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マツヤ丸子店がオープンしたので移動中に寄り道訪問(朝炊き直送ホタルイカ)

 長野県は独身時代から結婚当初にかけて毎年、10回は旅行に行ってました。
スキー、登山、観光。妻との初デートも白馬でした。さらにバイヤー時代は北信から南信までを毎年、ぐるっと訪問。食彩賓館が開発した産直商品「朝採りレタス」や「朝もぎ無選別キュウリ」「一株えのき」など多数あります。
そんな思い出たっぷりの長野県ですが、スーパーマーケットはあまり訪問していないのです。なのでマツヤ社初訪問もほんの数年前。長野市遠征ついでに訪問した新店の「長野赤沼店」。以来、何店か訪問していますが、記事にするのは2回目。今回の遠征では、上田市(アリオ)から諏訪市(いちやまマート)へ向かうルート上にあるため、付近の店舗と一緒に寄道訪問した次第。

マツヤ丸子店(移転)
〒386-0404 長野県上田市上丸子331-3
℡0268-42-7200
開店日 2011/04/20
訪問日 2011/04/23

 マツヤ社らしくない色使いの外観と隣に鮮魚店が出店しているのが特徴。鮮魚店は敷地横の魚久海鮮センターが出店した模様。先に鮮魚店を覗く。

魚久鮮魚店(以下海鮮センターのデータ)
長野県上田市上丸子261-38
℡0268-42-4627

店前で野菜も販売し、店内には立派なサイズの鯉の切身が一尾分で販売され、店舗自家製の鮮魚惣菜や酢〆されたコノシロやサバに混じって「自家製〆マス」まで取り扱っている。さすがにサバとマスは購入する勇気がないので自家製イカの塩辛を購入。パッケージに表示がなかったので使用しているもの(原材料)を口頭で質問。
ちなみに持ち帰り時に塩辛のフタが外れたようで少し流出してしまったのが残念。残った分を食べたところなかなかの味でした。もったいないことした。

 さて、マツヤ上田店へ。
マツヤ社を訪問しても記事にしないのは「(記事に)なりにくい」スーパーのため。つまりオーソドックスでこれといったサプライズも用意されていないのが理由だったが、今回はちょっと違う。鮮魚で面白い商品を発見した。
「築地直送」と表示されているが、チラシを見ると「日本海直送」となっているチクハグな売場は曜日で運んでくる港や市場を替えているからとか。訪問当日は「日本海」でした。

鮮魚出身のスーパーらしく、魚にはこだわりがあるようで、鮮度の良いものからお値打ちなものまでいろいろと取り揃えています。
当日の日替わり品のホタルイカを見ていたら隣にやたらツヤの良い、ふっくらとしたホタルイカが目に止まる。朝獲れを浜炊きして直送。単価が特売品198円/100gに対して、298円/100gと高いのだが、そんなことはどうでも良いくらいの品質であることは一目瞭然。ご存知のように富山のホタルイカは他県のような地引網ではなく定置網漁。なのでホタルイカがストレス少なく、生きたまま水揚げされ、それを浜で茹でるのだという。さらに冷やしてから店舗へ直送。即 購入決定。良いものを見つけることができました。
当日の夜帰ってから実食の感想。
うまいのです。身の歯ざわりと内臓と一緒にいただいた時の旨さといったら思わずニコッと笑ってしまうくらいの味。もしも、朝茹でをその場で食べることができたら、そこら中を走り回ってしまうくらいの味でしょうね。
ちなみに翌日に数個残しておいて食べたら、普通の味になっていました。茹でたものでも鮮度が命。それでも、その辺で購入するホタルイカとは味が違う。
高速ルートで諏訪へ向かわず、地道で丸子まで来た甲斐があったというものです。これだけで満足できたマツヤ上田店訪問でした。

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●食彩賓館的印象
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★☆☆☆
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★★★☆☆
(オープンのため)
サービス  ★★☆☆☆
リピート  ★★☆☆☆
視察向け ★★☆☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
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