本日2本目の記事
一本目は
・猿投神社と左鎌(愛知県豊田市)
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最近、というかここ数年、神社仏閣を中心に国宝の彫刻や建築物を拝観・見物するのが趣味となっています。
食彩賓館の本拠地である愛知県にも国宝建築物がいくつかあるわけですが、そのうちの一つが未訪問。近くまで何回も行くものの、国宝よりもスーパーマーケットやラーメン屋さんが気になるので、ついついスルー(笑)。今回、なんとか時間を作って、犬山通過時に寄ることができました。
国宝 如庵
愛知県犬山市犬山御門先1
名鉄グランドホテル敷地内
・国宝茶席3名席の1つ(他は、待庵<京都山崎妙喜庵>、密庵<大徳寺龍光院>)。
・1618年建仁寺の塔頭である正伝院(織田織田有楽齋が再興)の茶室として建造。
・1908年東京に移築。1938年神奈川へ移築。
・名鉄が1972年に現在地へ移築。
有楽苑前で記念撮影して中に入る。見学料金が結構高いのに驚く。
方向指示に従い、歩いていくと、古図により復元された「元庵」が見える。
さらに進むと立派な門がある。
「岩栖門(いわすもん)」という。
岩栖門から旧正伝院書院(重要文化財)北庭に入る
有楽椿やひとつばたごの樹を見て、書院の端を少し見ながら徳源寺唐門方面へ向かう。途中広芝生が美しい。
順番としては続いて弘庵へ向かい、嘯月台(しょうげつだい)、水琴窟。
弘庵をぐるっと回りこみ、もう一度、旧正伝院書院へ萱門(かやもん)をくぐる。
正面に旧正伝院書院。右側に国宝 如庵。如庵前には有楽好み井筒、釜山海がある。
庭、そして建物全体を眺める。もちろん有楽窓も覗く。
食彩賓館の好みとしては「文化的価値」よりも「歴史的価値」。古ければ古いほど嬉しいということで、飛鳥~奈良時代の建築物と比べると少し印象が薄い。
ただし、そこに織田有楽齋が住んでいたとなると話は別。建物よりも道具の方が気になってくる。そういったものを含めて展示していただけるとうれしいなあ。
もう一度、如庵を眺める。そうか。これは眺めるんじゃなくて(茶室として)使わないと価値がわからないんだなと納得。
最後はもう一度、元庵。
待合室(↑写真右側)に座りたかったが、ぐっと我慢([E:coldsweats01])。
国宝は国の宝。こうやって拝観することで、維持保存のお役に立つのならば、それはそれで嬉しいと思う。
●資料
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●国宝 犬山城
記録を見ると2008/11/01に訪問しているが、ブログ記事を検索しても出てこない。おそらくSNSの方にアップしていると思う。
ということで、今回は中に入らずに、風景写真を撮影しました。
●愛知県・岐阜県の国宝に関する記事
・2009/2/8 金蓮寺国宝弥陀堂(愛知県吉良町)
・2010/03/07虎渓山永保寺で国宝を拝観(岐阜県多治見市)
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●その他、国宝・重文・史跡等についての記事一覧は項目別記事検索ページにあります。