つくで手作り村勇気工房製造「唐辛子味噌(ぼたんこしょうと青とうがらし)」。中野市永江地区(旧豊田村),伝統野菜,斑尾ぼたんこしょう保存会,かぐらなんばん(神楽南蛮)。みそごぼうは個人製造
★唐辛子味噌
ぼたんこしょう,青とうがらし,赤味噌,一味,砂糖みりん,胡麻,生姜,
「原料原産地名」が愛知県新城市作手産となっているが、「一味,砂糖,みりん,胡麻,生姜」もそうなのかは不明。
この場合、原材料のあとに()をつけて産地表示した方が適正かと。
「ぼたんこしょう」
形状がピーマンに似ていて、同じナス科トウガラシ属。
辛味の中にうま味、甘味を感じる独特の味わいがある。
北信州にある斑尾山麓の長野県中野市永江地区(旧豊田村)の伝統野菜。
果実の先端付近の深い溝の形状が牡丹の花のように見えることから命名。
伝統野菜だが、栽培地が徐々に減少する中、2008年に「斑尾ぼたんこしょう保存会」を立ち上げ、生産振興に取り組んだところ、同年に「信州の伝統野菜」に選定され伝承地栽培認定。
その後、セブンイレブンが2013年に長野県限定で「ぼたんこしょう」を使った「唐辛子入り味噌豚そぼろ御飯弁当」と「手巻おにぎりしそ香る!唐辛子味噌」を販売したことで県内知名度がアップ。
ニュースリリース2017/08/24
対抗して地元イオンでも「ぼたんこしょうおにぎり」を販売している。
中野市では2017年度より「原産地呼称管理制度」を導入し、さらなるブランド力向上に取り組んでいる。
<認定条件>
・中野市永江の標高600〜800mの畑で栽培
・キノコの廃培地を土作りに活用
・中野市原産地呼称管理制度の品目別官能審査会で認定
「ぼたんこしょう」は長野県中野市永江地区の伝統野菜とされるが、新潟県長岡市旧山古志村周辺にも「かぐらなんばん(神楽南蛮)」という名称を持つ類似伝統野菜がある。
かぐらなんばんは実の底面がゴツゴツしていて神楽面のようだということで命名されたという。
さらに同類品種で魚沼と上越にもかぐらなんばんがあるが、一応、本家は「山古志かぐらなんばん」としてブランド化に取り組んでいる。
「ぼたんこしょう」は長野県中野市永江地区の伝統野菜と紹介したが、同地でも標高が800m以上の場所でないと辛くならず、大きく育たないという。
今回購入した作手高原の標高は500mから700mで、標高800mに満たないが、育つようですね、
◇中野市永江の場所
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もう一品、味噌系漬物をつくで手作り村山家市で購入。
★味噌ごぼう
原材料はごぼうみそみりん。最後の文字は酒?。
賞味期限が2ケ月近くある。
自分で味噌ごぼうを作る場合は以下の方法がおすすめ。
・ごぼうを短くカット。
・酢水で30分ほどアク抜きした後、キッチンペーパーで水分をふき取る。
・湯を沸かし、鍋にごぼうを入れ、さらに30秒程加熱する。
・赤味噌に味醂や酒を使って合わせ味噌を作る。
・好みで七味唐辛子を加えても良い。
・ごぼうに味噌をまぶし漬け込む。
・漬け込む期間は冷蔵庫で3日から1週間だが、そのあたりは好みで。
・ゴボウとニンジンを同時に付け込むことも可能。
でも、自分で漬けるとなかなか食感やら漬け込み具合が難しい。
どのような出来栄えになっても御飯の上に乗せると美味しくいただけるから不思議。
(2020年4月の愛知県緊急事態宣言前の訪問記事です)
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◇新城市作手訪問記
・2020/05/06道の駅つくで手作り村
・2020/05/08古宮城(新城市)続100名城
・2020/05/11鬼久保ふれあい広場(新城市)
・2020/05/13高原のパン屋麦の家(新城市)
・2020/05/15山の幻作手産ミネアサヒ
・2020/05/18亀山城址(愛知県新城市作手)
・2020/05/20ショウジョウバカマ山家市
・2020/05/24巴川平地分水点。三河の由来
・2020/05/26とまとソフトクリーム,りんか409
・2020/05/29美河ハム,スモークチキン
・2020/06/01甘泉寺のコウヤマキ,鳥居強右衛門墓
・2020/06/03道の駅つくで手作り村味彩館
・2020/06/09唐辛子味噌(ぼたんこしょう)
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