「ほうとうと松茸ご飯」の団体食。信玄館(山梨県甲州市塩山)ほうとう風林火山,おざら,ゆもり,ラーほー,信玄甲冑,黄金の信玄像,朝採れシャインマスカット,見晴し園,忍野八海,ハーブ庭園,山梨県立富士山世界遺産センター,河口湖温泉,ブリーズベイレイクリゾート河口湖,安芸津,白南,植原葡萄研究所,差出磯大嶽山神社,御岳昇仙峡,

★食べログ記事をアップしました↓
・信玄館(山梨県甲州市塩山)ほうとう風林火山,松茸
===============

　「本場(山梨県で作出)のシャインマスカットを現地(朝採ならぬ“今採れ”)で食べたい」という妻のリクエストで「山梨へシャインマスカットの食べ放題と河口湖の温泉や忍野八海」というツアーに夫婦で参加した。
その途中にある団体客向けレストランで昼食。

入口の黄金の信玄公は店の前の景林寺にあるご自身の墓所を見ているとか。
↓　黄金の信玄像

　店外に製麺所があり、提供・販売される麺は自家製。
↓　製麺所

　館内に入ると土産物を販売する売店があり、食品の他にも甲冑等の見本展示もあり、なかなか見ごたえがある。

　食事処は個人客向けの1Fほうとう風林火山 (66席)、団体客向けの2Fテーブル席(296席)、3Fテーブル席(168席)があり、今回は2階で実食。

★ほうとうと松茸ご飯

　名物料理だが、山梨で本格的な「ほうとう」をいただこうとすると、注文から30分は待たなくてはならない。(注文から手打ち麺を茹で上げるのに必要な時間)
今回は団体旅行なので出来上がりの団体食メニューをいただいた。
団体食メニューを見ると1,650円(税込)と1,320円(税込)があり、現物写真と見比べると、「名物ほうとうと山菜おこわ膳1,320円(税込)」のタイプ。

でも、今回はツアー特別メニューで「松茸」がついています。山菜おこわが松茸おこわにアレンジ。
どうやらおこわに入っている小さな菌茸類が松茸に見えなくもありません。

一応、30年以上前に仕事で松茸を季節になると調達していました。当時は産地名は表示されていなくて「広島松茸」とか箱に地名が書いてある(^ー^)。
1993年(平成5年)のJAS法改正により、特定の青果物について原産地表示を義務付けられ、さらに2000年(平成12年)に生鮮食品品質表示基準の制定によってすべての生鮮食品について原産地表示が義務付けられてからは“自称”国産風松茸が激減。きちんと“中国産”“カナダ産”“アメリカ産”と表示して流通してましたよ。
それではこの松茸の産地は？。このメニューにおいて松茸は外食の農水省ガイドラインでいうところの“こだわり食材を使ったメニュー”になるかも？。さて、どうなんだろうか。ガイドラインなので強制力はなく、罰則もないので産地表示するかは各企業・飲食店・惣菜店の判断に拠るが、このあたりもコンプライアンス意識が表れるので興味深い。

　気を取り直して刺身コンニャクや煮物総菜をつまみながらほうとうがしっかりと煮えるのを待つ。

そろそろかなと思って蓋を取ると、いい感じになっています。

まずはカボチャを取り出していただく。山梨のほうとうには必須の食材ですね。

ほうとうは自家製の生麵を使っているという触れ込みですが、団体食メニューなので煮込み時間や火力の調整もできにくいこともあって、本格的なほうとう専門店と比較するようなヤボなことは言いません(^ー^)。
団体食は時間通りに喫食できることが最大の目的であり、味や原材料にこだわりがある人には向かないのが常です。
今回のように、温かいメニューをいただけただけでもありがたいと思うようにしています。

ご馳走様でした。

　ところで、ほうとうの食べ方としては今回のような煮込みタイプの他に「おざら(冷水で冷やしてつゆにつけて食べる)」もあるが、「ゆもり」という温麺につゆをつけていただく食べ方もあり、季節や外気温に合わせていろいろと工夫されている食堂もある。
当店では“おざら”を季節限定で提供。

最近では「ラーほー」というラーメン感覚のほうとう料理もあると聞くが、出会ったことはまだ無い。

　帰りに売店でお土産品購入。

壁にマグネットボードを設置して飾っている。各地で購入するマグネットは立体信玄公タイプ。お洒落なものよりもこういったゴツイ&ベタなマグネットが好き。

　売店には大河ドラマで中井貴一氏が着用した信玄甲冑が展示されていたり、お土産購入以外にもお楽しみがある。
↓　大河ドラマ着用甲冑展示

==================

●信玄館（しんげんやかた）
山梨県甲州市塩山小屋敷2311-1
℡0553-33-3555（代）
営業時間
売店　8:30～17:00（※年末休業有）
1F喫茶,食堂
　平日　11：00～15：30
　土、日、祝　10：30～15：30
（ラストオーダー15：00）

===================
◆2022年9月2日～9月3日
「シャインマスカット食べ放題と富士山・河口湖　2日間」

●9月2日
・駿河湾沼津SA
　↓　おさかな丼屋 とと丸食堂(村の駅運営)
桜エビとシラスのミニ丼。プラスエビ汁。エビはアルゼンチンレッドだった(T△T)。

　↓　駿河庵(ニラックス)沼津ぶっかけうどん　

******************
・忍野八海

富士山は見えない
******************
・ハーブ庭園

　富士山は見えない
******************
・山梨県立富士山世界遺産センター

↓　富士山は見えない

******************
●9月3日
・見晴し園(笛吹市)
　(朝採れシャインマスカット狩り食べ放題［約30分］)

　大房　55粒。

　↓　サニードルチェとピオーネ

↓　無料お土産付き

***********************
・差出磯大嶽山神社
山梨県山梨市南１３７６番地（万力公園北）
主祭神大山祗命など
読み方は「さしでのいそ だいたけさんじんじゃ」。
古今和歌集「しほの山差出の磯に住む千鳥君が御代をば八千代とぞ鳴く」に
歌われたように、内陸部でありながらも海辺の磯のように見えたことから
人気の御朱印はSNS映えしないオーソドックスなものを選択。

　富士山は見えない。

・信玄館(山梨県甲州市塩山)
「ほうとう」と松茸ご飯。黄金の信玄像。
店前には武田信玄公の墓所である恵林寺がある。

********************
・御岳昇仙峡(山梨県甲府市)

40年ぶりに訪れる。紅葉の時期ではないので空いている。柱状節理の花崗岩および輝石安山岩の奇岩を眺めながらハイライト区間のみ歩く。

覚円峰(高さ約180m)

石門

 桔梗信玄餅と山下清展のクリアファイル(長岡の花火)

*******************

・中部横断自動車道で南下し新東名高速に合流。
ようやく富士山が見えた。山梨県側（中部横断）と静岡県側（新東名）の富士山。