FEEL EQVO!(エクボ) 共和店
愛知県大府市共和町2-16-1
℡0562-47-7766
改装開店日 2010/03/19
訪問日 2010/04/03
エクボとしての改装はおそらく2店目。(エクボ1号店の記事)
“おそらく”というのは、フィールはHPにアップするのが遅い。ヤマナカも同様。ヤマナカは開店前日午後には店名修正してくれるが、フィールはオープンした後にしばらく経過してからアップされることが多い。
ということで、本当に改装しているのかイマイチ不安なまま訪問。
確かに変っていた。
以前の店舗と比較すると一目瞭然。ここまで変えてくれると「改装」「リニューアル」と名乗っても許せる。
レイアウト手直しぐらいで「改装オープン」と言われても、こっちが困るっ[E:bleah]。と理不尽な文句を並べてもしょうがないので、早速本題。
今回の興味は「1号店の不具合や成功事例をどう修正、あるいは横展開したか」。
結論「よくわからない」。
ほぼ1号店と同様の売場作りやPOP。どこの企業にも共通しているのだが、「何故安いのか」の説明が不足していると思います。(あの“オーケー”でも食彩賓館的には不満)
「安けりゃあ それでいいじゃん」という大府市民の声が聞こえてきそうだが、食彩賓館としては納得して商品を購入したい。
もうひとつ、余談。EDLPの説明でよくあるのが
・作業改善(陳列什器、陳列方法、商品作り、価格変更、売場変更等を簡略化)による省力化による人件費削減
・チラシなど広告宣伝費の削減
・ポイント制度中止
・スケールメリットによる仕入価低減」
等々、表向きの理由はいくつかあるが、それだけでは低価格にできない。
でも、「メーカー・問屋協賛金をこの店に集中させてます」とか「物流協力費や販売奨励金をちよっとだけつぎこみました」、ましてや「問屋さんに泣いてもらいました」とは書けない。
人件費比率でいうと、大体のスーパーは7%~10%。10%の店はなんとか省人化(人減らし)ができても、7%の店ではちょっとツライ。さらにサービス●業とかを黙認している企業なんかで省人化すると実質、1人が1.5人分以上の作業をしている(かも)ので、店がガタガタになる。
チラシなど販促経費比率は1%~2%。これを投入しても100円が99円になる程度。(荒利MIXの想定と結果が同じならば効果が出せそうだか)。
ましてや改装に経費をかけて、さらに損益を悪化させてしまう恐れもある。
そうはいっても、他企業はどんどんディスカウント店を出店し、大手も今まで扱わなかったサードパーティ的メーカーの商品に自社ブランド名をつけて低価格で販売してくる。
「このままではイカン。なんとかしないと・・・・・。ウチらしい生鮮の強みを残しつつ、安く売れる店を作れないか・・・」と試行錯誤。
と、勝手に妄想しながら店内を徘徊。
ディスカウントをしていないスーパーが低価格志向店を運営すると生鮮の扱いに戸惑うようです。どこのスーパーもそう。品揃えを徹底的に圧縮するか、あるいは加工作業を手を抜くか。センター加工にするか。
この店もそうですね。生鮮担当者はアッパーな商品を売りたいという願望を持っているが、低価格志向な商品との組み合わせに戸惑っている(と勝手に妄想)。
グロッサリーも、特売商品を平台へ積み上げるだけの陳列やゴンドラ最下段を段ボール陳列して、省作業売場をアピールしている。
でも、段ボールをカットしての商品入替陳列では作業数削減になりそうにない。やるなら、入荷形態そのままで陳列できるようにメーカーとタイアップしないと。今、単独でそんなことしたら余計に高くなるか。
で、店舗を訪問しての感想。レジのチェッカーさんがつけている「EQVO!」のエンブレムが気にいった。
●購入商品
「Fresh Price」と「Excite Price」があるが、今回はより低価格な「Excite」を選択。
・“雪蔵貯蔵”のじゃがいも。「ほお~。これがそうか」と、とりあえず購入してみた。
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惣菜は専門店(こころ寿司)が入っています。「完全手造り」と表示された「なつかしの鉄人串カツ」が気になった。いえ、商品ではなく、「完全手造り」という表示が。わざわざ大きなモノをつくる時に使う“造”という漢字を使用している(刺身の“お造り”は別として)。
“完全”という表示と合わせて、「もしかして、養豚から小麦粉の栽培まで自社でやっているのか?」とこれまた勝手な妄想。
↑ 冗談ですよ。けなしているワケでもないのです。こういう面白い表現や商品が気になる食彩賓館なんです。関係者の方、もし読んで気に障ったゴメンナサイ。
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