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ラーメンは基本的に何でも食べるのですが、うどんに関しては味噌煮込みうどん以外を食すことが極めて稀。理由としては赤味噌文化圏に住するため、薄味のうどんに物足りなさを感じるのが理由。
当方、生まれは三重県南部の熊野地方。三重県北部であれば名古屋圏に近い食文化もあるように思われるが、熊野は独自の食文化を持つ地域。その熊野を含む茶粥を食す奈良県南部と合わせた南紀州食文化地帯内で少学生時代までを過ごしました。
そ の私が赤味噌に出会ったのは10代前半の頃。味噌は麦味噌しか知らなかったので当然、驚く、味噌汁が赤い。なんとか食すことができた赤味噌系のものはオデ ンの味噌ダレのみ。これは甘くてこんにゃくとかにつけると美味でした。そろばん塾(懐かしい)の帰りに駄菓子屋さんに寄っておでんを1本購入するのが冬の 楽しみでした。
大人になってから赤味噌を見直すことになったのは中年になってからです。まず、自分で赤味噌を作ったり、枡塚味噌で赤味噌の素晴らしさを知ったりがきっかけ。
・2008/01/10野田味噌 枡塚味噌 訪問記(愛知県豊田市)
↓ 自作の豆味噌つくりをした時の画像
ここ数年は味噌煮込みうどんにハマってますが、赤味噌(豆味噌)の主力産地である西三河周辺の味噌煮込みうどん記事が多いのはそのためです。
・2014/08/17すずみそ醸造場(愛知県幡豆町)
・2014/05/17岡崎城東曲輪桜茶屋で八丁味噌料理
・2011/09/25とよた五平餅学会(野田味噌:枡塚味噌)
・2008/01/10野田味噌 枡塚味噌 訪問記(愛知県豊田市)
さて、今回、実食の味噌煮込みうどんはアツアツでグツグツ状態で出てきました。これが本来の姿。写真も湯気でぼんやりしています(笑)。
赤味噌で煮込むから味噌煮込みうどんであって、煮込まないのは味噌スープうどんです。
具材も見ての通り、地ネギ、麩、揚、干し椎茸、鶏肉が入っています。
味はもう少し出汁感があっても良いかなと思いますが、これはこの店の特徴なんでしょう。なんでも濃ければ良いというわけではありません。
ただ、一点、残念なのは麺の固さ。少し緩めです。
ご主人は職人風な面様ながら、愛想のよい接客で好印象でした。
●鶴林古 (つるりんこ)
愛知県安城市安城町天草69
℡0566-75-9953
◇うどん
・2014/12/14香の兎(愛知県岡崎市)かしわの天ぷらうどん
・2012/02/19まるも食堂(愛知県碧南市)関西うどん
・2012/05/06静岡三宝うどん つるこしうどん(静岡市)
・2012/06/09手打ちうどん幸乃屋(兵庫県淡路市)
・2012/09/16みかわの郷本店(愛知県田原市)
・2012/12/22うどんミュージアム(京都市)
・2014/02/08彦兵衛(三重県伊賀市)亀山焼きうどん
・2013/02/16 うどん勢川本店(豊橋市)で「豊橋カレーうどん」
・2014/03/30つるつるうどん上州屋(愛知県豊田市)
・2014/06/09七越茶屋(三重県鳥羽市)伊勢うどん
・2014/11/22なごみの郷赤石店(愛知県田原市)
・2014/12/14香の兎(愛知県岡崎市)かしわの天ぷらうどん
◇味噌煮込みうどん
・2012/07/29二橋(にはし)(岡崎市)★
・2014/02/06 一よしで“煮込み”ではない「八丁味噌うどん」
・2014/03/02 豊田屋(豊田市)「味噌煮込みうどん」
・2013/06/02 田毎(たごと)(豊田市)で味噌煮込みうどん
・2014/02/23 めん処大八(知立市)で味噌煮込みうどん
・2014/08/23味噌煮込みうどん みづこし(岡崎市)
・2014/08/30大正庵釜春本店(岡崎市)
・2014/10/19うどん丸久(愛知県岡崎市)
・2015/01/10鶴林古(つるりんこ)(愛知県安城市)
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