 2尾 200円
↓ 手作り唐揚げ 400円
↓ 大学芋 262円(100g162円)
ボランタリーチェーンの「ヤマザキYショップ」は、コンビニフル装備形態でフランチャイズチェーンの「ディリーヤマザキ」と少々違い、昔の小売店の“臭い”がする。
いや、“臭い”ではなく“香り”か。
いやいや、やはり“(懐かしい)臭い”。
食彩品館.jp、こういった昔ながらの小売店が大好き!!。
さっそく、製造場所にある店舗を訪れると・・・・。
入口と書かれた付近に開閉するドアはなく・・・・。
どうやら店舗営業ではなく、注文惣菜と総菜パン製造に特化している様子。
●ヤマザキYショップハピア店
愛知県刈谷市井ケ谷町桜島72-1
℡0566-36-5004
◇地図
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