JAあいち中央「玉ねぎポタージュ」と新発売の「チンゲン菜入り和風だしスープ」実食記。JA西三河の「玉ねぎスープ」と「玉ねぎポタージュ」も。ティスティ,ハコイデア,ポタージュとスープの区別。
JAあいち中央は愛知県西三河地域でも隣国の尾張寄りで、団体名称の通り、愛知県のほぼ中央に位置する。
管内特産品を原料とした商品は安城市、刈谷市、知立市、高浜市、碧南市のJA直売所で購入できる。
先日、我が郷土の大新聞社である中日新聞で同JAの「チンゲン菜入り和風だしスープ」が紹介されていたので、さっそく購入してみた。
★チンゲン菜入り和風だしスープ
鰹風味の味が前面に出ているがスープをよく見るとわずかに緑色がかった部分があり、チンゲンサイ入りだと認識できる。
青臭さもまったくなく、野菜ぎらいの子供に向くのでは。
家人が気に入ってくれたのが嬉しい。
ついで買いといってはナンだが、以前より販売されている「玉ねぎポタージュ」も購入したので、そちらも紹介。
★玉ねぎポタージュ280円
別商品の「玉ねぎスープ(購入紹介記事」は内容量6g入りが8袋であることに対して、「玉ねぎポタージュ」は16g入りが3袋と、いずれも粉末が48gであるが、実食シーンを前者はコップあるいはカップを想定し、後者はスープ皿を想定した小わけ量目量になっているのはグッジョブ。
原料は愛知県碧南産の玉ねぎを使用していて、製造はテイスティ(大阪府八尾市)で販売者は地産地消のテーマに取り組み地域特産品の開発しているハコイデア(愛知県豊田市)。
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類似商品として、お隣のJA西三河(西尾市)でも管内生産玉ねぎを原料とした玉ねぎスープを販売していて、原料の産地を変更するだけで当地のオリジナル商品が作れる仕組みが出来上がっています。
製造はJAあいち中央同様にティスティ。
ただし、原材料の玉ねぎに碧南産と西尾産での大きな味の違いはなく、パッケージも似ていることもあり、「あいち中央」が安城~碧南で、「JA西三河」は西尾~幡豆が管内であるとすぐにわかる人以外には商品外観での区別がつかないかもしれません。
JA西三河のポタージュはポテトを使うヴィシソワーズとは異なり、玉ねぎのみが主体ベースなので面白い味に仕上がっている。
当方の嗜好としてはコンソメタイプの玉ねぎスープの方がしっくりと受け入れられた。
ちなみに、仏国における「ポタージュ(potage)」はブイヨンスープ全般を意味し、語源的にはポトフ、ブイヤベース、コンソメもポタージュの一種。
本邦において、ポタージュはとろみのあるスープでコンソメ系とは区別して使われているが、「ポタージュスープ」と表現すると、「汁・汁」という意味になってしまうので使わないようにしている。
◆伝統野菜に関する記事
・2008/08/24イシハラフード常滑店天狗ナス
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◇青果物の品種及び特産品について(一部)
・2020/07/10ツタンカーメン豆(King Tut pea)
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