「都市型ミニスーパー1号店」イトーヨーカドー食品館阿佐ヶ谷店

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イトーヨーカドー食品館阿佐谷店
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-13-2
℡03-3330-1211
開店日 2010/10/01
訪問日 2010/11/06
・東急ストア跡地へ出店。
・都市型ミニスーパー1号店。
(10/1オープン当日の食彩賓館記事)

20101106
 
 イトーヨーカドーには敬意を払っております。
ある教育機関で数ヶ月の研修生活を送っていた若い頃の話。食彩賓館が社会人となって初めての社外研修です。同室のメンバーで刺身の商品(450円)に対して企業間の特徴を話す機会があり、そこで興味深い話を聞くことができました。(休憩時間の雑談ですが)
D社から派遣された人は「この刺身から菊花その他(当時、刺身には黄色のプラスチック製の菊花が入っていました)を取り除いて398円で売れないかを考える」と言い、IY社から派遣された人はこの菊花をプラスチックから本物の菊花に替えて498円で販売できないかを考える」と言った。
両者とも私の一学年上、それぞれ大企業から、しかも将来を嘱望されて派遣された方でした。流通業に入って、たかが二年目の若造の話なんだけど、妙に感心したものです。
当時の食彩賓館は社会人1年目。なんとなく指名されて研修にやってきたわけですが、彼らは社内試験を受けて、企業内から特別に選ばれて派遣された人々。でも、経験は食彩賓館よりも1年多いだけ。当時の食彩賓館としてはD社の人と同じ意識しかなかった。それが悪いということではなく、どちら(菊花を除くor本物に替える)を選択するかで、企業の性格が良くわかると今から思っても、なかなか意義のある雑談でした。
今なら、「刺身という、そのまま口に入れる商品に、プラスチック製の菊花のような食べられないものは入れてはいけない。生の菊花のように大腸菌群が多い未消毒の野菜なんか入れて欲しくない」と、味もそっけもない回答をしてしまうが、当時はIY社の人の話に感心したものです。
「安く売る」ということは小売業者にとって一番大事なことだと思っています。「品質に応じた価格でさらにそこから安く販売できるように自助努力、メーカー・取引先との企業間協力によって低価格を実現する」。そういったことが小売業にとって永遠に努力し続けなければいけないことだとは思っていますが、何か工夫して、付加価値をつけて荒利益をアップさせるなんて、とても知的でセンスが良いと、当時の若い食彩賓館は感動さえしました。
それ以来、IY社。つまりイトーヨーカドー社には敬意を払っています。
よって、低価格路線である「ザ・プライス川口店(2009/3/4記事)」を始めた時も、そして今回の「都市型ミニスーパー」へも、訪問して、いつもの「現地・現物・現実」確認を実践した次第。
「ザ・プライス」はただの安売り店ではなかったことに感心し(今はどうなんだろう)、そして「都市型ミニスーパー1号店」では意外性に驚きました。
 出身が南青山なので山手線内側の地域は小さい頃から馴染みがありました(オイオイ[E:coldsweats01])が、沿線外の阿佐ヶ谷というと、なにかロスやシスコの郊外の住宅地のようなハイセンスな住宅が立ち並ぶ街というイメージを持っていました(ここで東京出身でないことがバレてしまう)。実際に自分の車で街中を走ると、有名なケヤキ並木もただの暗い緑のトンネル程度だし、やたらゴミゴミしていて走りにくいし。「名古屋みたいに片側6車線くらいにせんかいっ」と思いっきり愛知県人的なことを独り言。
で、JR阿佐ヶ谷駅前に到着。
短時間の訪問時間しか予定していないため、道路脇の1時間限定コインパーキングへ停めようと探すが空きがない。ようやく空きを見つけたら「業務車用」の表示。さらに探すと1台空きを発見。さてお金入れるかと思ったら「300円」。「名古屋は100円だぞっ」と思いっきり田舎者的独り言をつぶやく。しかもサイフにはコインが200円。1000円札を使える自販機を探すが見当たらない。結局、あきらめてヨーカドー横の1時間まで400円の駐車場に停める。
この時点で予定していた30分を超過してしまった。“自称”南青山出身(南の方の「分け入っても分け入っても青い山」がある地方のこと)なんですが都会の走行には慣れていない。
 
 気を取り直して、西友の外観を撮影し、チョコ停。
20101106_4
すぐに出てきて、いよいよイトーヨーカドー食品館阿佐谷店に入る。入るというよりは降りる。地下1階。エスカレーター降りたら惣菜売場だった。今更、青果売場を探すのも面倒だったので、「必ず青果側から入る」という店舗訪問の師匠の教えに逆らい、惣菜から逆回りで店内を徘徊。
おそらく業界誌でも取り上げられるorすでに取り上げられているので、詳しくは語らないが、東急ストア跡地へ出店(これを「居抜き」と表現する人はいまいが)したためか、あるいは駅前ビルで、もともと複雑な建築物件で柱等の関係なのかは不明だが、やたら売場にぶつかる。元電鉄系スーパーらしい工夫と言うよりも、「これが都市型なんだなあ」と食彩賓館のような田舎者は勝手に思ってしまう。
話がそれるが、以前、あるベテラン店長が「老人が安心して買物ができるように、常に『自分が店内のどの位置にいるかわかるように』という安心設計を心がけている」と自店のことを説明してくれたことを思い出す。

 そのまま壁回り沿いに見物させていたたき、最後に青果売場に辿

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