忍辱山 円成寺で念願の国宝 大日如来坐像拝観(奈良県)

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本日三本目の記事

一本目は
通りがかった「自然生とろろ御膳 華花」で食事(長久手町)
三本目は
【備忘録】新店・改装オープン 注目情報10/16

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忍辱山 円成寺(にんにくせんえんじょうじ)
奈良県奈良市忍辱山町1273
宗派 真言宗御室派
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)天平勝宝8年(756年)
開基 (伝)虚瀧、聖武・孝謙両天皇(勅願)
文化財
春日堂・白山堂、木造大日如来坐像(国宝)
本堂、楼門、宇賀神本殿、石造五輪塔、木造阿弥陀如来坐像、木造四天王立像(重要文化財)
庭園(名勝)
参拝日 2011/09/29

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 美しい仏像はたくさんありますが、見た瞬間に引き込まれる仏像はそれほど多くありません。例えば、那智山青岸渡寺のご本尊「如意輪観音」(2009/3/29)、東寺(2009/4/4)の「羯磨曼荼羅」群。興福寺の「無著・世親菩薩立像(2009/5/17)」、さらに唐招提寺「鑑真和上像」(2011/6/19)。室生寺の「十一面観音立像」(2009/12/13)、聖林寺「十一面観音立像」(2010/4/11)。
迫力という意味では金峯山寺の「蔵王権現」(2010/12/12)も。
もちろん有名な広隆寺「弥勒菩薩」(2008/7/10)や興福寺「阿修羅像」などもそうです。
今回、参拝した円成寺にはずっと拝観したいと願っていた、運慶作「大日如来坐像」があります。
Photo
 到着時間が遅く、本堂内は薄暗かったのですが、お寺の方が懐中電灯で照らして内陣の柱に描かれた菩薩を浮かび上がらせてくれました。これには感動。うっすらと消えかかった部分は雨漏りの所為だという説明に驚くとともに、文化財保護の難しさも感じました。
本堂で文化財を拝観した後は多宝塔に安置されている大日如来坐像拝観。
ガラス越しに見る大日如来。寺の工夫である道具が用意されていて、それで見るとクッキリと大日如来像を拝見することができました。感謝。

 庭園の樹木はうっすらと紅葉が混じり、夏の終わりと初秋を堪能できました。
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●資料
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●神社仏閣に関する記事の索引はこちらのページの「 神社・仏閣 ・旧跡」項目にあります。

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