4Pに近い5Pサイズをガス火でじっくりと関西風で焼く。うな博(愛知県額田郡幸田町)うな丼特上1700円肝吸付。価格は安い。 shokusai 10年前 ===食彩品館.jp記事検索===↓ 調べたい店・商品・場所・建物等を入力↓ ===食彩品館.jp記事検索=== オークワが出店を計画する幸田町へ行った時のこと。 近所のうなぎ屋さんが安くて美味しいよと地元在住の知人に言われていたのを思い出して、久々のうなぎを昼食とすることに。 ただし、知人曰く、「〇〇(食彩品館本名)の好みのうなぎ屋さんじゃないよ」ということらしい。 どんなうなぎが好みかはこちらのフローチャート図をご参考に(笑)。 時間は日曜日の午後13時。そろそろ店内も空く頃かと思って訪れると、広い駐車場はほぼ満車。 うなぎを焼く姿がガラス越しに見えます。 店内はカウンターと座敷。ちょうど1席空いたカウンターに座ることができました。 カウンターから調理の様子が伺えます。 カウンターから見て正面奥にうなぎを開く大きな木製のまな板。木製のまな板や木製の包丁の柄は大量調理の施設では保健所の指導もあって、あまり見かけなくなったので、こういった小規模な店でしかお目にかかれなくなりました。 え?普通にまだ使っている?。保健所はたまにしか来ないし衛生指導員は来るだけだし(笑)。 まな板の前には盛り付けテープルがあります。その盛り付けテーブルの端で、年輩の方と息子さんが交互に交代しながらうなぎを盛り付けています。 一番、注文の多いうな丼特上はご飯を少し盛り付けた後に3切れ乗せ、その上にごはんを盛り付けて、さらに3切れ乗せます。 要するに6切れ入りが特上のようです。値段から察するに3切れ、4切れが「上」、6切れが「特上」となるようですね。 へぇ~と感心したのは、うなぎを切り分けて、それぞれの器に盛り付ける時に店主が公平になるようにうなぎ数匹からアレコレ取り分けて盛り付けていること。 さて、肝心のうなぎ。 食彩品館の希望としては、関西風の場合、 1. 活鰻を仕入れて、清水や井戸水で数日、泥抜き「活かしこみ」をしている 2. 注文があってから活鰻をまな板の上に乗せ、腹開き。 3. 関西風なので金串を刺して、国産のたたくとキンキン響く備長炭でこんがりと焼く。 4. タレは創業以来の継ぎ足しにはこだわらないが、醤油、みりん、砂糖の製造メーカーがきちんと表示されている。 というような鰻が好みなんですが、この店は活かしこみは不明ながら一色のすぐそばなのでおそらく活かしこみしたうなぎを仕入れていると推測。 どうやらまとめて捌いて金串を打っておくようなので、上記の2.も違う。 そしてガスなので3も違う。 4も不明。 でも、注文があってから焼くことはしているようなので、まあ、良しとする。 盛り付ける前に鰻をカットしているのが良く見えます。 まず、頭を落として、しっぽを落として、ハーフでカット。さらに1/4に。そして1/8に。 うなぎの特上は一尾の6/8を使用しているようです。長焼きの持ち帰り価格が1,900円なので、1尾の3/4が特上1,700円というのは計算的には適正かな。うなぎは二段に分けてご飯の上と中に入っています。計6切れ。 ↓ 肝吸がグッド。 気になるサイズですが、4Pの小さいサイズか5Pの大きなサイズといったところでしょうか。 標準的な鰻が5Pサイズなので、少し大きめを使っているようです。 ちなみに4Pは1kgで4尾規格なので250g/尾(生きていれば“匹”)。5Pは同様に1kgで5尾規格なので200g/尾。 こちらの店の鰻サイズは4.5Pとすると、225g/尾 位でしょうか。少し大きめのサイズながら価格は長焼きで1,900円なのでお値打ちといえるでしょう。 味の感想なんですが、蒸し工程の入らない関西風なので皮がカリカリに美味しいのは当たり前として、身のふっくら感というか関東の蒸しのような柔らかさではない身のしっかり感が好印象。 ただし、少し鰻くささというか何か感じるものがあるのがちょっとマイナス点。 価格的には上々。1,000円代でこれだけの鰻の量を食べられるというのが嬉しい。 知人曰く、「以前は特上でも1000円台前半だった」というから、店主家族の努力と鰻産地に近いということもあり、以前より値上げしたとはいえ、まだまだ低価格を維持されている立派な鰻店だと思います。 ************************************************* ●うな博 愛知県額田郡幸田町六栗字中大迫21-1 ℡0564-62-4338 ================================= ◇鰻に関する食彩品館.jp 記事 ・・2015/07/24たま川(愛知県半田市)うな重特上・2015/06/26うな博でうなぎ特上丼(愛知県幸田町) ・2014/12/06うなぎ大国(愛知県安城市) ・2014/06/27うなぎ旭屋特上うなぎ(愛知県知立市) ・2013/12/19イトーヨーカドー安城店活鰻ライブ販売 ・2013/10/03うなぎ川安(愛知県豊田市足助)うな丼(上) ・2013/07/19うなぎ 旭屋(愛知県知立市)でW丼 ・2013/05/26ニコ天(豊田市稲武) ・2012/08/22うなぎ 旭屋の平日ランチ980円(愛知県知立市) ・2012/03/03浜名湖 うなぎ処 勝美(静岡県浜松市) ・2011/07/31岐阜県の土用の丑うなぎスーパーマーケットの売場 ・2009/11/02うなぎ いば昇(名古屋市)ひつまふじ ★・2009/10/31あつた蓬莱軒本店(蓬莱陣屋) ひつまぶし ・2009/07/19岡崎農遊館で店外で焼いている鰻(愛知県) ・2008/07/15鰻、関西風と関東風の違い =======================================食彩品館.jp記事は8000記事ほどあります ◇ラーメンに関する記事一覧https://wp.me/P66ssl-5Gc◇うどん、そば、冷麺、焼きそば、パスタに関する記事一覧https://wp.me/P66ssl-5Vg◇鮮魚と寿司に関する食彩品館.jp記事https://wp.me/P66ssl-5NK◇肉類に関する食彩品館.jp記事https://wp.me/P66ssl-6Dg============================