博多らーめんばりばり軒 津島店(愛知県)豚骨ラーメン。大量調理機である回転釜を使用して作成したスープの濃度と営業時間の長さについて。

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博多らーめんばりばり軒 津島店
愛知県津島市宇治町茶の里87-1
℡0567-25-6777
営業時間 11:30~深夜3:00
(ラストオーダー 2:30)

●20140613博多らーめんばりばり軒 津島店 (3)

バリカタでオーダー

★20140613博多らーめんばりばり軒 津島店 (2)バリカタ ばりばりカンパニーの系列としては4店目の実食。「ばりばり軒」としては一宮店に続き、2店目の実食となります。
一宮店実食は2008/12/20なので5年半ぶりのばりばり軒となります。

さて、特徴的なのは大量調理施設で使われている回転釜を3基設置。提供するスペースとは別室にして入店する客から見えるようにしています。
つまり、(工場で一括調理するセンター厨房方式ではなくサテライト調理である)店内調理をアピール。

スープ室20140613博多らーめんばりばり軒 津島店 (6)

普通は寸胴鍋と呼ばれる円柱状のスープ調理器具で作られることが多いし、導入されたとしても調理スペースの関係から小さな回転釜を設置することが多い。
こちらでは大量調理施設で使う大きな回転釜を設置しているため、一度に大量のスープを作成可能。さらに回転釜の名前の通り、手前側に自由な角度で回転するた
め、撹拌したり、作成したスープを保管用の器具に移し替えたりするのも容易に操作可能です。難点としては、撹拌時やスープ移し替えの作業時に火傷等の労働
災害を起こすケースがあること。この点に注意すれば大変便利で効率の良い大量調理器具となります。
普通、営業時間の長いチェーン展開しているラーメン店ではセンター厨房で製造されたスープを店内に配送し、そこで再加温や味の最終調整をしながら長い営業時間の中で提供をし続けるのですが、こちらのよ
うな長い営業時間にも関わらず、自店作成したスープ(わざわざ回転釜を設置してあることを見せているのでそう思い込んでいますが)を長時間営業で使う時の
スープの水分の蒸発量を汁重量の何%程度と想定しているのだろうか。1ロットで作製したスープの当初の塩分濃度と、最後の方に提供されるスープの塩分濃度
をどうやって調整しているのだろうかとか、大量調理器具を見ると大変、気になってくる(笑)。

さて、久々のばりばり軒のスープ。
良いじゃあないですか。きちんと味の最終調整をしてあって、ピークタイムではなかったにも関わらず、きちんとした豚骨スープに仕上がっています。
難点はにんにく臭か。サラリーマンのお昼に食べるにはちょっとにんにく臭が気になります。
でも、当日は相手先を訪問する仕事の要件を先に済ませておいたので、少し安心してにんにく臭の香るラーメンをいただくことができました。
多店舗チェーン展開されている某豚骨ラーメン提供店と比較すると、こちらの方がより原料由来のうまみ成分を感じることができます。
麺はバリカタでお願いしましたが、前述の多店舗チェーン展開某店のバリカタよりはカタに近いかなという印象でした。

↓ ばりぱり軒一宮店 2008/12/20

20081220ばりばり軒一宮

20081220博多らーめん・ばりばり軒一宮 (1) ******************

◇ばりばりカンパニー系列店の記事
2009/11/29タンメン専門店 板谷(稲沢市)

20091121タンメン屋板谷

2013/12/12タンメン屋今伊勢店(愛知県一宮市)

20131117タンメン屋今伊勢店

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