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笑顔の出し方とアルカイックスマイル

流通業界・用語|2008/07/10 posted.
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 先日、接客のことを書いたら、どうやったら笑顔で応対できるようになるのか。という問い合わせがありました。
私が「やらされた」のは、30秒とか1分とか笑顔を作るトレーニングとか握手しながら挨拶する訓練とか。
要するに毎日の継続的な訓練です。
 1.具体的には口を開けて歯を見せる(特に上の歯)
  2.口元を吊り上げて、逆に目尻は下げる
 3.その状態のまま30秒。できるようになったら1分。
鏡を見ながら、もしくは誰かに見てもらいながらトレーニングします。
10秒位は大丈夫ですが、自分は笑っているつもりでも、だんだん口元が下がり、目尻も元に戻っていきます。
最初は顔の筋肉が引きつります。が、大丈夫すぐに慣れます(笑)
割り箸とかを使ったりするパターンもありますが、私の場合は鏡を見ながらの特訓でした。
 一日中、そんな表情はできないので、お客様に声を掛けられたり、レジでつり銭やお礼を言う時にその顔を作ります。そのうち、作らなくても自然に出来るようになります。
 大事なのは笑顔とアイコンタクト。口だけ笑顔作っても目尻が下がっていないと、「目が笑っていない」と思われます。目を見るのが重要です。恥ずかしいと思うときには相手の鼻の上や眉毛の間を見ます。Miroku01_2

 そんなフル稼働な笑顔を常にしていると「ちょっとあぶないヤツ」と思われかもしれません。普段はアルカイックスマイルを参考にして います。
国宝第一号、広隆寺の弥勒菩薩のお顔をイメージしてかすかに微笑む。ちょっと間違えると「うすら笑い」になるので注意。
 この仏像の実物を見たんですが、そりゃすばらしい。№1のお顔をしてらっしゃる。
しばらく見入ってしまいました。
死ぬときはこんな微笑を残しながら旅立ちたいもんだと思いました。

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