古代エジプト展(愛知展)ライデン国立古代博物館所蔵約250点来日。

05東海地方, museum, 愛知県, 観光地と施設｜2020/11/25 posted.

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　還暦を機に夫婦で毎年1回海外旅行、毎月1回国内旅行に行くことを立案。
順調に計画通り、2018年ハワイ、2019年スイス山歩き、その間に国内旅行を重ねてきたが、昨今の事情により海外旅行は断念。
2020年はエジプトを予定していました。

ということで、代替として気分だけでもエジプトの雰囲気をということで古代エジプト展を訪れた次第。

・ライデン国立古代博物館所蔵　
　古代エジプト展(愛知展)
開催期間2020年9月19日(土) ～ 12月6日(日)
会場　愛知県美術館

　愛知県美術館は「ゴッホとゴーギャン展」以来。
・2017/02/24ゴッホとゴーギャン展に行く

　今回の古代エジプト展は福岡(2020年4月～6月)→札幌(7月～9月)→愛知(9月～12月)→静岡(12月～2021年3月)→東京(4月～6月)→仙台(7月～9月)→山口(9月～11月)→兵庫(11月～2022年2月)という、長期&全国展開を予定したいたが、残念ながら福岡と札幌は開催断念。
愛知展が全国で最初の開催と相成った次第。

　展示会の特徴としては「ヨーロッパ５大エジプト・コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館(オランダ)から約250点が来日」。
200年以上の歴史を誇るライデン国立古代博物館は約2万5千点のエジプト・コレクションを所蔵。
特に1970年代から続くサッカラでの発掘調査など、世界のエジプト研究をリードする存在。
そんな古代エジプト・コレクションから、人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む、約250点で構成された展示会。
　みどころとしては
・本展出品ミイラのＣＴスキャンの研究成果を世界初公開
・圧巻の立体展示。12点（5セット10点の棺、覆い2点）の棺が一挙集合
・ヨーロッパ５大エジプト・コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館から約250点が来日。
ということだが、棺の立体展示という、あまり見かけない展示方法を採用していることもありワクワクして愛知県美術館へ到着。

　結論から述べると、棺桶を立てて並べて、死体のCTスキャンをメインにしているという、よく考えると罰当たり？な展示であり、そもそもエジプトの魅力は壮大な建造物の迫力ということで、イマイチ感動が伝わってこないというのが正直な感想です。
というのも、当方、高校時代は文系クラスで世界史と日本史を選択していたものの、受験科目は日本史に絞っていたため、世界史の知識が薄い。
展示物を見てもピンとこないというのが正直な感想です。
2003年に東京都美術館で開催された「大英博物館至宝展」の時と比べても少々、物足りないかなという印象。個々人の思い入れにより左右される展示会なのでいたしかたない。
↓　2003年大英博物館至宝展チケット