◆2017年盛夏 駒ヶ根・千畳敷カール観光(長野県)
・【駒ケ根観光その1標高2,612mまで乗り物で】
・【駒ケ根観光その2千畳敷カール高山植物】
・【駒ケ根観光その3菅の台エリア①JA上伊那駒ケ根】
・【駒ヶ根観光その4菅の台エリア②すずらんハウス】
・【駒ケ根観光その5菅の台③農産物直売所】
・【駒ケ根観光その6露天こぶしの湯】
・【駒ヶ根観光その7】南信州ビール味わい工房
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秋に1回、早春に1回。冬に子供を連れてスキーで1回。仕事では3~4回でしようか。信州駒ヶ根行は。
↓ 家族でスキー2000年(平成12年)
そのうち、千畳敷まで上がったのは2回。紅葉と残雪の時期にそれぞれ1回。
このところ、高山植物を眺める旅をしているが、中央アルブス付近の高山植物観察旅行はしていないので、家人と何時行こうかと昨年より相談していました。
時期としては梅雨明けの7月下旬が千畳敷周辺の花のピークと思われるが、なかなか家人と日程調整がうまく行かず、結局、8月第一週になってしまった。
あいにく天候が不安定で天気予報は「雨」。その後、「曇のち雨」に修正されたものの、一日のうちに晴れ→曇→雨を繰り返していることを現地の情報で知る。
前日も、天気予報は雨ながら、ライブカメラを見る限り千畳敷直上の宝剣岳はくっきり見えていて、時間帯によっては青空が広がっているのを確認することができた。
せっかくなので、 久々の登山計画というか、高山植物鑑賞を主目的として、そのついでの山歩き計画を立案。
中央アルプス駒ケ岳へは標高2,600m付近までロープウェイで登ることができるので登山としては初級コースながら、3,000m級の高山はいろいろな危険が潜む。
高山植物鑑賞が主目的なので山歩きの時間は3~4時間程とすると、千畳敷カール直上の宝剣岳(標高2,931㎡)か木曽駒ケ岳(標高2,955m)のいずれかになる。
まずはヤマケイの登山計画ソフトでルート確認。
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◇千畳敷~宝剣岳~千畳敷
□行程 標準150分
千畳敷(08:00)・・・極楽平(08:35)・・・三ノ沢分岐(08:45)・・・宝剣岳(09:25)・・・宝剣山荘(09:50)・・・乗越浄土(09:55)・・・千畳敷(10:30)
□水平移動距離 約2.3km
□積算標高差 上り:約330m ,下り:約330m
前回の登山は1991年の槍ヶ岳~上高地往復だったので、その時と比べるとはるかに容易なコースタイム・標高差ながら、宝剣岳は鎖場が連続するため雨が降ったら怖い<(_ _)>
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◇上高地~槍ヶ岳~上高地
□行程 580分
河童橋(08:00)・・・明神(08:50)・・・徳沢(09:50)・・・横尾(11:00)・・・一ノ俣(12:00)・・・槍沢ロッヂ(12:40)・・・ババ平(13:10)・・・水俣乗越分岐(13:40)・・・天狗原分岐(14:30)・・・グリーンバンド(15:30)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(16:10)・・・槍ヶ岳山荘(17:10)・・・槍ヶ岳(17:40)
□水平移動距離 約18.6km
□積算標高差 上り:約2,113m
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駒ケ岳往復コースかなあと思いながらも、午後からは天候が不安定であるため、登山開始の千畳敷駅には朝一番の始発ロープウェイに乗車したい。マイカー規制があるため、麓からロープウェイの発着場まで乗車するバスの乗車時刻は「菅の台バスセンター」で6時15分発。さらに逆算して自宅を出発する時間は・・・・・。
なんとなく登山はやめようかという雰囲気が家人との間で漂う(‘_’)。
天候次第だねということにして、現地で体調と天候を確認しながら登山するかどうかを決める。とはいえ、それなりの装備は必要なので、久々に山行準備。
愛用の日帰り登山用のカリマーのザックにハイドロシステムをつけてその他、持っていくものを点検してと、こういった時間が一番、楽しい(^_^)。
ところが・・・。中央高速が途中で事故通行止め。手前のインターで降りて地道を進むも渋滞ということで、到着は予定よりも1時間以上、遅れ。
なんとなく登山はやめようかという雰囲気が家人との間で漂う。Part2(‘_’)
前回、この地を訪れたのは子連れスキーだったが、駒ケ岳ロープウェー乗車は25年ぶりくらいか。
マイカー通行止めの菅の台の駐車場に近づくが、駒ケ岳方面はガスっている。
ただ、ライブカメラを見る限り、宝剣岳がくっきり見えているため、千畳敷の天候は今のところ良さそう。
結局、菅の台バスセンター7時45分発のバスに乗車。当初計画の1時間半遅れとなってしまった。往復のバスとロープウェイがセットになった切符を購入。待っている人は私達を入れて30名程。駅から乗ってきた方々は10名程。なんとか席をゲット。平日でこの状況だと土日は大変だな。
しらび平へは約30分のバス乗車。過去、往復2回乗車しているが、まったく記憶がない。
バスはどんどん高度を上げていくが、途中、地蔵平付近でアサギマダラが飛んでいるのを見かけた。ラッキー。帰りは猿の軍団も見たが、前回見たカモシカには遭遇しなかった。
予定通り、30分のバス乗車でしらび平に8時15分に到着。売店でmont-bellコーナーがあったが帰りにじっくり眺めることにしてロープウェイの列に並ぶ。
しらび平発は8時30分。バス到着から15分待ち。
標高はすでに1,662m。
◇地図
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ここから7分30秒の乗車で千畳敷駅まで私達を運んでくれる。ありがたい。
・全長 2,334m
・標高差 950m
・定員 61人
・所用時間 7分30秒
標高差950mということで、1,600m付近から一気に2,600m付近まで上昇するため、一番の心配は高山の影響による体調の変化。私は標高2,500mを超えると頭が少し痛くなるという高山の影響がでるのです。
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◇駒ヶ根ロープウエイ
・中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ
℡0265-83-3107
受付時間 8:30〜17:00
・4月15日〜11月30日運行
始発7時 往復2,260円
30分間隔の運行毎時(00,30)※ゴンドラ2機で運行
菅の台バスセンター往復 1,640円(時間30分片道)
駐車料金 600円/日
・路線パス時刻表(2017年)
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↓ ロープウェイからの景色
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千畳敷駅に到着しました。
なんと・・・。晴れています。青空の宝剣岳がくっきりと。
素晴らしい天気です。
体調のことも心配なので、まずは千畳敷カールの散策から始めることにしました。
ところが・・・・・
・千畳敷カール散策。高山植物とカールの景色に 続く
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◆覚書
◇駒ヶ根観光
◇高山植物(ロープウェイHP)
◇駒ヶ根観光パンフレット-1
◇駒ヶ根観光パンフレット-2
◇千畳敷遊歩道マップ
◇駒ヶ根高原周遊マップ
◇木陰のパノラマ遊歩道
◇駒ケ岳ロープウェイ
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●千畳敷ホテル
長野県駒ヶ根市赤穂1
℡0265-83-3844
受付時間 8:30〜17:00
◇地図
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